■「加瀬英明のコラム」メールマガジン
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日本を守る⑤~防衛費増額の国会審議を~
北朝鮮は4月16日、ピョンヤンで大規模な軍事パレードを行った翌日の早朝に、日本海沿岸からミサイルを試射したが、失敗した。米韓軍合同司令部によれば、中距離弾道ミサイル(IRBM)だった。
トランプ大統領は米国まで届くICBMを試射する確証をえたら、先制攻撃を加えると警告している。「アメリカ・ファースト」――「アメリカン・セイフティ(米国の安全)ファースト」なのだ。
日本が頭から火の粉をかぶることになるが、トランプ政権は、剣道でいえば「肉を斬らせて、骨を斬る」ことになる。肉は日本だ。
私たちの眼のすぐ前で、朝鮮半島に点火する導火線が、火花を散らして燃えている。
いつ、朝鮮半島に火の手があがることになるのだろうか。
私はまだ1年あまりは、時間的な余裕があると思う。あるいは、2年あるだろうか。
米国は中国という龍に北朝鮮に強い圧力を加える芸を、教え込もうとしている。中国が鍵を握っている。だが、中国はホワイトハウスの庭に飼われる、ポチ龍にはなりたくない。
中国の習近平主席は「偉大な5000年の中華文明の復興」、英訳すれば「メイク・チャイナ・グレイト・アゲイン」と叫んで、中国国民の人気を博してきたのに、北朝鮮のおかげで米国に対して威張れなくなった。
といって、米国のいうままになって、北朝鮮に核開発を放棄するように、真剣になって迫ることはしまい。
北朝鮮が核やミサイル開発を、投げ棄てることはありえない。核やミサイル実験を行わなくても、核武装国家のイスラエルの例のように、性能を高めることができる。
このまま進んでゆけば、米国はいずれ北朝鮮を、攻撃することとなろう。
国会は与野党が一致して、ミサイル迎撃システムを強化し、北朝鮮のミサイル基地を攻撃する能力を保有するために、防衛費を画期的に増額することを、集中審議すべきだ。
中国にとって、米国が好戦的な暴力国家としてイメージを大きく損ね、日本がミサイルを浴びて傷つくほど、美味しいことはない。
72年前に、朝日新聞と狂気に取り憑かれた軍人たちが、日本精神さえあれば「神州不滅」だと叫んで、「一億総特攻」をあおった。
護憲派が「平和憲法」さえあれば、「日本は不滅」だと説いているが、72年前に「一億玉砕」の道を突き進んでいた、恐ろしい亡霊が全国をさまよっているとしか思えない。
祈りや精神力だけでは、日本を守れない。
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日本を守る⑤~防衛費増額の国会審議を~
北朝鮮は4月16日、ピョンヤンで大規模な軍事パレードを行った翌日の早朝に、日本海沿岸からミサイルを試射したが、失敗した。米韓軍合同司令部によれば、中距離弾道ミサイル(IRBM)だった。
トランプ大統領は米国まで届くICBMを試射する確証をえたら、先制攻撃を加えると警告している。「アメリカ・ファースト」――「アメリカン・セイフティ(米国の安全)ファースト」なのだ。
日本が頭から火の粉をかぶることになるが、トランプ政権は、剣道でいえば「肉を斬らせて、骨を斬る」ことになる。肉は日本だ。
私たちの眼のすぐ前で、朝鮮半島に点火する導火線が、火花を散らして燃えている。
いつ、朝鮮半島に火の手があがることになるのだろうか。
私はまだ1年あまりは、時間的な余裕があると思う。あるいは、2年あるだろうか。
米国は中国という龍に北朝鮮に強い圧力を加える芸を、教え込もうとしている。中国が鍵を握っている。だが、中国はホワイトハウスの庭に飼われる、ポチ龍にはなりたくない。
中国の習近平主席は「偉大な5000年の中華文明の復興」、英訳すれば「メイク・チャイナ・グレイト・アゲイン」と叫んで、中国国民の人気を博してきたのに、北朝鮮のおかげで米国に対して威張れなくなった。
といって、米国のいうままになって、北朝鮮に核開発を放棄するように、真剣になって迫ることはしまい。
北朝鮮が核やミサイル開発を、投げ棄てることはありえない。核やミサイル実験を行わなくても、核武装国家のイスラエルの例のように、性能を高めることができる。
このまま進んでゆけば、米国はいずれ北朝鮮を、攻撃することとなろう。
国会は与野党が一致して、ミサイル迎撃システムを強化し、北朝鮮のミサイル基地を攻撃する能力を保有するために、防衛費を画期的に増額することを、集中審議すべきだ。
中国にとって、米国が好戦的な暴力国家としてイメージを大きく損ね、日本がミサイルを浴びて傷つくほど、美味しいことはない。
72年前に、朝日新聞と狂気に取り憑かれた軍人たちが、日本精神さえあれば「神州不滅」だと叫んで、「一億総特攻」をあおった。
護憲派が「平和憲法」さえあれば、「日本は不滅」だと説いているが、72年前に「一億玉砕」の道を突き進んでいた、恐ろしい亡霊が全国をさまよっているとしか思えない。
祈りや精神力だけでは、日本を守れない。