石原ヒロアキさんの連載

「日の丸父さん」

第三話「地下鉄サリン事件と自衛隊(上九一色村編)」

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※全員若いです

21年前の3.20を忘れてはいけません。

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ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応予備自衛官でもあります。
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こんにちは。エンリケです。

きょうから、去年大好評のうちに終わった、山下知緒さんの「剣人ルポーサムライカルチャー再発見」の対談編の配信をはじめます。

はじめ読んだとき私もびっくりしたんですが、最初の対談相手は、私も大好きな、あなたも知ってる、TVでよく見るあの人でした・・・・

この方が掲げる壮大なスケールの企画にも魅了されています。

くわしくは本文で。

エンリケ

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サムライカルチャー再発見・対談編(1)

◆京都時代劇村発起人・榎木孝明

        験流手裏剣術・研武塾代表 山下知緒(やました・ともお)

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「サムライ」をテーマにした剣人ルポの続編を、本日からスタートします!

 今シリーズの「対談編」は、サムライカルチャーの担い手8人のインタビューでして、2カ月間の短期連載でお届けします。

 第1回目のインタビューは俳優の榎木孝明(えのき・たかあき)氏です。

 本稿は、榎木氏が東京都東久留米市にある私の武術道場へお忍びで稽古参加された際に伺った話をまとめたものです。

「芸能人のタブーは政治と宗教の話なんです」と苦笑しつつ、現代社会に対する巨視的な考察、鋭敏な芸術論、既成概念にとらわれない宗教観などを知的かつ刺激的に語ってくれました。

「今いちばん力を入れて取り組んでいるのが<日本>という文化や伝統の再生運動なんです」という言葉に引き込まれて、いつの間にかスッカリ魅了されていました。

 その詳細は、どうぞ本編をお読みください。


▼時代劇の話

 歌舞伎や浄瑠璃に時代物というジャンルがあるが、「時代劇」という呼称は映画やテレビの台頭とともに根づいたものである。日本最初の映画「紅葉狩(もみじがり)」も、時代劇にカテゴライズされる作品だった。しかし今日、時代劇は衰退の一途をたどり、結髪(けっぱつ)、衣装、小道具、舞台美術などの専門スタッフも消え去りつつある。終戦後、世界を席巻した黒澤明監督の「羅生門」を始めとする珠玉の邦画は、敗戦にあえぐ日本人に希望と自信を与えたものだが、その黄金期を知る世代も少なくなった。

「映画一期一会プロジェクト<時代劇再生運動>」を提唱する俳優の榎木孝明(えのき・たかあき)氏はソフトな外見と裏腹にラジカルな行動家で、近年は映画産業を国家的事業に押しあげる「京都時代劇村」構想を強く訴えている。
その壮大なスケールは夢物語のごとき印象も受けるが、景気低迷が続く萎縮した社会へ一石を投じる革新性とロマンに満ちている。すでに一部の有志や企業が賛同し、プロジェクト決行の機運は高まっているという。武術にも精通した榎木氏の日本人考は伝統文化を重んじるもので、役者らしい精神論も垣間見られる達識だ。その一端をご紹介したい。


▼考えるよりも先に行動する性分

山下 もの静かな二枚目のイメージがある榎木さんですが、実はずいぶんと型破りな自由人と伺っています。少し前ですと1カ月間の「不食」体験が話題を呼びました。そういう私生活や、指南書まで出している水彩画のご趣味についてもお聴きしたいのですが……時間の都合上、そのあたりはまたの機会にして、今回は時代劇に関わる活動を拝聴させてください。まずは、ご自身が役者を志したキッカケからお聞かせ願います。

榎木 若いころは自己顕示欲が強くて、世間の耳目を集めたかったんです。
つまり、目立ちたかったわけですね。美大へ通うかたわらで演劇活動をして、その後、劇団四季に入団しました。実はミュージカルで有名な劇団とは知らず、歌とダンスばかりの入団試験に「変わっているなぁ」と首を傾げていたくらいなんです。

山下 変わっているなぁって、それは榎木さんの方ですよ。日本屈指のミュージカル劇団とご存じないまま入団されたのですか? なかなか入れない狭き門でしょう。
若かったとはいえ、かなり向こう見ずでしたね。

榎木 考えるよりも先に行動するという性分は、今も変わりません。「そうやって引き当てた偶然はすでに紛れもない必然である」というのが、私の人生哲学なんです。
20歳のころに示現流(じげんりゅう)の門を叩いた時もそうでした。故郷の薩摩に伝わる古武術と知って飛び込んだのですが、「鍔(つば)に結んだコヨリを切って刀を抜いたら、相手か自分が必ず死なねばならない」という流儀の覚悟を教わりましてね。その場で初めて「そんなに激しい流儀なのか!」とシビレちゃったわけです。

山下 古流武術の修練は、現在も続けていらっしゃいますね。それは演技にも役立っていますか?

