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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月21日(金曜日)
通算第5364号
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中国共産党のパシリ(走狗)になりさがったのかアリババは
習近平側近の醜聞記事(サウスチャイナモーニングポスト)を撤回させた
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香港の老舗英字新聞「サウスチャイナモーニングポスト」は1903年の創刊である。
香港返還直後の1987年に英国のオーナーから「世界の新聞王」と言われるルパート・マードックが買収し、さらに1997年にはマレーシア華僑の郭?年が買収した。
郭はシャングリラホテルを経営する商人であり、報道姿勢は中国共産党への批判姿勢が薄れた。
この買収に嫌気をさして多くの英国人ジャーナリストが退職し、別の英字紙を創刊した。(スタンダートエクスプレス)。
さらに紆余曲折を経て、2015年にはアリババの馬雲が買収した。つまり中国共産党路線に報道姿勢が「修正」されたことになる。このため往時の勢いはなく、部数は十万部を割り込んでいる。
同紙は7月19日で習近平の側近である栗戦書(中央弁公務主任。アメリカで言えば大統領首席補佐官)の娘、栗潜心が香港で登録している住所にはシンガポールの大財閥の会社が登録されてい、多くの株式、豪邸、競馬馬所有などのあやしい資産形成への疑問を報じた。
翌7月20日に「裏付けが取れないので記事撤回」の告示と謝罪が掲載された。この記事撤回騒動をめぐって、これを命じたのは誰か、老舗新聞もついには言論の自由を中国共産党に売り渡したのかと批判が殺到した。
アリババの馬雲は実質的オーナーであり、彼がいまや中国共産党の走狗と化している事実が鮮明になった事件とも言える。
□▽◎み□◇□や□▽◎ざ□◇□き◎□◇
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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北京郊外で日本人居留民225名が中国人に虐殺された通州事件
戦後歴史学のダークサイトに大胆に切り込んだ論文集が日の目
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藤岡信勝、三浦小太郎『通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか』(勉誠出版)
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これ一冊で通州事件の全貌をほぼ抑えることが出来る。
アーカイブを立ち上げ資料の収集から始めようと努力されてきた藤岡信勝、三浦小太郎両氏が編者となって、阿羅健一、北村稔、田中秀雄氏らが所論をのべ、全体が見渡せるような編集上の工夫がされている。
推薦の辞は桜井よしこ氏である。
『通州事件』という残虐非道な日本人殺戮事件は、戦後の日本である何者かの政治的圧力のもとに、スルーされてきた。
だからほとんどの戦後は世代は、事件そのものを知らない。岩波の年表には通州事件が意図的に落ちていた。
日本人虐殺事件が知れ渡るようになると、左翼が使ってきた手は日本軍の誤爆が最初にあり、その報復だという、言いがかりによる歴史の歪曲だった。
中国人より、その走狗におちた日本人らが認めたくなったのだ。
こうした事件の歴史的評価と当時の報道ぶり、そして、時代背景を、適切に仕分けしながら本書は事件の全貌に迫る。外国ジャーナリズムがどう報じたかも考察されていて貴重な記録である。
さて、評者はここであらためて通州事件のあらましについては言及しない。
それよりも、通州事件現場を二回取材した体験があるので、その経験をちょっと触れさせていただく。
阿羅健一、加藤康男の各氏も現場に立った。阿羅氏の場合は十六年前、加藤氏はつい最近である。すでに事件の痕跡はあとかたもなく消され、慰霊塔もなかったという。
評者が十数年前に、最初にいったとき近水楼跡地にはビジネスホテルが建っていて、付近の歩道には通州事件のあらましを書いた掲示板があった。
中国的な解釈で、殺戮氾たちは英雄として説明されていた。公園の先には慰霊塔が残っていた。
南側はイスラムの貧民窟で、その先の階段をおりると南門、その先が通州液である。
貧困のにおい、少数民族への差別の雰囲気があり、スーパーに並んだ品物は見劣りがした。
二回目に行ったときはホテルも建て替えられていた。殺戮現場痕はビルとなっていた。
いま北京政府は通州を副都心開発として再開発のさなかで、結局、通州事件を連想させる一切の建物は取り壊し、欠片(かけら)も残っていないのが現実である。
(本書は28日発売、現在予約受付中です)
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通州事件80周年「記憶と慰霊の国民集会」のお知らせ
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無辜の同胞が無慈悲に大量惨殺されたかの通州事件から80周年となります。事件の記憶と犠牲者の慰霊の国民集会が、下記のとおり行われます。
記
(1)靖国神社昇殿参拝と慰霊祭
12時30分靖国神社参集殿集合/午後1時昇殿参拝と慰霊祭 【玉串料】千円
(2)記憶と慰霊の国民集会
午後3時受付開始/3時30分開演(終了5時40分)
