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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は。中国膨張主義に目を向けよう。
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台湾原住民VS中国人―日本人はどちらの味方に?
ブログ「台湾は日本の生命線」で。ブログでは関連写真も↓
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2016/10/21/Fri
■台湾「原住民」の呼称に差別的な響きなし
台湾で全人口の二割(五十五万人)を占めるのが原住民だ。日本では「原住民」は差別的な響きがあるとして、メディアなどは「先住民」と呼ぶが、台湾で「先住民」は「滅亡した民族」の意。
そしてそもそも「原住民」の呼称に原住民自身が誇りを持っているのだから、差別用語などと受け取らない方がいい。
差別と言えば、漢語に「番」という民族差別用語がある。これは「民」(漢人)ではない未開の野蛮人(民=ヒト以下の存在)の意。非漢人を禽獣視する華夷思想から生じた言葉だが、台湾で原住民は清国時代まで「番」、「番人」、「生番」(未漢化の番人)、「熟番」(平地で漢化を受けた番人)などと蔑称されていた。
日本統治時代に入っても引き続き「蕃人」等々と呼ばれたものの、一九二三年の皇太子(後の 昭和天皇)の台湾行啓の際、「生蕃」の蔑称は「高砂族」と改められた。「高砂」とは日本での台湾の古称であり、美称である。
一九三五年には「高砂族」と「平埔族」(熟蕃)が法的呼称となった。
ところが一九四五年に台湾が中華民国(国民党)の支配下に組み込まれると、「高砂族」は「高山族」と改称された。
国民党の中国人が「高砂」との日本語に反撥したためとされる。
■台湾原住民を見下した国民党の中国人
そして一九四七年、その「高山族」は「山地同胞」と改称される。その理由について台湾省政府は当時の通達の中で次のように説明した。
「日本統治時代、差別と圧迫を受け、高山地域に集められて同化の対象外とされ、高山族と呼ばれた。しかし光復(※中華民国による占領)後、山地同胞に対しては一視同仁であり、高山族の名称は使用を禁止し、平等を期する」
原住民の山地での居住は言うまでもなく、日本人に強制されたものではないし、「高山族」の名も日本人ではなく彼ら中国人が付けたもの。実にいい加減な説明であるが、大きな欺瞞も感じてならない。なぜならなどと言って拵えた「山地同胞」(山胞)なる呼称自体が強烈な差別用語であるからだ。
わざわざ「同胞」と強調するのは、「いまだ漢人化していないが、とりあえず同胞と看做してやる」という意味だ。「同胞=民」より文明レベルが低いと位置付ける辺りは「番」に通じるものがある。華夷思想は健在なのだ。
ちなみに当時の国民党が原住民をまったく軽視していたことは、平埔族の存在を忘れていたのを見ても明らかだ。「山胞」に平埔族を入れ忘れたことに気づいた国民党は、同族を「平地山胞」と定義した。つまり「平地山地同胞」と呼んだのだから、まったく噴飯ものである。
しかし一九八〇年代に入ると、自らの権益擁護を訴える原住民運動が勃興し、八四年からは「山胞」を「原住民」(台湾元来の主の意)への改称を求める「原住民正名運動」が始まった。
「中華民族=中華民国」との単一民族論を掲げる国民党政権は、台湾独立思想にも繋がりかねない「台湾原住民(族)」意識の擡頭を危険視したが、民主化後の一九九四年に至り、李登輝総統が公式の場で初めてこの呼称を用いた。そして同年の憲法修正条項によって「原住民」は法律上の呼称となったのである。一九九六年には原住民行政を司る中央官庁、原住民委員会(現・原住民族委員会)も設置された。
■台湾原住民に対する中国の傲慢な姿勢
このように「原住民」とは原住民が自らの尊厳をかけ、勝ち取った名称であるといえる。
さて、話の舞台を中国に移す。
十月二十日、杭州で文化創造産業博覧会が開幕し、台湾からが原住民族委員会が率いる原住民の創造産業団体参加したのだが、そこで不条理極まりなきトラブルが発生したのである。
この訪中団は開幕式の前々日になり、突然主催者から「原住民族」ではなく「少数民族」と名乗るよう要求されたのだ。「大陸(※中国)では少数民族と呼ぶ」との理由でだ。
台湾側がそれを拒否すると、主催者は会場にあった「原住民族委員会」との表示を削除。原住民族委員会はこれを知るやただちに抗議するとともに、博覧会の参加を取りやめを決めた(産業団体は予定通り参加した)。
これについて原住民のコラス・ヨタカ立法委員(国会議員)は「原住民族」の名は「台湾元来の主」の意だと強調しながら、中国をこう痛罵した。
「中国は今でも漢民族排外主義を持ち、漢民族以外を少数だと位置付けたがる。台湾は絶対に中国の一部ではない。異民族を凌辱する手段で台湾原住民を扱おうとしても決して屈服しない」
