【警鐘】「台湾平和中立宣言」の非現実性と危険性
川村 純彦(日本李登輝友の会副会長)
日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載
去る2月下旬に来日した台湾の呂秀蓮・元副総統らは、川村純彦(かわむら・すみひこ)氏が司会進行役をつとめたセミナーで、事前の打ち合わせになかった台湾をスイスのような永世中立国にしようと提案する「台湾平和中立宣言」に言及、呂氏らは帰台後、台湾のインターネット誌「民報」に「彼らは台湾の独立と中立を歓迎している」(張旭成・元国家安全会議副秘書長)などと投稿していた。
しかし、この提案には大きな問題があり、すでに本会の小田村四郎会長は3月17日に「日米台の緊密な安全保障協力の推進にとって阻害要因となる危険性がある」とする声明を発表している。
当事者である川村氏も、安全保障の専門家の立場から賛同していないとして、、来日時に提案した状況を明らかにしつつこの「台湾平和中立宣言」の問題点を指摘し、3月21日付の「自由時報」に投稿した。
川村氏はまた、濱口和久氏がキャスターをつとめる日本文化チャンネル桜の番組「防人の道 今日の自衛隊」において、以上の経緯や問題点について解説した。YouTubeにアップされているので下記にご紹介したい。
なお、川村氏は番組の中で、李登輝元総統がこの台湾平和中立宣言について「画に描いた餅」と評されたことを紹介している。
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◆【川村純彦】「台湾平和中立宣言」の非現実性と危険性[桜H27/4/15]
https://youtu.be/eW-zet5uIQ8
元海将補の川村純彦氏をお迎えし、今年2月に台湾の呂秀蓮・前副総統、蔡明憲・前国防部長、張旭成・前国安会副秘書長一行が来日した折の意見交換の場で提示された「台湾平和中立」構想が、日本においても強く支持されているとの誤った見解が流布され、台湾内政のみならず周辺地域の安全保障にも支障を生じかねない状況になりつつあった事態にどのように対処なさったのか、お聞きするとともに、日本にとって「運命共同体」である台湾の重要性についても、改めてお話を伺います。
『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html


