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致知出版社の《人間力メルマガ》 2017.5.14


明治期、貧しい人々の救済や女子教育の充実に尽力された昭憲皇太后。

その足跡を顕彰するお二人が、これからの日本のあり方についてお話しされています。

───────「今日の注目の人」───

近衛・日本赤十字社社長
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西園寺・五井平和財団会長

※『致知』2017年6月号【最新号】
※特集「寧静致遠」P64 

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【西園寺】
いまの社会を見ますと、学問や知識は最高レベルまで発達しているにもかかわらず、心は追いついておりません。

しかし、昭憲さまの気高さを学ばせていただくことによって、日本人の心も自然と変わっていくように思います。

昭憲さまが生きられた時代、日本人の多くは西洋から流れ込んだ新しい文明に翻弄されておりました。

日清戦争、日露戦争という大きな戦いもありました。

激動の時代を生き抜く中で昭憲さまがいらっしゃらなかったら、日本人は心の指標を見失い、新しい産業、物質至上主義へと流されるままであったかもしれません。


いまの時代もまた、人々はより安易なほうへ、より便利なほうへ、より物質的な価値観へと傾いています。

その流れにストップを掛けるのは世界平和を念願され、人々の幸福のために生きられた昭憲皇太后の国を想う母のような御心だと思います。


【近衞】
明治維新以来、日本が近代国家として成長を遂げることができたのは、国の中心におわす天皇、皇后をお守りしようという国民の心が日本をまとめる大きな力になっていたからではないでしょうか。


さらに言えば、その力は両陛下が常に民のことを第一に思い、慈しまれることによって生まれていました。

このように権力ではなく権威によって国が治まっていったのは、おそらく日本だけでしょうね。


【西園寺】
主人(西園寺裕夫氏)の曾祖父・西園寺公望が亡くなる前に

「日本は強い国にならなくてもいい。
 敬意を払われる国になるべきである」

と言っていたと聞いております。

私も、権力によって世界一の座を手にするのではなく、昭憲さまのように精神性によって尊敬される国を目指すことが大事であると思います。

幸い日本には……




※日本が尊敬される道とはどのようなものなのでしょうか。



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全国の『致知』読者から届いた声
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『致知』のおかげで尊敬する先生方に直接お会いしている気持ちで学ぶことができて幸せです。

先生方の尊いお言葉の一つひとつを大切な宝物として日々噛み締めております。

『致知』を通じて一番大切な人間学を学ばせていただき、人には優しく親切に、自分は厳しく律していきたいと念じております。

  ───作楽和子さん/和歌山県

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