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致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.6.10


合気道の開祖・植芝盛平翁という伝説の武道家がいました。

不世出の武道家と称えられながら世界の和合を説き、愛の心を技として確立した盛平翁の生き方を、最後の内弟子である菅沼守人さんにお話しいただきました。

───────「今日の注目の人」───

管沼 守人(エ合気道祥平塾道場長)

※『致知』2017年7月号【最新号】
※特集「師と弟子」P50

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──植芝先生の教えとは、どのようなものですか。


大先生はよく
「合気道は実践の武道である」
と話されていました。

つまり相手を無理に倒したり怪我をさせるのではなく、心身を鍛練して真の人をつくるのが武道の目的だと。

例えば、こういう言葉を残されています。

「合気とは、いうなれば真人養成の道であるともいえる。
 それで気育、知育、徳育、体育、それに常識の涵養が肝要となってくる」

「合気道は魂の気の洗濯が一番、その次には己の心の立て直しが肝要である」

私たちは人のことはよく見えますが、自分のこととなるとなかなか見えません。

まず自分自身を直していくのが武道の本義だということですね。

そういう人が一人、二人、三人と増えていけば世の中は自然とよくなっていく。

それがゆくゆくは合気道で世界の人たちが手を結び合えるような世の中になるということを大先生は説かれたのでしょう。

安岡正篤先生の教えにある

「一灯照隅、萬灯照国」

にも通じることだと思います。


──ある意味では、修養の大切さを説かれた言葉だとも言えますね。


そう思います。
例えば道場では強い、稽古も熱心。

だけど一歩外に出て実生活はいい加減、というのではやはり心許ないですね。

大先生は、
「合気とは、天地の心を以て我が心とし、万有愛護の大精神を以て自己の使命を完遂することである」
とおっしゃっています。

一人ひとりが仕事なら仕事、学問なら学問に全身全霊で打ち込んでこそ、初めて人間は磨かれていくものなのでしょう。

私たちは稽古で
「相手と一つになる」
という言い方をしますが、
稽古をとおして
「そのものになりきる。仕事や学問と一つになる」
ことを学ぶのが大事だと思います。


──植芝先生はまさにそういう方だったのでしょうか。


はい。大先生は武道家として生涯鍛錬に次ぐ鍛錬を重ねられた方ですが、最晩年もなお……




※植芝盛平翁はどのような人生を歩まれたのでしょうか。
 最新号に詳しく紹介されています。



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