--------
↓全文読めない等の場合はバックナンバーでご覧下さい↓
http://melma.com/backnumber_170937/
問い合わせID
K0q2CvnZ102w8tUvl1g2QGH0054b7501
--------
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
平成27年4月26日発行 vol.301
◇◇───────────────────────────────◇◇
斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
新刊『検証「女性宮家」論議』の立ち読み
──「まえがきにかえて」から
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
まえがきにかえて
──宮中祭祀にも「女性宮家」にも言及しない前侍従長インタビュー”
▽1 歴史的天皇像の喪失
125代の長きにわたって続く天皇の歴史の重みを顧みずに、現行憲法を起点に考える、いわば「1.5代」象徴天皇論が社会の各要所を支配し、皇室の伝統を脅かしています。
古来、国の中心に天皇が一貫して存在してきた意味と価値が自覚されることなく、あるいは自覚できずに、いつの間にか本来的なお役目が否認され、まったく異質なものへと変質させられようとしているようです。
天皇の変質は文明の揺らぎそのものです。文明の危機ともいうべき、きわめて重大な歴史の転換点を迎えているように思えてなりません。
昨年来、「戦後70年」という言葉を聞くようになりました。歴史の大きな節目とされ、安倍内閣は「総理大臣談話」の取りまとめに向け、有識者による懇談会を立ち上げました。
未曾有の敗戦から70年、大戦の反省と戦後の平和的歩みを踏まえて、21世紀の新たなビジョンを模索することは大きな意味があり、政府の意気込みは評価されます。それだけ20世紀において国の内外にもたらされた戦争の惨禍は筆舌に尽くしがたく、今日に至るまで尾を引いていることが分かります。
けれども、それ以上に深刻なのは、文明の根幹に関わる地殻変動です。
1200年以上前の古代律令に
「およそ天皇、位に即(つ)きたまわば、すべて天神地祇を祭れ」(「神祇令」の「即位条」)
と定められ、鎌倉時代に順徳天皇が宮中の有職故実などについて記録された「禁秘抄(きんぴしょう)」の冒頭に
「およそ禁中の作法は神事を先にし、他事を後にす」
と明記されているように、天皇とは国と民のため、天神地祇にひたすら祈る存在です。むかしもいまも、天皇は1年365日、祈りの日々を過ごしておられます。けれども、その事実すら、現代人の多くは知りません。戦後のメディアはほとんど報道しないからです。
祈りの存在であることが天皇の天皇たるゆえんであり、天皇が国の頂点に位置する統治者であることを意味してきたのですが、その意味を現代的に説明してくれる人も見当たりません。それどころか、天皇の祭祀は、まるで過去の遺物でもあるかのように誤解され、側近たちからさえ敬遠されています。
占領期に憲法は変わり、天皇は国および国民統合の「象徴」と位置づけられ、古代から天皇第一のお務めとされてきた宮中祭祀は“「皇室の私事」に貶められたままで、昭和40、50年代には、無原則な祭祀の簡略化が進められました。
平成に入ると、政府は、御代替わりの諸儀式を「憲法の趣旨」に反するとみなし、歴史的変更を加えました。ごく最近では、過去の歴史にない、女性天皇・女系継承容認の認否論議や、いわゆる「女性宮家」創設論議が、立て続けに起きました。その発信元は、後述するように、世界に冠たる、有能な日本の官僚たちでした。
国民的議論が盛んなのは悪いことではありませんが、議論の中身を見ていくと、歴史的天皇像の喪失という憂慮すべき現実が浮かび上がってきます。それは天皇制度の改革ではなく、終焉なのです。
以下、
▽2 前侍従長の「遺言」
▽3 前侍従長の「象徴」と陛下の「象徴」
▽4 社会的に活動なさるのが天皇ではない
▽5 社会的弱者のための天皇ではない
▽6 「象徴」天皇論の宣教師
▽7 理性の回復を信じたい
▽8 日本人のアイデンティティはどこへ
と続きます。
〈拙著の購入方法〉
たとえば、Googleの検索エンジンで、「iBooks 斎藤吉久」などと入力し、検索していただけると、購入ページを開くことができます。
◇ 筆者のプロフィール ◇
斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31(1956)年、福島県生まれ。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者などを経て、現在はフリー。テーマは、天皇・皇室、宗教、歴史、食文化など。発表記事などはFacebookの「ノート」で読める。著書に『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか』(並木書房)、共著『日本人なら学んでおきたい靖国問題』(青林堂)など。
━━━━━━━━━━━━《《《著書紹介》》》━━━━━━━━━━━━━
『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか─宮中祭祀の危機─』 斎藤吉久著
定価(1700円+税)
天皇ご在位20年、ふたたび宮中祭祀の破壊が始まった!政教分離の名のもとに側近らが祭祀を破壊してきた知られざる歴史を検証しながら、たったお一人で祭祀を守ろうとされた昭和天皇と今上陛下のご心情に迫る。http://www.namiki-shobo.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
--------
メルマガ解除やバックナンバーは↓
http://melma.com/backnumber_170937/
問い合わせID
b0g2MvHZA0BwstAv11P2wGH0054b7501
