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◆伊勢雅臣『世界が称賛する国際派日本人』を読み解く:その2

「国際インテリジェンス機密ファイル」
■■ 転送歓迎 ■■ No.2688 ■■ H29.06.07 ■■ 8,117部■■


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(伊勢雅臣) 私が常々、参考にさせていただいているメルマガ書評紙「国際インテリジェンス機密ファイル」で、拙著が再度、紹介されましたので、転載させていただきます。

 読者に興味深いポイントを厳選して抜き出して拙著の言わんとしている所を示していただきました。あまり的確にポイントを抜き出されると、拙著を買っていただく意味がなくなってしまいますが。(-_-;)

伊勢雅臣『世界が称賛する 国際派日本人』、育鵬社、H28
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594075681/japanontheg01-22/

AMAZONカスタマーレビュー 57件/五つ星のうち4.9
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※要旨

★今村均大将。
マッカーサーをも感動させた「責任をとる」生き方。


・今村均将軍は、インドネシアでは民族独立を支援してスカルノに信頼され、敗戦後は戦犯として捕まった部下を救うために自ら収容所行きを志願して、マッカーサーを感動させた。


・今村は、まさに徹頭徹尾、見事に自らの責任を果たした人である。
インドネシアでは、民族独立を目指すスカルノとの友情を貫いた。
ラバウルでは陸軍7万人の兵を統率して、米軍の攻撃をものともせずに、玉砕も飢えもさせずに敗戦まで持ちこたえ、無事に帰国させた。


・その後も、戦犯として捕まった部下を救うために、自ら最高責任者として収容所に乗り込み、一人でも多くの部下をすくうべく奮闘した。
帰国後は、部下や遺族の生活のために奔走した。


・マッカーサーを諦めさせた堅固な要塞。
8か月のジャワでの軍政のあと、1942年11月、今村は第八方面軍司令官としてラバウルに向かった。


・今村は日本からの海上補給はいつまでも続かないと判断し、現地で自活しつつ、持久戦を展開する方針を立てた。
国内から農事指導班、農具修理班を呼び、陸稲や野菜の種子を持ち込み、中国人、インド人、インドネシア人などの労務者4,000人を集めた。
今村自ら率先して開墾作業に従事し、陸軍将兵7万人の完全な自給自足体制が出来上がった。


・昭和18年10月からは、連日400機以上の大編隊の空襲にさらされる。
今村は空襲に耐えうる地下大要塞の建設に着手する。
昭和20年に入ってからも猛爆撃が続いたが、地下要塞内は、ほとんど被害を受けなかった。


・敗戦後のご奉公。
1945年8月16日、今村は電報で受け取った終戦の証書を、部隊長ら約60名に読んで聞かせ、こう付け加えた。
「諸君よ、どうか部下の若人たちが、失望、落胆しないように導いてくれ給え。7万の将兵が汗とあぶらとでこのような地下要塞を建設し、原始密林を拓いて7,000町歩の自活農園までつくった。この経験、この自信を終始忘れずに祖国の復興、各自の発展に活用するよう促してもらいたい」


・敗戦のどさくさで、耕地のことなど忘れていた将兵にすかさず今村から新しい指令が出た。
「ラバウル将兵は今後も現地自活を続け、将来日本が賠償すべき金額を幾分なりとも軽減することをはかる。これは我々の外地における最後のご奉公である」
敗戦後に今さら自活もあるまい、と思ったけれども、今村が一人黙々と畑に立つ様子を見ると、誰も何も言うことはできなかった。


・祖国の復興に役立つ社会人とするために。


・日本政府の海外部隊引き揚げの案が、ラジオのニュースで伝わってきた。
ラバウル部隊の引き揚げ完了は、なんと3年半後の昭和24(1949)年春になるとのこと。


・この3年半を兵士らの教育に使おうと今村は考えた。
規律ある生活を維持するためには、目標が必要である。
また帰国後も生計を立てて、祖国の復興に役立つ社会人となってもらうためには、兵士たちの知識、教養面の低さが障害になると考えた。


・兵士の多くは小学校卒業であり、さし当り中学程度の学識を与えることを目標とした。


・軍の中の教職経験者を集めて、英語や数学などの教師として、教科書も作成させた。
和歌や俳句、漢詩などの教養講座も設けた。
さらに「かがみ」という謄写版刷り60ページもの雑誌を発行し、将兵の創作した小説や和歌、俳句、世界情勢解説や英語講座などを掲載した。


・当時、将兵たちはオーストラリア軍の捕虜となり、無報酬で作業をさせられていた。
これは明確な国際法違反なののだが、将兵たちは不満も忘れ、作業の合間に教科書や雑誌に読みふけった。


・マッカーサーは、次のように言ったといわれる。
「私は今村将軍が旧部下戦犯と共に服役するためマヌス島行きを希望していると聞き、日本に来て以来、初めて真の武士道に触れた思いだった。私はすぐ許可するよう命じた」


・帰国後、今村は軍人恩給だけの質素な生活を続ける傍ら、膨大な回想録を出版した。
その印税はすべて、戦死者や戦犯刑死者の遺族のために使われたという。


※コメント
歴史上の日本人のなかにはまだまだ知らない偉人が多い。
多くの生き方を学び、自らの指針にしたい。

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