From 三橋貴明
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『三橋貴明の「新」日本経済新聞』
2016/10/16
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日本が国連に2億ドル払える理由
財政赤字国のどこにそんな大金が?
TVが放送を自粛する意外な真実とは
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[三橋実況中継]
ファイナンス・ファイナンス
【近況】
人間は言葉で「思考」します。
言葉が間違っていると、思考も間違えてしまいます。
しかも厄介なのは、上記を理解した「誰か」が、特定の政治的な目的を達成するために、言葉を生み出し、多用し、情報操作を図ろうとする点です。
いわゆる、プロパガンダですね。
「月刊三橋」や「三橋経済塾」では、言葉の定義を重視します。
さもなければ、正しい思考ができず、問題解決も図れないためです。
例えば、「Government Debt」という概念が、なぜか日本では「国の借金」「日本の借金」と訳され、報じられ続けています。
正しくは、「政府の負債」です。
「政府の負債」であれば、借り手が「政府」であることが誰にでも分かります。
とはいえ、「国の借金で破綻する!」「日本の借金は1000兆円を超えており」
「日本は借金大国」といった言い回しをされると、国民はあたかも「自分たち」が借金しているような印象を覚えます。
結果的に、
「国民は一人当たり800万円の借金を背負っている(計算になる)んですよ。この借金のツケを、将来世代に残すわけにはいきませんよね。じゃあ、増税に反対しないでね」
という、1995年に始まった大蔵省(当時)の財政破綻キャンペーンに、国民は騙され続けています。
あるいは「財政ファイナンス」。
日本政府の負債は100%日本円建てであるため、
「日銀が国債を買い取れば、話は終わりでしょ」と正しい主張をすると、
「それはザイセイファイナンスだ~っ!!!」と強圧的に反論されます。
財政ファイナンスを英語に訳すと、ファイナンス・ファイナンスになってしまいます。
そもそも、中央銀行の国債買取は「国債のマネタイゼーション(貨幣化)」なのです。
英語では「monetization」と呼びます。
とはいえ、「国債の貨幣化」という言葉を使うと、中央銀行が国債を買い取ると「貨幣」と同じになってしまい(なります)、政府の財政破綻の可能税がゼロであることが露呈してしまうため、誰かが「monetization」について「財政ファイナンス」と呼び始めたのです。
そして、メディア総がかかりで
「財政ファイナンスは悪。決してやってはいけない」という印象操作を行い、
「国債を発行し、財政出動を。国債を日銀が買い取れば、政府の財政破綻の可能性はゼロ」
という事実を言う論客、政治家、学者などに対し、
「それは財政ファイナンスに該当する!」
と叫び、口を封じるという「手法」が使われているのです。
実際には「ファイナンス・ファイナンス」だから何だ?
という話なのですが、この手の言葉を使う連中は、誰もその手の疑問を持とうとはしません。
まさに、思考停止状態です。日本をデフレから脱却させるためには、まずはこの手の「言葉の問題」をクリアにしなければならないと考え、三橋は「月刊三橋」「三橋経済塾」で言葉の定義を重視し、コンテンツを作成しているのでございます。
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◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第193回「世界の歴史はイギリスから動く」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
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◆有料メルマガ 週刊三橋貴明 Vol386 イギリスのエスタブリッシュメント
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不思議なことに、イギリスという国では「グローバリスト」と親和性が高いエスタブリッシュメント階級から、反グローバリスト、国民に沿った政治を行う政治家が出現するのです。
これがいわゆる「ノブレス・オブリージュ(高貴さは義務を強制する)」なのでしょうか。
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インターネット受講の皆様は、しばらくお待ちください。
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今週の更新はありません。
―――発行者より―――
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2016年はアメリカ大統領選挙の年。11月8日に予定されている投票で、その大勢が決まる。
三橋貴明は、このトランプ氏対クリントン氏の争いを
「グローバリズム対反グローバリズム」の戦いと位置付けるが、
「人類の歴史にも関わる戦い」であるとも語っている。
「自己責任」と「奴隷制」と「富の集中」が融合する世界が勝つのか、
「管理」と「助け合い」と「富の分かち合い」が融合する世界が勝つのか。
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