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┃日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 ┃ http://www.realist.jp
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├ 2015年8月7日 ラウンドアバウトって知ってますか?
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■As Americans Figure Out the Roundabout, It Spreads Across the U.S.
By ERIC A. TAUB
『NY Times 』(2015/07/30)
http://www.nytimes.com/2015/07/31/automobiles/wheels/as-americans-figure-out-the-roundabout-it-spreads-across-the-us.html
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※ ↓今回の記事を紹介している動画はこちらから↓
【会員無料】奥山真司の「アメ通LIVE」(20150804)
ラウンドアバウトって知ってますか?(06:33)
http://www.nicovideo.jp/watch/1438946172
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おくやま です。
みなさんは「ラウンドアバウト」(roundabout)というものをご存知でしょうか?
聞いたことないなあといわれても無理はありません。
実はこれ、イギリスやフランスではかなり普及している交差点です。
ただし交差点とは違って信号はなく(大きなものにはあったりしますが)、代わりに真ん中に島があり、その周りをぐるぐる一方向にまわって、行きたい角に来たらその円から離脱して進む、というものです。
「ロータリー交差点」というとピンと来る方もいらっしゃるかもしれませんが、日本でも2年ほど前から一部地方都市などで設置され始めているようです。
この交差点が、アメリカで利点が認められ、その設置数が急速に伸びている、というのが今回紹介している記事なのですが、これを読んでの私の感じたポイントは2つ。
一つは欧米の人間の、新しいシステム導入に対する貪欲さというか、その合理的な判断基準。
というのも、どうやら従来の交差点と比べて、このラウンドアバウト(ランナバウトと聞こえる)というのは事故率が低いという統計が出ており、やや広めの土地を必要とする可能性がある以外は、普通の信号つきの交差点と比べて利点だらけ。
アメリカのように「いいものなら積極的に取り入れるべし」という姿勢は、やはりうらやましいと感じます。
もう一つは、ちょっと拡大解釈かもしれませんが、西洋のエンジニア思想というか、テクノロジーの思想にみえる「人間よりも環境を変える」という思想が、この記事からもかいま見えるところです。
というのも、私は最近孫子とクラウゼヴィッツを読み比べているのですが、その典型的な違いが、クラウゼヴィッツをはじめとする西洋の戦略思想のほうが原因と結果、いわゆる因果律を重視しているのに対して、孫子は環境帰結主義というか、状況が流れをつくることを強調するものが多いからです。
日本でもラウンドアバウトがこれからどこまで普及するのかは未知数ですが、こういう交通システムに戦略思想の文化の違いを感じて、とても興味深かったです。
( おくやま )
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■-編集後記-(和田)■-----------------------------------■
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ヨーロッパでは、信号すら減らす国もあるようです。
エコだし、自分で判断できるというものです。
日本の信号は優秀ですが、夜中の誰もいない交差点で待つって馬鹿らしい。
ナニーステイト化(国民を赤ちゃん扱い国家)ですね。
税金で守ってあげないと国民は幸福に暮らせないっていう全体主義者の国民をナメた意識が国を覆ってます。
日本で信号なし化が広まらないのは、やはり公共事業バンザイ!議員が多いからでしょう。
クレームはあるでしょうが、信号が必要だと主張する人はロビー活動できます。
しかし、一旦つくった信号いらないと訴えても逆転できないでしょう。
ぼくは歩道とガードレールを作られてしまって道が狭くなったことがいやで市役所に相談したことがあります。
子どもたちが危ないし、予算が通ってできたものだから無理ですね。
という答えでした。
法律も規制も減らせるものは減らした議員を賞賛する形って作れないでしょうか?
( 和田 / https://twitter.com/media_otb )
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※おくやまさんの生放送裏話等はこちらで・・・?
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(担当:管理人(紫))
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~戦略を語れない人生は奴隷だ~
技術を制するのは高度な技術ではない。
より上流階層からルール決めには対抗できない。
今こそ日本人は「戦略の階層」を学びその全体像を理解しなければならない。
・・・・・・つづきはこちらから↓
http://www.realist.jp/strata.html
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おくやま です。
みなさんは「ラウンドアバウト」(roundabout)というものをご存知でしょうか?
聞いたことないなあといわれても無理はありません。
実はこれ、イギリスやフランスではかなり普及している交差点です。
ただし交差点とは違って信号はなく(大きなものにはあったりしますが)、代わりに真ん中に島があり、その周りをぐるぐる一方向にまわって、行きたい角に来たらその円から離脱して進む、というものです。
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この交差点が、アメリカで利点が認められ、その設置数が急速に伸びている、というのが今回紹介している記事なのですが、これを読んでの私の感じたポイントは2つ。
一つは欧米の人間の、新しいシステム導入に対する貪欲さというか、その合理的な判断基準。
というのも、どうやら従来の交差点と比べて、このラウンドアバウト(ランナバウトと聞こえる)というのは事故率が低いという統計が出ており、やや広めの土地を必要とする可能性がある以外は、普通の信号つきの交差点と比べて利点だらけ。
アメリカのように「いいものなら積極的に取り入れるべし」という姿勢は、やはりうらやましいと感じます。
もう一つは、ちょっと拡大解釈かもしれませんが、西洋のエンジニア思想というか、テクノロジーの思想にみえる「人間よりも環境を変える」という思想が、この記事からもかいま見えるところです。
というのも、私は最近孫子とクラウゼヴィッツを読み比べているのですが、その典型的な違いが、クラウゼヴィッツをはじめとする西洋の戦略思想のほうが原因と結果、いわゆる因果律を重視しているのに対して、孫子は環境帰結主義というか、状況が流れをつくることを強調するものが多いからです。
日本でもラウンドアバウトがこれからどこまで普及するのかは未知数ですが、こういう交通システムに戦略思想の文化の違いを感じて、とても興味深かったです。
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ヨーロッパでは、信号すら減らす国もあるようです。
エコだし、自分で判断できるというものです。
日本の信号は優秀ですが、夜中の誰もいない交差点で待つって馬鹿らしい。
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税金で守ってあげないと国民は幸福に暮らせないっていう全体主義者の国民をナメた意識が国を覆ってます。
日本で信号なし化が広まらないのは、やはり公共事業バンザイ!議員が多いからでしょう。
クレームはあるでしょうが、信号が必要だと主張する人はロビー活動できます。
しかし、一旦つくった信号いらないと訴えても逆転できないでしょう。
ぼくは歩道とガードレールを作られてしまって道が狭くなったことがいやで市役所に相談したことがあります。
子どもたちが危ないし、予算が通ってできたものだから無理ですね。
という答えでした。
法律も規制も減らせるものは減らした議員を賞賛する形って作れないでしょうか?
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