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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月29日(土曜日)弐
通算第5374号
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「法螺吹き男爵」の三人男、アメリカに揃い踏み
こんどは郭台銘(鴻海精密工業)がウィスコンシン州に大工場
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トランプ大統領がじきじきに列席した。鴻海精密工業(英語名ファックスコム)の郭台銘がウィスコンシン州に新型の液晶パネルとiフォン工場を建てる。100億ドルを投資し、13000名を雇用するというのだから。
「アメリカ人の雇用」がアメリカンファースト公約の優先事項であり、トランプ大統領がはしゃいで、わざわざホワイトハウスで調印式典を演出したのも無理はないだろう。
しかし、この法螺話、本当に実現するのか?
あの郭台銘がトランプの前では緊張したのか、顔が引きつっている写真が、大きく配信された。これでアメリカへの大投資話は、三人の法螺吹き男爵が揃った。孫正義、馬雲、そして郭台銘だ。
トランプ当選でまっさきにNYトランプタワーへ参上したのは孫正義、500億ドルをアメリカに投資し、100万人の雇用をつくると豪語して、じつはその一例をして、フォックスコムの新工場に70億ドルを投資する提案書を持って行ったのである。
記者会見におりてきたトランプは「マサは偉大だ」と行ってすぐに引き上げたのが、ロビィに残った孫正義が握りしめていた提案書は、ちゃんとテレビ画像に残っている。
ついでトランプタワーに登場したのが、アリババの馬雲(中国財閥第二位)だった。馬は五年間に100万人の雇用と作り出すと豪語し、これまたトランプはロビィに降りてきた共同記者会見。
孫はアリババの最大株主であり、同時に鴻海のアメリカ進出を早くから提案している。つまり、この三人は裏で繋がっている。
郭は台湾籍とはいえ、山西省から台湾へやってきて精密部品の下請けであて、1988年に中国大陸へ復帰し、おりからのスマホブームに波に乗ってiフォン、iパッド部品、組み立てビジネスで大当たり、中国各地に大工場を建てて一時は100万人をこえる労働者を雇った。
ところが深センで労働過剰批判、奴隷工場の酷評に見舞われ、11名の従業員が工場から飛び降り自殺を図った。工場には網が張られ自殺防止対策。
各地の工場では労働条件の改善と賃金アップで抗議集会、デモが頻発し、警官隊が導入されるという騒ぎを引き起こした。
▲じつは三人とも中国に嫌気がさしているのではないのか?
これに懲りたのか、鴻海は日本からのロボットを大量に輸入し、生産効率をあげる一方で、効率的な工場を海外に求めてきた。
中国では労賃が急上昇しており、コストが引き合わず、むしろアメリカのほうが、コスト的に安く上がりそうな環境の大変化がある。
言うまでもなく中国では生産コスト、労働コストのほかに、別の出費(党幹部への賄賂)が必要なため(それも引き合わないほどの高額になる)、米国と中国に労働コスト比較を単純に識別するわけにはいかない。
それにしても、アメリカへ工場を建てると公言しながら、小さなオフィスだけでお茶を濁して過去が語り継がれている鴻海だけに、国際的にも滅法評判の悪い鴻海精密が、ウィスコンシン州に新型LCDとiフォン工場を建てるというのだから半信半疑だろう。
もう一つは八ヶ月前に郭台銘は広州にLCDの新工場を建設するとして調印式を終えたばかりであるからだ。投資金額は88億ドル。従業員は15000名。つまり米国の規模をほぼ同じである。同時に同じサイズの工場を中国とアメリカに建てる?
広州工場は2019年、ウィスコンシン州工場は2020年に稼働開始が予定されている。
しかし、中国がいま中国企業の海外投資を抑制し、500万ドル以上の海外送金を事実上禁止しているなかで、はたして100億ドルなどと言う巨額の海外移転を円滑に認可するかという大問題を、郭台銘はいかにしてクリアするのだろう?