「中国のやり方は土匪と変わらない」
■「中国の五十五の少数民族」の中に台湾原住民が
それでは中国はなぜ「少数民族」の呼称を押し付けたのだろうか。
あの国の中央政府が「確認」する国内の民族は五十六あり、その内全人口の九割を占める漢民族以外の五十五の民族は「少数民族」と定義されているのだが、その五十五の中に台湾原住民が含まれているのである。
かつて国民党が命名した、「高山族」の名でである。
これは台湾を中国の一部とする「一つの中国」の虚構宣伝から派生したもう一つの虚構宣伝であると言えるだろう。
ところがそうしたところへ台湾の原住民が「台湾原住民」と自称したのだ。これはあの国の宣伝工作に非常に不都合。かくて「先住民」の名を強要して来たという訳だろう。
国民党もひどかったが中共もひどいものだ。中国人はどこまで台湾原住民を愚弄する気なのだろうか。
ところで日本でも「中国の民族は五十六で少数民族は五十五」という虚構宣伝はすっかり事実として定着している。マスメディアはそう報じているし、学校教科書にもそう載っているから、受験生などはみなそう暗記していることだろう。
おそらくほとんどは、そこに台湾原住民が含まれているなど気付いていないのだろうと思うが、しかしそれでいい訳がない。
実は日本人と台湾原住民は歴史的因縁が深い。一八七四年の征台の役から一九三〇年の霧社事件に至るまで、凄惨な殺し合いが繰り返された一方で、誠実さを重んじ、武勇を尊ぶといった共通の民族性から両者の信頼と友情は深まり行き、その結果原住民には、戦時中の高砂義勇隊の活躍に代表される日本への貢献や、戦後も一貫して保たれた強烈な親日感情など、日本人が感動、感謝するべきさまざまな事柄あるのである。
高砂義勇隊
日本への忠誠心は内地人に勝るとも劣らないと言われた高砂義勇隊。勇猛果敢な闘いで多くが南方で散華している
しかし残念ながら今日では、そうした話がどんどん分からなくなっているようで、今後もこのように台湾原住民の存在を軽視して行くなら、日本人もやがては中国人と何も変わらなくなってしまう。
まずは「台湾は絶対に中国の一部ではない」との認識を確立し、「中国少数民族は五十五」というプロパガンダを打ち破るべきだと思う。日本人はあくまで台湾原住民の味方であるべきであると思うがどうだろう。
【過去の関連記事】
北京支局長も鵜呑み!中国捏造「常識」を覆せ 09/02/2
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-673.html
メディア各社の「中国55の少数民族」報道は誤報―侵略国家の宣伝を鵜呑み 13/11/14
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2251.html
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台湾で全人口の二割(五十五万人)を占めるのが原住民だ。日本では「原住民」は差別的な響きがあるとして、メディアなどは「先住民」と呼ぶが、台湾で「先住民」は「滅亡した民族」の意。
そしてそもそも「原住民」の呼称に原住民自身が誇りを持っているのだから、差別用語などと受け取らない方がいい。
差別と言えば、漢語に「番」という民族差別用語がある。これは「民」(漢人)ではない未開の野蛮人(民=ヒト以下の存在)の意。非漢人を禽獣視する華夷思想から生じた言葉だが、台湾で原住民は清国時代まで「番」、「番人」、「生番」(未漢化の番人)、「熟番」(平地で漢化を受けた番人)などと蔑称されていた。
日本統治時代に入っても引き続き「蕃人」等々と呼ばれたものの、一九二三年の皇太子(後の 昭和天皇)の台湾行啓の際、「生蕃」の蔑称は「高砂族」と改められた。「高砂」とは日本での台湾の古称であり、美称である。
一九三五年には「高砂族」と「平埔族」(熟蕃)が法的呼称となった。
ところが一九四五年に台湾が中華民国(国民党)の支配下に組み込まれると、「高砂族」は「高山族」と改称された。
国民党の中国人が「高砂」との日本語に反撥したためとされる。
■台湾原住民を見下した国民党の中国人
そして一九四七年、その「高山族」は「山地同胞」と改称される。その理由について台湾省政府は当時の通達の中で次のように説明した。
「日本統治時代、差別と圧迫を受け、高山地域に集められて同化の対象外とされ、高山族と呼ばれた。しかし光復(※中華民国による占領)後、山地同胞に対しては一視同仁であり、高山族の名称は使用を禁止し、平等を期する」
原住民の山地での居住は言うまでもなく、日本人に強制されたものではないし、「高山族」の名も日本人ではなく彼ら中国人が付けたもの。実にいい加減な説明であるが、大きな欺瞞も感じてならない。なぜならなどと言って拵えた「山地同胞」(山胞)なる呼称自体が強烈な差別用語であるからだ。
わざわざ「同胞」と強調するのは、「いまだ漢人化していないが、とりあえず同胞と看做してやる」という意味だ。「同胞=民」より文明レベルが低いと位置付ける辺りは「番」に通じるものがある。華夷思想は健在なのだ。
