■「加瀬英明のコラム」メールマガジン



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 日本を守る② 東アジアを“無秩序”にした日本国憲法


 トランプ大統領の5ヶ国にわたったアジア歴訪は、アジアといっても、北朝鮮危機の行方が、アジアにとって最大の問題であることを、あらためて示した。

 トランプ大統領は日本に2泊して、手厚い歓迎を受けた後に、韓国に1泊し、中国に2泊した。

 小さなことかもしれないが、韓国と中国の国賓晩餐会で発表された献立(メニュウ)に、注目したい。

 ソウルの晩餐会では、不法占拠している竹島(韓国が独島(ドクト)と呼ぶ)のエビを供した。竹島を盗んでいるから盗品だ。

 他方、北京の人民大会堂における晩餐会では、中国が不法に7つの人工島を建設、内海にして支配しようとしている南シナ海の魚が供された。

 韓国と中国の歴史は、王朝が興っては滅び、政敵の食物に毒を盛って葬ってきた。品位のない国であることを示している。

 韓国、中国は油断も隙も、あったものでない。日本だけが真っ当な国なのだ。

 北朝鮮危機がいつ爆発するか分らない。日本がある東アジアは、アナーキー(無秩序状態)にある。

 枝野幸男氏たちの立憲民主党を支持した、「専守防衛」を信仰している人々は、これまで憲法第九条が日本の平和を守ってきたと信じていよう。

 だが、東アジアをこのような無秩序状態にした最大の原因は、何だろうか。

 日本国憲法である。もし、日本がサンフランシスコ講和条約によって独立を回復した後に“マッカーサー憲法”を改正して、日本より経済規模が半分しかないイギリスか、フランス程度の軍事力を整えていたとしたら、弱小国にしかすぎない北朝鮮によって侮られることはなかった。

 イギリスとフランスの経済規模を足すと、ちょうど日本と並ぶ。両国は核武装しており、それぞれ空母や、核を搭載した原潜を保有している。

 そうであったとしたら、北朝鮮が日本列島を試射場として使って、頭越しにミサイルを撃つことはなかった。

 中国が隙あらば尖閣諸島を奪おうとして、重武装した海警船によって、連日包囲することもなかったろう。

 いったい「平和憲法」が、どのようにして日本の平和を守ってきたのだろうか。イギリス、フランスを手本にしたい。