【RPE】★中国4.0 習近平は、中国のゴルバチョフ
RPE Journal==============================================
ロシア政治経済ジャーナル No.1364
2016/3/31
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世界3大戦略家のルトワックさんが、
「習近平 = ゴルバチョフ」
と語っておられます。
なぜ???????
詳細は、【本文】で!↓
↓
(●本文へ↓)
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★中国4.0 習近平は、中国のゴルバチョフ
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今日は、昨日にひきつづき、全国民必読の書
「世界3大戦略家」エドワード・ルトワックさんの
●中国4.0 ~ 暴発する中華帝国
(詳細は→ https://hec.su/dlv4 )
について。
皆さん、世界3大戦略家のルトワックさんが、
今の中国
中国の未来
について、どう考えているのか知りたくないですか?
正直、「驚愕の中国認識」でした。
「習近平は、ソ連を崩壊させた男ゴルバチョフと同じだ」というのです。
なぜでしょうか?
▼習近平とゴルバチョフ
これは、ルトワックさんの本からではないですが。
有名な話として、中国共産党は、「二つのこと」を熱心に研究していました。
一つは、「なぜ日本のバブルは崩壊したか?」「崩壊を回避する方法はあったのか?」
もう一つ、「なぜソ連は崩壊したのか?」「崩壊を逃れる方法はあったのか?」
ソ連崩壊については、はっきりしています。
要するに、ゴルバチョフは、「優しくなりすぎた」のです。
彼は、「グラスノスチ」といって、「言論の自由」を許しました。
すると、全国民がゴルバチョフの悪口ばかりいうようになった。
政治活動、経済活動の自由も、ある程度許しました。
すると、ソ連の一共和国に過ぎなかった「ロシア共和国」の大統領エリツィンがどんどん強くなり、結局クーデターを起こされてしまった。
(1991年12月、12共和国の首長が集まり、ソ連にかわる「独立国家共同体」の創設を決めてしまった。)
誰がどう研究しても、「ゴルバチョフは優しすぎた」という結論になります。
ちなみにロシアではいまだに、「トウ小平のようにやっていれば、ソ連は存在していた。残念だ」という人がいます。
中国をソ連のように崩壊させたくない習近平は、ゴルバチョフと「正反対」のことをしている。
それが大規模な「反腐敗運動」です。
ゴルバチョフは「優しすぎた」ので、習近平は逆に「厳しく」しているのですね。
ところが、ルトワックさんにいわせると、「結果は同じ」なのだそうです。
<そもそもミハイル・ゴルバチョフの狙いは、ソ連そのものを改革するところにあった。
しかし結局、ソ連全体を崩壊させてしまった。
そして習近平も同じ道を歩んでいる。
習近平は中国共産党を改革しようとしているのだが、その向かう先には、党の崩壊が待ち受けているからだ。>(118p)
かなりショッキングですね。
どうしてそのような結論になるのでしょうか?
ルトワックさんによると、「反腐敗運動」が党を動かす「エンジン」を奪ってしまうからだそうです。
なぜ?
<毛沢東時代の「エンジン」は、イデオロギーであった。
彼らは紅衛兵を動員して、共産主義のイデオロギーを共産党の「求心力」としたのである。
ところが次のトウ小平の時代には、そのイデオロギーが影を潜め、その代わりに共産党の「エンジン」となったのは、マネーであった。
そして当然のごとく、党内に汚職と腐敗が蔓延することになる。>
(118p)
「汚職」のおかげで、党員たちはリッチになっていきました。
そして彼らは、子供たちを海外に留学させ、妻にBMWを買ってやることもできるようになった。
つまり、正規の給料以外に、賄賂などで「大儲け」できることが党員の「エネルギー」であると。
これを奪ったら、「中国共産党」は「エネルギーを失って崩壊する」と。
「汚職をなくすと組織のエネルギーがなくなって崩壊にむかう」
というのは、面白い論理ですが、今の中国をみると納得ですね。
▼裸の皇帝・習近平
少し前にRPEで、「習近平が『裸の皇帝』と呼ばれる日が来るかもしれない」と書きました。
ルトワックさんは、「裸の皇帝」という言葉は使っていませんが、実質同じようなことをいっています。
まず習近平は、「暗殺される」かもしれない。
<習近平以外のこれまでのリーダーたちは、党のベテランに対する数万件もの汚職捜査など行ったことはない。
一般の中国国民にとっては、習近平がとんでもないリスクを背負っているように見える。
多くの政敵に睨まれることになるからだ。
これは実質的に「暗殺のリスク」の可能性が出てくることを意味する。>(72p)
実際、習近平は「暗殺」を恐れ、ボディーガードを頻繁に代えているのだそうです。
そして、ルトワックさんは、習近平に国内外で起こっていることの「真実」を伝えてくれる人が「誰もいない」と断言しています。
ルトワックさんがいうに、習近平は、「一つ以外すべてのもの」をもっている。
美しい妻がいて、中国の国家主席、中国共産党の総書記、中央軍事委員会の主席で、しかも健康である。
しかし・・・。
<彼が持っていない…
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