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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は。中国膨張主義に目を向けよう。
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バスケW杯は台湾侵略を支持するか―国際スポーツ界の堕落

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2017/11/04/Sat

バスケットボールワールドカップのアジア予選が間もなく始まるが、主催者である国際バスケットボール連盟(FIBA)のホームページが掲げた出場チーム一覧で台湾は「Taiwan,Province of China」(中国台湾省)と表記された。

台湾は国際五輪委員会(IOC)の方式に従い、「Chinese Taipei」の名称で参加することになっている。

台湾メディアの十一月一日の報道によれば、台湾のバスケットボール協会はこの「誤植」を糾すようFIBAに要請。私が四日にホームページを確認したところ、すでに「Chinese Taipei」へと修正されていた。

しかし、これを「誤植」と言うのだろうか。「Chinese Taipei」にしても「中国領台北」の意だ。なぜこれに対しても「誤植だ。Taiwanと呼べ」と訴えないのか。

台湾では、この「China」は中華人民共和国ではなく中華民国を指すとして自らを納得させ、国際スポーツ競技会から排除されないようにしてきた、しかし中華人民共和国の顔色をうかがってばかりのIOCにとり、「China」とは中華人民共和国以外の何物でもないのである。

もしそれが「中華民国」を意味するのなら、中華人民共和国はそれを断じて許さない。

「Taiwan,Province of China」とは、まるで台湾が中国に侵略、占領されたかのような悪夢を連想させる、実にショッキングな「誤植」だが、「Chinese Taipei」も全く同様だ。そもそも同じ意味だからこそ、FIBAはこうした「誤植」を犯したのだ。

それにしても国際スポーツ界とは、なぜここまで中国に迎合し、台湾の尊厳すら一顧だにできなくなっているのか。中国迎合が生んだ堕落だ。スポーツマンシップも何もない。

中国の台湾侵略を正当化するようなことはしてならない。二〇二〇年に開催されるの東京オリンピック、パラリンピックは日本での開催だ。正義を愛する日本人は、断じて「Chinese Taipei」などと台湾を呼んではならない。

台湾でも今、「Taiwanと名のろう」との声が急速に広がりつつある。
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発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)

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