□▽◎み□◇□や□▽◎ざ□◇□き◎□◇
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
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♪
(読者の声1)貴誌で日本に関する中国の諸王朝の正史での記述に関しての投稿がいくつかありました。各正史が書かれた状況により、精確さが大きく異なり一概に内容が正確か否かは言えません。
たとえば魏志倭人伝の記述はかなり歪曲したものと私は考えています。
魏志倭人傳の内容が荒唐無稽であるのには理由があります。漢の人口は当時の日本の10倍から20倍くらいあり、当時朝鮮半島の南部には日本人が住んでいましたが、朝鮮半島の北部は漢が支配していました。三世紀初めには満州南部から移動してきた人たちが朝鮮半島北部に百済、新羅、高句麗を建国し、百済は呉王朝あるいは呉王朝のあった華南の住人たちとの関係が深く、新羅は魏と大和朝廷の両方に二重朝貢し、高句麗とは軍事的な敵対関係にありました。
三国時代末期には戦乱で人口が激減し魏が統一を果たしたころには日本の人口が漢の時代より増加していたので両国の人口が同程度になっていました。このような背景から魏を継いだ晋王朝の陳壽は神功皇后を卑弥呼としてパロディー化して魏志倭人傳を執筆したと考えます。
劣等感と悔しさを糊塗するために日本を貶めて書いたのでしょう。したがって、魏志倭人傳の内容を当時の日本を研究するための資料として重要視することは馬鹿げています。隋や唐の時代になると嘘で塗り固めるのではなく事実も書く余裕がでてきたようです。
隋書は、魏志倭人伝から引用した部分を除くとかなり精確な内容と私は考えています。
隋の時代には使者の往来もあって、彼らの残した資料が執筆の基礎資料となったからでしょう。特に遣隋使に関する部分は日本書紀の記述より精確であり、かえって日本書紀の記述は潤色が多いと考えます。
両者を比較してそのことを論証した論考をあるところで以前発表しましたが長文なので省きます。
『隋書』(東夷傳倭國條)は、正式には、「隋書巻八十一列傳第四十六東夷 ?國」で通常略して隋書?國傳です。
ちなみに本紀五巻、志三十巻の後から列伝が始まるので列傳第四十六は5+30+46=81で巻八十一となります。倭國ではなく?國です。?(タイ)は倭と字体が似ていますが別の字で訓は「よわい」または「よわよわしい」です。中華帝国らしい馬鹿にした呼び名なので、日本人の学者は倭國傳と呼ぶ場合が多いのですが、本来は?國傳ないしは東夷傳?國の條が略称です。
これには、日本で鵜飼が行われていることが記述され、日本側の最古の鵜飼の記述は古事記ですが、これより古いものです。
また日本には「伊尼冀」があることも書かれていますが、これを基に成務紀にある「稲置」に関する記述が書かれたものと私は考えます。
雄略紀には隋書からの長文の点綴(文章を一部変えての引用)があります。
中国諸王朝の国史にある日本に関する部分をまとめたものが講談社学術文庫「倭国伝」として出版されています。
ただし、隋書東夷傳?國の條にある「伊尼冀」に関する部分の現代日本語訳には誤訳があります。
「八十戸置一伊尼翼、如今里長也。」とあるところの「如今里長也」を「隋の里長のようなものである」と訳していますが、正しくは、「(隋書を執筆している時点つまり唐の時代で、日本では律令制が導入された)『今』では里長と日本で呼ばれるようになったものである」です。
語法的、文脈的にこう読むべきですが、それに加え隋では里の長官は里長ではなく、里正と呼ばれていました。他にもこの本には誤訳があるので利用するときにはご注意ください。
(當田晋也)
♪
(読者の声2) 昨日、帰宅途中に書店に立ち寄り、並んでいた御新刊(宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』、徳間書店)を買い求め、電車のなかで、読み始めました。
裏情報が詰まっているうえ、対談のテンポが速く、読んでいて面白いです。韓国がいかに愚劣な反日国家に転落したかがよく分かります。
それにしても通勤帰りの電車、八割方はスマホ、それもゲームかマンガ。小生のように本を読んでいる日本人なぞ希です。つまり、書籍が売れない時代、誰も情報を得よう、最新の世界情勢の裏舞台のことをしりたいとは思わないのですね。立腹しつつ、読み終えてから感想を再度申し上げます。
(KY生、横浜)
(宮崎正弘)民主政治の危険性というのは、このシステムでは衆愚政治に陥っても、それを防止するメカニズムがないことです。
衆愚政治は、おかしな政治家を国会に送ってしまいます。北朝鮮の核、中国の軍事力を前にしていながら、国家安全保障を論じないで、加計とか、森某とか、些細なことを論じて、左翼謀略である倒閣運動の先端を走っているんですからね。