ちなみに当時の国民党が原住民をまったく軽視していたことは、平埔族の存在を忘れていたのを見ても明らかだ。「山胞」に平埔族を入れ忘れたことに気づいた国民党は、同族を「平地山胞」と定義した。つまり「平地山地同胞」と呼んだのだから、まったく噴飯ものである。
しかし一九八〇年代に入ると、自らの権益擁護を訴える原住民運動が勃興し、八四年からは「山胞」を「原住民」(台湾元来の主の意)への改称を求める「原住民正名運動」が始まった。
「中華民族=中華民国」との単一民族論を掲げる国民党政権は、台湾独立思想にも繋がりかねない「台湾原住民(族)」意識の擡頭を危険視したが、民主化後の一九九四年に至り、李登輝総統が公式の場で初めてこの呼称を用いた。そして同年の憲法修正条項によって「原住民」は法律上の呼称となったのである。一九九六年には原住民行政を司る中央官庁、原住民委員会(現・原住民族委員会)も設置された。
■台湾原住民に対する中国の傲慢な姿勢
このように「原住民」とは原住民が自らの尊厳をかけ、勝ち取った名称であるといえる。
さて、話の舞台を中国に移す。
十月二十日、杭州で文化創造産業博覧会が開幕し、台湾からが原住民族委員会が率いる原住民の創造産業団体参加したのだが、そこで不条理極まりなきトラブルが発生したのである。
この訪中団は開幕式の前々日になり、突然主催者から「原住民族」ではなく「少数民族」と名乗るよう要求されたのだ。「大陸(※中国)では少数民族と呼ぶ」との理由でだ。
台湾側がそれを拒否すると、主催者は会場にあった「原住民族委員会」との表示を削除。原住民族委員会はこれを知るやただちに抗議するとともに、博覧会の参加を取りやめを決めた(産業団体は予定通り参加した)。
これについて原住民のコラス・ヨタカ立法委員(国会議員)は「原住民族」の名は「台湾元来の主」の意だと強調しながら、中国をこう痛罵した。
「中国は今でも漢民族排外主義を持ち、漢民族以外を少数だと位置付けたがる。台湾は絶対に中国の一部ではない。異民族を凌辱する手段で台湾原住民を扱おうとしても決して屈服しない」
「中国のやり方は土匪と変わらない」
■「中国の五十五の少数民族」の中に台湾原住民が
それでは中国はなぜ「少数民族」の呼称を押し付けたのだろうか。
あの国の中央政府が「確認」する国内の民族は五十六あり、その内全人口の九割を占める漢民族以外の五十五の民族は「少数民族」と定義されているのだが、その五十五の中に台湾原住民が含まれているのである。
かつて国民党が命名した、「高山族」の名でである。
これは台湾を中国の一部とする「一つの中国」の虚構宣伝から派生したもう一つの虚構宣伝であると言えるだろう。
ところがそうしたところへ台湾の原住民が「台湾原住民」と自称したのだ。これはあの国の宣伝工作に非常に不都合。かくて「先住民」の名を強要して来たという訳だろう。
国民党もひどかったが中共もひどいものだ。中国人はどこまで台湾原住民を愚弄する気なのだろうか。
ところで日本でも「中国の民族は五十六で少数民族は五十五」という虚構宣伝はすっかり事実として定着している。マスメディアはそう報じているし、学校教科書にもそう載っているから、受験生などはみなそう暗記していることだろう。
おそらくほとんどは、そこに台湾原住民が含まれているなど気付いていないのだろうと思うが、しかしそれでいい訳がない。
実は日本人と台湾原住民は歴史的因縁が深い。一八七四年の征台の役から一九三〇年の霧社事件に至るまで、凄惨な殺し合いが繰り返された一方で、誠実さを重んじ、武勇を尊ぶといった共通の民族性から両者の信頼と友情は深まり行き、その結果原住民には、戦時中の高砂義勇隊の活躍に代表される日本への貢献や、戦後も一貫して保たれた強烈な親日感情など、日本人が感動、感謝するべきさまざまな事柄あるのである。
高砂義勇隊
日本への忠誠心は内地人に勝るとも劣らないと言われた高砂義勇隊。勇猛果敢な闘いで多くが南方で散華している
しかし残念ながら今日では、そうした話がどんどん分からなくなっているようで、今後もこのように台湾原住民の存在を軽視して行くなら、日本人もやがては中国人と何も変わらなくなってしまう。
まずは「台湾は絶対に中国の一部ではない」との認識を確立し、「中国少数民族は五十五」というプロパガンダを打ち破るべきだと思う。日本人はあくまで台湾原住民の味方であるべきであると思うがどうだろう。
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北京支局長も鵜呑み!中国捏造「常識」を覆せ 09/02/2
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メディア各社の「中国55の少数民族」報道は誤報―侵略国家の宣伝を鵜呑み 13/11/14
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