※解除が上手くいかない場合、上記問い合わせIDをコピーしてお問い合わせください。
--------
↓全文読めない等の場合はバックナンバーでご覧下さい↓
http://melma.com/backnumber_170937/
問い合わせID
K0q2CvnZ102w8tUvl1g2QGH0054b7501
--------
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
平成27年4月26日発行 vol.301
◇◇───────────────────────────────◇◇
斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
新刊『検証「女性宮家」論議』の立ち読み
──「まえがきにかえて」から
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
まえがきにかえて
──宮中祭祀にも「女性宮家」にも言及しない前侍従長インタビュー”
▽1 歴史的天皇像の喪失
125代の長きにわたって続く天皇の歴史の重みを顧みずに、現行憲法を起点に考える、いわば「1.5代」象徴天皇論が社会の各要所を支配し、皇室の伝統を脅かしています。
古来、国の中心に天皇が一貫して存在してきた意味と価値が自覚されることなく、あるいは自覚できずに、いつの間にか本来的なお役目が否認され、まったく異質なものへと変質させられようとしているようです。
天皇の変質は文明の揺らぎそのものです。文明の危機ともいうべき、きわめて重大な歴史の転換点を迎えているように思えてなりません。
昨年来、「戦後70年」という言葉を聞くようになりました。歴史の大きな節目とされ、安倍内閣は「総理大臣談話」の取りまとめに向け、有識者による懇談会を立ち上げました。
未曾有の敗戦から70年、大戦の反省と戦後の平和的歩みを踏まえて、21世紀の新たなビジョンを模索することは大きな意味があり、政府の意気込みは評価されます。それだけ20世紀において国の内外にもたらされた戦争の惨禍は筆舌に尽くしがたく、今日に至るまで尾を引いていることが分かります。
けれども、それ以上に深刻なのは、文明の根幹に関わる地殻変動です。
1200年以上前の古代律令に
「およそ天皇、位に即(つ)きたまわば、すべて天神地祇を祭れ」(「神祇令」の「即位条」)
と定められ、鎌倉時代に順徳天皇が宮中の有職故実などについて記録された「禁秘抄(きんぴしょう)」の冒頭に
「およそ禁中の作法は神事を先にし、他事を後にす」
と明記されているように、天皇とは国と民のため、天神地祇にひたすら祈る存在です。むかしもいまも、天皇は1年365日、祈りの日々を過ごしておられます。けれども、その事実すら、現代人の多くは知りません。戦後のメディアはほとんど報道しないからです。
祈りの存在であることが天皇の天皇たるゆえんであり、天皇が国の頂点に位置する統治者であることを意味してきたのですが、その意味を現代的に説明してくれる人も見当たりません。それどころか、天皇の祭祀は、まるで過去の遺物でもあるかのように誤解され、側近たちからさえ敬遠されています。
占領期に憲法は変わり、天皇は国および国民統合の「象徴」と位置づけられ、古代から天皇第一のお務めとされてきた宮中祭祀は“「皇室の私事」に貶められたままで、昭和40、50年代には、無原則な祭祀の簡略化が進められました。
平成に入ると、政府は、御代替わりの諸儀式を「憲法の趣旨」に反するとみなし、歴史的変更を加えました。ごく最近では、過去の歴史にない、女性天皇・女系継承容認の認否論議や、いわゆる「女性宮家」創設論議が、立て続けに起きました。その発信元は、後述するように、世界に冠たる、有能な日本の官僚たちでした。
国民的議論が盛んなのは悪いことではありませんが、議論の中身を見ていくと、歴史的天皇像の喪失という憂慮すべき現実が浮かび上がってきます。それは天皇制度の改革ではなく、終焉なのです。
以下、
▽2 前侍従長の「遺言」
▽3 前侍従長の「象徴」と陛下の「象徴」
▽4 社会的に活動なさるのが天皇ではない
▽5 社会的弱者のための天皇ではない
▽6 「象徴」天皇論の宣教師
▽7 理性の回復を信じたい
▽8 日本人のアイデンティティはどこへ
と続きます。
〈拙著の購入方法〉
たとえば、Googleの検索エンジンで、「iBooks 斎藤吉久」などと入力し、検索していただけると、購入ページを開くことができます。
◇ 筆者のプロフィール ◇
斎藤吉久(さいとう・よしひさ) 昭和31(1956)年、福島県生まれ。弘前大学、学習院大学を卒業後、総合情報誌編集記者などを経て、現在はフリー。テーマは、天皇・皇室、宗教、歴史、食文化など。発表記事などはFacebookの「ノート」で読める。著書に『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか』(並木書房)、共著『日本人なら学んでおきたい靖国問題』(青林堂)など。
━━━━━━━━━━━━《《《著書紹介》》》━━━━━━━━━━━━━
『天皇の祈りはなぜ簡略化されたか─宮中祭祀の危機─』 斎藤吉久著
定価(1700円+税)
天皇ご在位20年、ふたたび宮中祭祀の破壊が始まった!政教分離の名のもとに側近らが祭祀を破壊してきた知られざる歴史を検証しながら、たったお一人で祭祀を守ろうとされた昭和天皇と今上陛下のご心情に迫る。http://www.namiki-shobo.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
--------
メルマガ解除やバックナンバーは↓
http://melma.com/backnumber_170937/
問い合わせID
b0g2MvHZA0BwstAv11P2wGH0054b7501
※解除が上手くいかない場合、上記問い合わせIDをコピーしてお問い合わせください。
--------