いまの日本は民衆主義の堕落、まもなく地獄でしょうかね。
♪
(読者の声3)文化大革命時代のモンゴル人ジェノサイドのユネスコ記憶遺産を目指すシンポジウムが9月24日に東京四谷で開催されます。
中国の文化大革命時代、南モンゴル(内モンゴル自治区)では「モンゴル人であること」それ自体が弾圧、拷問、虐殺の原因とされました。その犠牲者の数はいまだに明らかになっていませんが、中国政府の公式発表でも約3万人、モンゴル人研究者の中には数十万人が犠牲になったという説もあります。特に、満州帝国時代、日本による近代的な教育を受けたモンゴル人は日本のスパイとみなされ悲惨な運命を強いられました。そして、今も南モンゴルに対する弾圧と環境破壊、そして土地の強奪は続き、モンゴル民族絶滅政策は今も進行中です。
海外のモンゴル人連帯組織「南モンゴルクリルタイ」は、来年、ユネスコの記憶遺産に、モンゴル人虐殺の記録を、当事者の証言、当時の報道、中国政府側の資料などに基づきユネスコの記憶遺産に登録申請することを決定しました。
今回の講演会は、クリルタイのオルホノド・ダイチン幹事長が、ユネスコ記憶遺産登録の意義と資料の紹介を行い、ジャーナリストの西村幸祐氏が、中国共産党の過去の他民族虐殺と、現代日本に迫る脅威について語る予定です。そして、テキサス親父日本事務局の藤木俊一氏より、現実の国連での活動を通じた激励のメッセージを戴きます。皆様のご参加をよろしくお願いします。
記
日 時 2017年9月24日(日) 午後2時開場 2時半開会
場 所 TKPスター会議室四谷第2会議室
東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル 301号室(第2)
http://www.kaigishitsu.jp/gmap/gmap-yotsuya.html
参加費 1000円
登壇者 オルホノド・ダイチン(南モンゴルクリルタイ幹事長)
西村幸祐(ジャーナリスト、アジア自由民主連帯協議会副会長)
ゲスト:藤木俊一(テキサス親父日本事務局)
主催 南モンゴルクリルタイ
連絡先 オルホノド・ダイチン 080-9129-2872
詳しくは下記サイトで。
http://southmongolia.org/archives/161
(三浦小太郎)
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こんどは郭台銘(鴻海精密工業)がウィスコンシン州に大工場
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トランプ大統領がじきじきに列席した。鴻海精密工業(英語名ファックスコム)の郭台銘がウィスコンシン州に新型の液晶パネルとiフォン工場を建てる。100億ドルを投資し、13000名を雇用するというのだから。
「アメリカ人の雇用」がアメリカンファースト公約の優先事項であり、トランプ大統領がはしゃいで、わざわざホワイトハウスで調印式典を演出したのも無理はないだろう。
しかし、この法螺話、本当に実現するのか?
あの郭台銘がトランプの前では緊張したのか、顔が引きつっている写真が、大きく配信された。これでアメリカへの大投資話は、三人の法螺吹き男爵が揃った。孫正義、馬雲、そして郭台銘だ。
トランプ当選でまっさきにNYトランプタワーへ参上したのは孫正義、500億ドルをアメリカに投資し、100万人の雇用をつくると豪語して、じつはその一例をして、フォックスコムの新工場に70億ドルを投資する提案書を持って行ったのである。
記者会見におりてきたトランプは「マサは偉大だ」と行ってすぐに引き上げたのが、ロビィに残った孫正義が握りしめていた提案書は、ちゃんとテレビ画像に残っている。
ついでトランプタワーに登場したのが、アリババの馬雲(中国財閥第二位)だった。馬は五年間に100万人の雇用と作り出すと豪語し、これまたトランプはロビィに降りてきた共同記者会見。
孫はアリババの最大株主であり、同時に鴻海のアメリカ進出を早くから提案している。つまり、この三人は裏で繋がっている。
郭は台湾籍とはいえ、山西省から台湾へやってきて精密部品の下請けであて、1988年に中国大陸へ復帰し、おりからのスマホブームに波に乗ってiフォン、iパッド部品、組み立てビジネスで大当たり、中国各地に大工場を建てて一時は100万人をこえる労働者を雇った。
ところが深センで労働過剰批判、奴隷工場の酷評に見舞われ、11名の従業員が工場から飛び降り自殺を図った。工場には網が張られ自殺防止対策。
各地の工場では労働条件の改善と賃金アップで抗議集会、デモが頻発し、警官隊が導入されるという騒ぎを引き起こした。
▲じつは三人とも中国に嫌気がさしているのではないのか?
