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【RPE】★資本主義の終焉と、次の時代

RPE Journal==============================================



     ロシア政治経済ジャーナル No.1601


                 2017/8/18

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資本主義が終わると、どんな時代が来るのでしょうか???


詳細は、【本文】で!↓








(●本文へ↓)
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★資本主義の終焉と、次の時代


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


日本人は、一つの分野を、どこまでも極めていくのが得意です。

一方で、「大きな話」は苦手なのですね。

ロシア人は、「大きな話」が得意です。

たとえば、リーマン・ショックの少し後、ロシアの大学教授にあった。

「最近、どんなことしてますか?」と聞くと、

教授は、

「アメリカ没落後の新世界秩序について、学生たちと話し合っている」

といいました。

私は、「相変わらず、でかいな・・・」と思いました。



▼閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済



というわけで、日本人の書く本は、「○〇の技術」といった本が多いです。

「歴史観」とか「世界観」とかを語る本は、あまりない。


マルクス、フランシス・フクヤマ、ハンティントン、ラビ・バトラのような「大きな話」をする人は、あまりいません。


ところが、水野和夫先生は


●「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」

(詳細は→ http://amzn.to/2w1B6I4 )



の中で、日本人離れした「でかい話」をされています。

先生は、民主党政権時代に政府で働いていたので、保守派の皆さんは、敬遠されるかもしれません。

しかし、「民主党政権時代に働いていたこと」と「本の面白さ」は別次元の話です。



▼トランプと資本主義の終わり



さて、2016年、二つの重大事件が起こりました。

一つは、イギリス国民投票で「EU離脱」を決めたこと。

もう一つは、アメリカ大統領選でトランプが勝ったこと。


これが、「反グローバリズム的な動き」であることは、誰でも知っています。

なぜそういう動きが強くなってきたのでしょうか?

水野先生は、ここで「大きく」出ます。



<大きな歴史の見取り図をもとに言えば、一三世紀初頭に始まった資本主義が最終局面を迎えているここと無縁ではありません。>(4p)


どひゃあ~~~。

4pですでに「資本主義が最終局面を迎えている」ときました。



▼「資本主義の終わり」意味は?



ところで、「資本主義が終わる」という話、他の人からも聞いたことがあるかもしれません。

しかし、「なぜ資本主義が終わるか?」をきっちり解説してくれた人はいましたか?

たぶんいなかったはずです。

水野先生は、「資本主義が終わる」という言葉の意味を明確に解説してくださっています。



<投資をしても利潤を得ることが極めて困難な「資本主義の終焉」という「歴史の危機」>(同上)



なるほど~。

投資しても利潤を得ることが極めて困難になるのが、「資本主義の終焉」なのですね。



▼グローバリズムの正体



そして、先生にいわせると、「グローバリズム」はこうなります。


<利潤獲得が難しいがゆえに、資本の側が、わずかな利潤が得られるのであればとあらゆる国境の壁を越え、なりふりかまわぬ「蒐集」(しゅうしゅう)をおこなうようになってきたのです。

これこそが、グローバリゼーションの正体>(同上)


そして、「グローバリゼーション」は、世界の99%を不幸にします。


<社会の安定が、ナオミ・クラインの言う「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」も厭わないグローバルな資本の動きによって脅かされる。

そうなると、国内の格差や貧困という形でしわ寄せを食うのは、「九九%」という言葉で象徴される一般の国民です。>(5p)



そして、99%の一般人が、「ブレグジット」や「トランプ」を選択した。



▼トランプは、「今の危機」の「解決策」になり得るか?



ところで、どうして資本主義は、終わらなければならないのでしょうか?

水野先生はいいます。


<利潤をもたらしてくれるフロンティアを求めるために地球の隅々にまでグローバリゼーションを加速させていくと、地球が有限である以上、いつかは臨界点に到達し、膨張は収縮に反転する―――。

資本の自己増殖を目的とする資本主義が限界に達している現在、これは当然のなりゆきです。>(同上)



では、ブレグジットやトランプは、崩壊していく資本主義の解決策になり得るのでしょうか?

この二つは、「解決策ではない」と先生はいいます。



<今、進んでいる国民国家へのゆり戻しという動きの延長線上に「歴史の危機」を乗り越える解決策はなのではないか、というのが本書を通じて、私が問いかけたいことです。>(5~6p)


「ブレグジット」「トランプ」は。

グローバリズムへの反動としての、「国民国家」への揺り戻しである。

しかし、今の危機は、「国民国家への揺り戻し」では解決できない。

なぜかというと、今回の危機は、トンデモナイ規模なのだから。



<なぜならば、国民国家の基盤である、五〇〇年続いた近代システムそのものが、八〇〇年の資本主義の歴史とともに終わりを迎えつつあるからです。>(同上)



では、解決策は、どこにあるのでしょうか?

先生は、断言します。



<「資本主義の終焉」という「歴史の危機」を乗り越えるために、必要なのはどんなシステムなのか。

結論を先取りして言えば、このあと世界が一〇〇年近くかけて移行していくと私が考えるのは「閉じた帝国」が複数並び立つという世界システムです。>(16p)



「閉じた帝国」????????????????

なんのことかわかりませんね。


資本主義崩壊後に訪れる『閉じた帝国』の時代。


さらに、詳しく…

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