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 ★★★☆☆「カエルの楽園」百田尚樹♪


読書普及研究所 本のソムリエ
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<名言クイズ> 

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・もう一つ,恐ろしい事実があります。
 ウシガエルたち(中国)は,スチームボート(米国)が年老いて飛んでいけなくなった地域から,次々と●●を奪い取ってきたのです(p178)


<ヒント>「労働」ではありません。


▼「名言クイズ」の答えを読む
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<本ナビ(4850冊目)>

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「カエルの楽園」百田尚樹、新潮社
⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4103364122/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★☆☆(70点)


■ゆっくりと進行する危機に対応できずに死んでしまう「ゆでガエル」という言葉があります。


 この本では、「日本」を平和を愛するツチガエル、「中国」を肉食のウシガエル、「米国」を楽園を見守るワシにたとえています。


 もちろん「カエルの楽園」とは、ツチガエルの楽園、日本のこと。


・この国中のカエルが皆,常に平和を願っている。
 自分たちの幸せじゃなくて,世界のカエルの幸せを願っている・・
 世界がこの思想を学べば,この世からすべての争いが消える(p41)



■カエルの楽園では、ワシが見守っているため平和が保たれています。


 しかし、楽園の周辺地域では、肉食のウシガエルがカエルを食用にしていました。


 そうした恐ろしい状況を訴えるカエルもいましたが、多くのツチガエルは平和思想が平和を守っていると信じていたのです。


 つまり、多くの平和を愛するウシガエルの公正と信義に信頼して、安全と生存を保持しようと決意したのですね。


・一,カエルを信じろ
 二,カエルと争うな
 三,争うための力を持つな(p169)



■結果して、多民族を信じ、戦いを避け、戦う準備のできていないツチガエルは、ウシガエルの食料となってしまいます。


 そして、楽園といわれた国家は消滅したのでした。


 想定内で面白くありませんが,
 「現実は小説より奇なり」
 ということなのでしょう。


 百田さん、良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・あんたのじいさんのじいさんの,そのまたじいさんが一度だけ悪いことをしたのを,あんたは永久に謝り続けるのか(p63)


・「しかしウシガエルを追い払わなければ,この国は乗っ取られるかもしれないんですよ。
 国を奪われたら,いずれは彼らに食べられてしまう可能性もあります」
 「考えすぎだ」(p137)


・争いは話し合いで解決できるのです。
 力に訴えることを許してはいけません。
 話し合いこそ,パナージュのカエルが取るべき道です(p151)


・わたしは他のカエルを殺すくらいなら,殺される方を選びます。
 三戒を守って,黙って死んでいきます(p199)


・ツチガエルを食べたウシガエルは三匹です。その三匹がたまたま間違いを犯したからと言って,ウシガエル全部を敵と看做すのは愚かなことではありませんか。
 ウシガエルのほとんどは友好的なのですから(p230)


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<私の評価:人生変える度>
 ★★★★★(お薦めです!ひざまずいて読むべし)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
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