これに懲りたのか、鴻海は日本からのロボットを大量に輸入し、生産効率をあげる一方で、効率的な工場を海外に求めてきた。
中国では労賃が急上昇しており、コストが引き合わず、むしろアメリカのほうが、コスト的に安く上がりそうな環境の大変化がある。
言うまでもなく中国では生産コスト、労働コストのほかに、別の出費(党幹部への賄賂)が必要なため(それも引き合わないほどの高額になる)、米国と中国に労働コスト比較を単純に識別するわけにはいかない。
それにしても、アメリカへ工場を建てると公言しながら、小さなオフィスだけでお茶を濁して過去が語り継がれている鴻海だけに、国際的にも滅法評判の悪い鴻海精密が、ウィスコンシン州に新型LCDとiフォン工場を建てるというのだから半信半疑だろう。
もう一つは八ヶ月前に郭台銘は広州にLCDの新工場を建設するとして調印式を終えたばかりであるからだ。投資金額は88億ドル。従業員は15000名。つまり米国の規模をほぼ同じである。同時に同じサイズの工場を中国とアメリカに建てる?
広州工場は2019年、ウィスコンシン州工場は2020年に稼働開始が予定されている。
しかし、中国がいま中国企業の海外投資を抑制し、500万ドル以上の海外送金を事実上禁止しているなかで、はたして100億ドルなどと言う巨額の海外移転を円滑に認可するかという大問題を、郭台銘はいかにしてクリアするのだろう?
□▽◎み□◇□や□▽◎ざ□◇□き◎□◇
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(読者の声1)貴誌で日本に関する中国の諸王朝の正史での記述に関しての投稿がいくつかありました。各正史が書かれた状況により、精確さが大きく異なり一概に内容が正確か否かは言えません。
たとえば魏志倭人伝の記述はかなり歪曲したものと私は考えています。
魏志倭人傳の内容が荒唐無稽であるのには理由があります。漢の人口は当時の日本の10倍から20倍くらいあり、当時朝鮮半島の南部には日本人が住んでいましたが、朝鮮半島の北部は漢が支配していました。三世紀初めには満州南部から移動してきた人たちが朝鮮半島北部に百済、新羅、高句麗を建国し、百済は呉王朝あるいは呉王朝のあった華南の住人たちとの関係が深く、新羅は魏と大和朝廷の両方に二重朝貢し、高句麗とは軍事的な敵対関係にありました。
三国時代末期には戦乱で人口が激減し魏が統一を果たしたころには日本の人口が漢の時代より増加していたので両国の人口が同程度になっていました。このような背景から魏を継いだ晋王朝の陳壽は神功皇后を卑弥呼としてパロディー化して魏志倭人傳を執筆したと考えます。
劣等感と悔しさを糊塗するために日本を貶めて書いたのでしょう。したがって、魏志倭人傳の内容を当時の日本を研究するための資料として重要視することは馬鹿げています。隋や唐の時代になると嘘で塗り固めるのではなく事実も書く余裕がでてきたようです。
隋書は、魏志倭人伝から引用した部分を除くとかなり精確な内容と私は考えています。
隋の時代には使者の往来もあって、彼らの残した資料が執筆の基礎資料となったからでしょう。特に遣隋使に関する部分は日本書紀の記述より精確であり、かえって日本書紀の記述は潤色が多いと考えます。
両者を比較してそのことを論証した論考をあるところで以前発表しましたが長文なので省きます。
『隋書』(東夷傳倭國條)は、正式には、「隋書巻八十一列傳第四十六東夷 ?國」で通常略して隋書?國傳です。
ちなみに本紀五巻、志三十巻の後から列伝が始まるので列傳第四十六は5+30+46=81で巻八十一となります。倭國ではなく?國です。?(タイ)は倭と字体が似ていますが別の字で訓は「よわい」または「よわよわしい」です。中華帝国らしい馬鹿にした呼び名なので、日本人の学者は倭國傳と呼ぶ場合が多いのですが、本来は?國傳ないしは東夷傳?國の條が略称です。
これには、日本で鵜飼が行われていることが記述され、日本側の最古の鵜飼の記述は古事記ですが、これより古いものです。
また日本には「伊尼冀」があることも書かれていますが、これを基に成務紀にある「稲置」に関する記述が書かれたものと私は考えます。
雄略紀には隋書からの長文の点綴(文章を一部変えての引用)があります。