榎木 はい。演技の肝は、セリフ回しやポーズではありません。武士を演じようとすれば、武士の「空気」を身にまとうことが大切です。微妙な表情、所作、声色といったものは、つくろうとしてつくれるものではないんです。日本人らしい空気を発するには、武術、舞踊、古くからの作法といった教養が本当に役に立ちます。

山下 好きな映画や、尊敬する俳優さんはいらっしゃいますか?

榎木 黒澤明監督のチャンバラは好きです。あの世代の役者や製作スタッフは、戦争の経験がありますから、斬り合いに直面したサムライの死生観も自然とつむぎ出せたのでしょう。戦後の豊かな社会しか知らない役者には、あれだけのムードをかもすのは大変です。

山下 敬愛する桐野利秋(きりの・としあき)の物語を自ら映画化して、主演もされましたね。拝見して一番印象的だったのは、薬丸自顕流(やくまるじげんりゅう)に光を当てた殺陣(たて)の新鮮さでした。

榎木 桐野利秋が修練した薬丸自顕流と、私が学んだ示現流はルーツが同じなんです。けれど、柄(つか)のにぎり方とか腰の落とし方とかに相違があるので、あの映画のために改めて薬丸自顕流を習いました。猿叫(えんきょう)と呼ばれる決死の気合も、ほかの時代劇ではそう出てこない見どころです。

山下 壮絶な金切り声ですよね。あれも海外のアクションシーンにはないリアリティでしょう。ところで、「人斬り半次郎」の異名を持つ桐野利秋のごとく、現代人とは異なる環境を生きた歴史的人物を演じる際、どのように役づくりをしていますか?

榎木 演技は考えるのでなく、思い出すようにしてつかむものです。たとえば、殺人経験のない私が、対敵と斬り合う恐怖や興奮を頭で考え出すのは困難です。
しかし、真剣勝負に臨む武士の心境をリアルにわかっている部分が、私たちのどこかには眠っているんです。そういう引き出しを見つければ、誰でもすごい芝居ができます。武術などの日本文化を学ぶ際も同様で、一つひとつを覚えるというよりは、私たち日本人の血肉となっている深い記憶を呼び戻せばいいんです。私が推し進めている京都時代劇村のプロジェクトにも、そういう思想が色濃く流れています。

▼京都時代劇村のプロジェクト

山下 古い町並みを有する映画村づくりと伺っていますが、それは日光江戸村のようなテーマパークと違うのですか?

榎木 似て非なるものです。日光江戸村は江戸情緒を楽しむ観光施設ですが、京都時代劇村は時代劇づくりを主軸とした複合文化施設です。まずは国が中心となって、海外輸出を重視した時代劇の制作基盤を整えます。その事業拠点として、京丹波町(きょうたんばちょう)に一大撮影村を築くという計画なんです。
東京ドームほどの広さを想定していますが、最終的にはその約21倍にまで発展させるつもりです。

山下 撮影村であれば、太秦(うずまさ)の「東映京都撮影所」が有名ですが、榎木さんの構想はそれと異なるのですか?

榎木 芝居の良し悪しは、その場に漂う空気の良し悪しに左右されます。
残念ながら、時代劇にふさわしい場所は確実になくなりつつあります。そこで「時代劇に適した環境を生み出し、その中で日本人らしい空気を持った人材を育てましょう」というのが、私のアイデアなんです。方針としては、24時間休みなく生活が営まれる本物の村を創造します。家屋一軒一軒に人を居住させて、入居者にはエキストラ出演などの条件を課そうと思っています。また映画産業の裏方だけでなく、焼き物、染物、鍛冶屋といった伝統工芸の職人も住まわせて、和的な職能を支援します。旅籠(はたご)は、国内外の観光客を受け入れる宿泊施設として整備する予定です。農園はもちろん、時代劇に不可欠な馬の飼育をおこなうスペースも考えねばなりません。

山下 なるほど。実生活を盛り込んだ時代村というコンセプトなのですね?

▼日本人を再生する「時代劇村」

榎木 さらにもう一つ大事なのが「教育」です。日本的な立ち振る舞いの下地となる乗馬、武術、舞踊、礼法などのカリキュラムを準備します。ビジターであれば伝統工芸の見学や体験ができ、また居住者らを対象とした職人の後継者育成にも力を注ぎます。一般人があまり触れることができなかった和の教養に、すべての利用者が慣れ親しめるようにと考えています。

山下 単なる映画づくりの枠を超え…

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