新国際ビル9階(日本交通協会大会議室)千代田区丸の内3-4-1【交通】JR有楽町駅「国際フォーラム口」から徒歩3分。有楽町D3出口直結(新国際ビルの玄関から会場まで3分)
参加費2千円(参加予約不要。直接会場にお越し下さい)
<プログラム>
<総合司会>佐波優子
開会挨拶 呼びかけ人代表 加瀬英明
【第1部】通州事件関係者が語る事件の真相! <コーディネータ>皿木喜久
加納満智子「通州の奇跡 母の胎内で銃弾の中を生き延びた私」
石井 葉子「血染めの手帳に辞世の句を残した伯父の最期」
奈良 保男「事件後最初の救援部隊を指揮した父が見たもの」
【第2部】<リレートーク>通州事件がわれわれに問いかけるものは何か
<登壇者> 加藤康男 阿羅健一 小堀桂一郎 北村稔 緒方哲也 ペマ・ギャルポ オルホノド・ダイチン 三浦小太郎 藤岡信勝
<閉会のあいさつ> 宮崎正弘
主催 通州事件80周年行事実行委員会(呼びかけ人代表:加瀬英明)
連絡先 112-0005 文京区水道2-6-3 つくる会「80周年実行委員会」
tsusyu80@gmail.com
呼びかけ人 加瀬英明(代表)、宮崎正弘(事務局長)、阿羅健一、加藤康男、北村稔、ケント・ギルバート、黄文雄、小堀桂一郎、桜井よしこ、堤堯、藤岡信勝、ペマ・ギャルポほか多数
参加団体 アジア自由民主連帯協議会 新しい教科書をつくる会 美し国
英霊にこたえる会、関西宗教懇話会、呉竹会、史実を世界に発信する会
世界連邦日本仏教徒協議会、通州事件アーカイブ設立基金 日本会議東京本郡
メディア報道研究政策センター
こちらもご覧ください http://www.sdh-fact.com/CL/80.pdf
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▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
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(読者の声1)現在の政治情勢と今後の見通しについて先に縷々べさせていただきましたが、肝心なことを書き忘れていました。
現下最大の焦点は、加計学園などはなから問題ではなく、朝日新聞をリーダーとする左翼メディアが安倍政権に対し、生き残りを賭けた戦いを仕掛けてきているということです。彼らにしてもれば、秘密保護法、安保法制、テロ準備法とこのところ3連敗で、その上憲法改正までやられてしまっては、自分たちのレゾンデートルにも関わるということでしょう。
従ってなりふり構わず、とにかく安倍政権を叩けるなら記事の信憑性などに関係なく撃ちまくっているのが現状です。その戦術が奏功して都議選は自民党が大敗、野党各党と左翼メディアの意気は上がっています。恐らくこのまま衆院解散まで追い込み、政権打倒を目指すのでしょう。
しかし“野党第1党”の民進党は四分五裂状態で、恐らく政権の受け皿にはなり得ません。都議選で急進した都民ファーストの会が国政に進出してくる可能性もありますが、まだ実力もなく、当面百戦錬磨の共産党が主導権を握ることは間違いありません。左翼メディアの攻勢から透けて見える主要な敵は共産党です。
(加藤清隆)
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(読者の声2)貴誌5358号、フーバー大統領の回想録ですが、この話ももちろん重要ですが、ルーズベルト政権側から観た話も興味深いものです。
シェーンノート将軍が米国人退役軍人のパイロットを募集してシナ駐在日本軍に対して爆撃していたのはご存知でしょう。
The Flying Tigerと呼ばれている爆撃部隊です。
米国統合参謀本部は当時「The JB」(The Joint Board)と呼ばれていましたが、そのThe JBがそれまでの限定的なThe Flying Tiger の活動を拡大して、当時の日本の軍需産業が集中していた、東京、大阪、長崎の工業地帯をシナにある基地から飛び立って爆撃する計画を策定して、ルーズベルト大統領に承認を求めました。
全体で五千機くらいです。
この計画書に1941年7月23日にルーズベルトが署名しており、その署名付きの文書が1970年代に発見されました。実際には、署名の二日後に、日本に対する石油輸出を禁止すれば日本の方から先制攻撃せざるを得ないので、その方が米国にとって有利であると判断され8月1日に日本に対する石油輸出が禁止されました。
このことは2007年にABC放送の人気番組20/20で報道されました。
日本はオランダ政府との間でジャヴァからの石油の輸入の協定を結んでいましたが、オランダ領ジャヴァで実際に石油を採掘していたStandard Vacuum社は米国資本であり、日本への石油輸出を拒否し、結果として日本は対米戦を始めました。
Standard Vacuum社がオランダ領ジャヴァに於いてオランダ政府と日本政府との間の協定を無視することは勿論ジャヴァの宗主国であるオランダの法に照らして違法行為です。
ルーズベルト大統領が翻意した理由は、日本に先制攻撃をさせることにより、道義上の優位を確保するためであるというのが今までの通説です。
私は多分そうでそうではないと考えます。
おそらくその時点でゼロ戦の存在が米軍に知られていて、シナから爆撃機の部隊を日本に飛び立たせても途中で撃ち落とされると判断したからでしょう。
表向きには日本のような野蛮国にまともな飛行機を作る技術はないとしていましたが、精確に事実を分析すす諜報スタッフがいたのでしょう。
重要な点は、あのような人気番組で事実が報道されても日本の卑怯な真珠湾攻撃という嘘が米国民の間では信じられているということです。人間とはそういうものです。
(ST生、千葉)
(宮崎正弘のコメント)湖南省の西南部、ほとんど山奥ですが、フライングタイガー基地跡を見に行きました。//
