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平成29年7月8日発行 vol.441
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斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」
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園部参与の3つの質問
──もっと聞きたい、園部参与との丁々発止 3
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私は運動家ではありませんが、やむにやまれぬ思いから、「御代替わり諸儀礼を『国の行事』に」キャンペーンを、ひとりで始めました。いまのままでは間違いなく悪しき先例が踏襲されるでしょう。同憂の士を心から求めるとともに、友人知人の皆様への拡散を切にお願いします。
さて、以下、拙著『検証「女性宮家」論議──「1・5代」天皇論に取り憑かれた側近たちの謀叛』からの抜粋を続けます。一部に加筆修正があります。
第2章 有識者ヒアリングおよび「論点整理」を読む
第6節 もっと聞きたい、園部参与との丁々発止──提唱者を標的にしない八木秀次高崎経済大教授の反対論
▽3 園部参与の3つの質問
八木教授の挑発に乗せられたかのように、園部参与は意見聴取後の10分間の質問タイムで、激しく反応し、興奮気味に反問を加えています。
たとえば、1点目の「週刊朝日」の記事のコメントについては、
「『選択』4月号の岩井記者の記事にあるように、論点を申し上げたのにすぎない。私は女系天皇論者ではない。ターゲットにされてははなはだ迷惑」
と切り返しています。
園田参与は、女系継承容認論者のレッテルを貼られていることが、よほど腹に据えかねているのでしょう、まったく無関係のほかの有識者のヒアリングでも
「私は最初から女性宮家という言葉は使っていない」
「私は今回の改正の問題については、女性天皇、女系天皇ということはまったく念頭にない」
と強く反発しています。
また、自著に対する八木教授の言及についても、
「皇位継承制度に関する議論に関連したご紹介である」
と弁明しています。
反論にしては、幾分、腰が引けているのですが、そのうえで、
「ヒアリングの場であって、議論の場ではない」
として、園部参与が以下の3点を質問していることは注目されます。
(1)現行憲法が定める象徴天皇制度について、皇室制度の長い歴史のなかでどう受け止めているのか?
(2)象徴天皇制度は天皇が国家国民のためにさまざまな御活動をなさることで維持されている、という考え方についてどうお考えか?
(3)女性皇族が臣籍降嫁したのち、尊称をお持ちいただく場合、その範囲は内親王、女王、どの範囲までがふさわしいとお考えか?
(1)(2)の質問は非常に重要で、政府が進める、「皇室の御活動」維持を目的とする「女性宮家」創設の核心部分かと思われます。
以上、斎藤吉久『検証「女性宮家」論議』(iBooks)から抜粋。一部に加筆修正があります
◇ 筆者のプロフィール ◇
斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31年、第32代崇峻天皇の后・小手姫(おてひめ)が里人に養蚕と機織りを教えたとの物語が伝えられる福島県・小手郷(おてごう)に生まれる。子供のころ遊んだ女神川は姫の故事に由来する。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者、宗教専門紙編集長代行などを経て、現在はフリー。著書に『天皇の祭りはなぜ簡略化されたか』など。過去の発表記事は斎藤吉久のブログで読める。「戦後唯一の神道思想家」葦津珍彦(あしづ・うずひこ)の「没後の門人」といわれる
━━━━━━━━━━━━《《《著書紹介》》》━━━━━━━━━━━━━
『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか─宮中祭祀の危機─』 斎藤吉久著
定価(1700円+税)
天皇ご在位20年、ふたたび宮中祭祀の破壊が始まった!政教分離の名のもとに側近らが祭祀を破壊してきた知られざる歴史を検証しながら、たったお一人で祭祀を守ろうとされた昭和天皇と今上陛下のご心情に迫る。http://www.namiki-shobo.co.jp/
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園部参与の3つの質問
──もっと聞きたい、園部参与との丁々発止 3
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私は運動家ではありませんが、やむにやまれぬ思いから、「御代替わり諸儀礼を『国の行事』に」キャンペーンを、ひとりで始めました。いまのままでは間違いなく悪しき先例が踏襲されるでしょう。同憂の士を心から求めるとともに、友人知人の皆様への拡散を切にお願いします。
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第6節 もっと聞きたい、園部参与との丁々発止──提唱者を標的にしない八木秀次高崎経済大教授の反対論
▽3 園部参与の3つの質問
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また、自著に対する八木教授の言及についても、
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反論にしては、幾分、腰が引けているのですが、そのうえで、
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として、園部参与が以下の3点を質問していることは注目されます。
(1)現行憲法が定める象徴天皇制度について、皇室制度の長い歴史のなかでどう受け止めているのか?
(2)象徴天皇制度は天皇が国家国民のためにさまざまな御活動をなさることで維持されている、という考え方についてどうお考えか?
(3)女性皇族が臣籍降嫁したのち、尊称をお持ちいただく場合、その範囲は内親王、女王、どの範囲までがふさわしいとお考えか?
(1)(2)の質問は非常に重要で、政府が進める、「皇室の御活動」維持を目的とする「女性宮家」創設の核心部分かと思われます。
以上、斎藤吉久『検証「女性宮家」論議』(iBooks)から抜粋。一部に加筆修正があります
◇ 筆者のプロフィール ◇
斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31年、第32代崇峻天皇の后・小手姫(おてひめ)が里人に養蚕と機織りを教えたとの物語が伝えられる福島県・小手郷(おてごう)に生まれる。子供のころ遊んだ女神川は姫の故事に由来する。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者、宗教専門紙編集長代行などを経て、現在はフリー。著書に『天皇の祭りはなぜ簡略化されたか』など。過去の発表記事は斎藤吉久のブログで読める。「戦後唯一の神道思想家」葦津珍彦(あしづ・うずひこ)の「没後の門人」といわれる
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『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか─宮中祭祀の危機─』 斎藤吉久著
定価(1700円+税)
天皇ご在位20年、ふたたび宮中祭祀の破壊が始まった!政教分離の名のもとに側近らが祭祀を破壊してきた知られざる歴史を検証しながら、たったお一人で祭祀を守ろうとされた昭和天皇と今上陛下のご心情に迫る。http://www.namiki-shobo.co.jp/
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