【RPE】★愛されるインド、なぜ日米、中ロと同時に仲良くできるのか?
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1578
2017/6/28
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なぜインドは、敵対するアメリカ、中国・ロシア、両方と仲よくできるのでしょうか?
詳細は、【本文】で!↓
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(●本文へ↓)
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★愛されるインド、なぜ日米、中ロと同時に仲良くできるのか?
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
まず、お知らせから。
トランプさんが、世界的に孤立しています。
その【根本的理由】は何でしょうか?
「ダイヤモンドオンライン」さんに記事を書きました。
「私たち自身も気をつけるべき」内容ですので、是非ご一読ください。
↓
http://diamond.jp/articles/-/133234
(●スマホ、携帯で読めない場合は、PCで試してください。)
では、本題。
アメリカのトランプ大統領とインドのモディ首相が、初めて会いました。
二人は、かなり仲良しになったそうです。
↓
<新たな「ブロマンス」? 初の米印首脳会談で友好関係を演出
6/27(火) 17:11配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は26日、米ホワイトハウス(White House)で初の首脳会談を行った。
直後の記者会見では、報道陣の前で何度も抱き合うなど「ブロマンス」(ブラザーとロマンスをかけた造語)と言える親密ぶりをアピールした。>
トランプさんは、「感情が素直に出てしまう」ことで知られています。
握手した安倍さんの手を離さなかったり。
メルケルさんとの握手を拒否したり。
モディさんと、「何度も抱き合う」というのは、よほどのことです。
何はともあれ、トランプさんとモディさんで、米印関係は良好。
↓
<長年同盟関係にある国の一部とは前途多難なスタートを迎えたトランプ氏だが、モディ首相とは初対面から意気投合したようだ。>
(同上)
▼日米、中ロと仲がいいインド
「米印関係は良好」
そして、皆さんご存知のように、日本とインドの関係もとても良い。
さらに、インドは、プーチン・ロシアとの関係もいい。
中国との関係は、日米ロほど近くはない。
それでも中印共に、関係が改善されるよう、努力しています。
その証拠に、先日「歴史的」ともいえるできごとがありました。
↓
<インドとパキスタンが上海協力機構に正式加盟
時事=AFP 6/10(土) 18:08配信
【AFP=時事】カシミール(Kashmir)地方の領有権をめぐり対立しているインドとパキスタンが9日、中国とロシアが主導する安全保障会議「上海協力機構(SCO)」に正式に加盟した。
カザフスタンの首都アスタナ(Astana)で開かれた年次首脳会議で、両国の加盟が承認された。>
皆さんご存知のように、SCOは、中国とロシアが主導する、
「世界の多極化を推進するための」組織です。
別の言葉で、
「アメリカの一極支配をぶち壊すための」組織。
それで私は、SCOを「反米の砦」と呼んでいます。
「反米の砦」にインドは入った。
つまり、インドは、中国、ロシアと良好な関係にある。
そして、もっと驚くべきことに、「反米の砦に入っても」
アメリカと良好な関係にある。
なぜ、そんなことが可能なのでしょうか???
▼世界の「成長センター」インド
皆さんご存知のように、日本、アメリカ、EUは、軒並み「成熟期」。
高度成長時代は、大昔に過ぎ去り、「低成長時代」がつづいている。
「高成長の代名詞」といえば、1990年以降、中国でした。
しかし、この国も、成長が大幅に鈍化している。
そう、中国は、「成長期後期」にある。
中国が今のような状況になること、RPEの読者さんは、12年前からわかっていました。
05年に出版した「ボロボロになった覇権国家」には、
「中国は、08年~10年の危機を短期間で乗り切って成長をつづける。
しかし、2010年からは「成長期後期」に入るので成長は鈍化していく。
成長は、2020年頃までつづく」
と書いてあった。
今、まさにそういう方向で動いています。
さて、日米欧中経済の未来は、全体的に「明るくない」。
そして、中国にかわって「世界の成長センター」になっているのがインドなのです。
インドのGDPは、現在世界7位。
しかし、10年後は、日本を抜き世界3位に浮上していることでしょう。
もっと重要なこと。
インドの「一人当たり」GDPは、なんと1723ドルで144位。
平均月収は、だいたい1万6000円ぐらいでしょう。
つまり、インドは、「まだまだ貧しい」。
別の言葉で、「成長期前期」にある。
GDP成長率を見てみましょう。
2009年 8.48%
2010年 10.26%
2011年 6.64%
2012年 5.48%
2013年 6.54%
2014年 7.18%
2015年 7.93%
2016年 6.83%
こう見ると、インドは「100年に1度の大不況」の影響を「ほとんど受けなかった国」といえるでしょう。
いま、日本、アメリカ、欧州、ロシア、その他の国々が、
「経済に関して、中国の魅力は年々失われている。
これからはインドの時代だ!」
と確信している。
それで、敵対しがちなアメリカと中ロが、「インドと仲よくするために」競争しているような状態なのです。
▼過去と現在のアメリカ、未来のインド
私たちは現在、「日本には尖閣ばかりか沖縄の領有権もない!」と宣言している中国の脅威にされされています。
(●必読証拠はこちら。↓
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )
それで、日本は、同盟国アメリカとの関係を、より強固にしていかなければならない。
これは間違いありません。
しかし、アメリカは、「国家ライフサイクル」で、今後衰えていく運命にある。
年を経るにつれ、「頼りない同盟国」になっていく。
それで日本は、アメリカとの関係を強固に維持しながら、「次の同盟国」を考えておく必要があります。
そして、「日本の同盟国にすべき国」といえば、間違いなく
インドでしょう。
日米印が一体化していれば、中国の暴発を抑えることは可能です。
日本政府は、アメリカ、インドとの関係強化を「最優先課題」とし、熱心に取り組んでいただきたいと思います。
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