中国諸王朝の国史にある日本に関する部分をまとめたものが講談社学術文庫「倭国伝」として出版されています。
ただし、隋書東夷傳?國の條にある「伊尼冀」に関する部分の現代日本語訳には誤訳があります。
「八十戸置一伊尼翼、如今里長也。」とあるところの「如今里長也」を「隋の里長のようなものである」と訳していますが、正しくは、「(隋書を執筆している時点つまり唐の時代で、日本では律令制が導入された)『今』では里長と日本で呼ばれるようになったものである」です。
語法的、文脈的にこう読むべきですが、それに加え隋では里の長官は里長ではなく、里正と呼ばれていました。他にもこの本には誤訳があるので利用するときにはご注意ください。
(當田晋也)
♪
(読者の声2) 昨日、帰宅途中に書店に立ち寄り、並んでいた御新刊(宮崎正弘 v 室谷克実『赤化統一で消滅する韓国、連鎖制裁で瓦解する中国』、徳間書店)を買い求め、電車のなかで、読み始めました。
裏情報が詰まっているうえ、対談のテンポが速く、読んでいて面白いです。韓国がいかに愚劣な反日国家に転落したかがよく分かります。
それにしても通勤帰りの電車、八割方はスマホ、それもゲームかマンガ。小生のように本を読んでいる日本人なぞ希です。つまり、書籍が売れない時代、誰も情報を得よう、最新の世界情勢の裏舞台のことをしりたいとは思わないのですね。立腹しつつ、読み終えてから感想を再度申し上げます。
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(宮崎正弘)民主政治の危険性というのは、このシステムでは衆愚政治に陥っても、それを防止するメカニズムがないことです。
衆愚政治は、おかしな政治家を国会に送ってしまいます。北朝鮮の核、中国の軍事力を前にしていながら、国家安全保障を論じないで、加計とか、森某とか、些細なことを論じて、左翼謀略である倒閣運動の先端を走っているんですからね。
いまの日本は民衆主義の堕落、まもなく地獄でしょうかね。
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(読者の声3)文化大革命時代のモンゴル人ジェノサイドのユネスコ記憶遺産を目指すシンポジウムが9月24日に東京四谷で開催されます。
中国の文化大革命時代、南モンゴル(内モンゴル自治区)では「モンゴル人であること」それ自体が弾圧、拷問、虐殺の原因とされました。その犠牲者の数はいまだに明らかになっていませんが、中国政府の公式発表でも約3万人、モンゴル人研究者の中には数十万人が犠牲になったという説もあります。特に、満州帝国時代、日本による近代的な教育を受けたモンゴル人は日本のスパイとみなされ悲惨な運命を強いられました。そして、今も南モンゴルに対する弾圧と環境破壊、そして土地の強奪は続き、モンゴル民族絶滅政策は今も進行中です。
海外のモンゴル人連帯組織「南モンゴルクリルタイ」は、来年、ユネスコの記憶遺産に、モンゴル人虐殺の記録を、当事者の証言、当時の報道、中国政府側の資料などに基づきユネスコの記憶遺産に登録申請することを決定しました。
今回の講演会は、クリルタイのオルホノド・ダイチン幹事長が、ユネスコ記憶遺産登録の意義と資料の紹介を行い、ジャーナリストの西村幸祐氏が、中国共産党の過去の他民族虐殺と、現代日本に迫る脅威について語る予定です。そして、テキサス親父日本事務局の藤木俊一氏より、現実の国連での活動を通じた激励のメッセージを戴きます。皆様のご参加をよろしくお願いします。
記
日 時 2017年9月24日(日) 午後2時開場 2時半開会
場 所 TKPスター会議室四谷第2会議室
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登壇者 オルホノド・ダイチン(南モンゴルクリルタイ幹事長)
西村幸祐(ジャーナリスト、アジア自由民主連帯協議会副会長)
ゲスト:藤木俊一(テキサス親父日本事務局)
主催 南モンゴルクリルタイ
連絡先 オルホノド・ダイチン 080-9129-2872
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