◆南雲吉則『空腹が人を健康にする』を読み解く
※要旨
・試行錯誤をする中で、肉食をやめて野菜中心の食生活に変えたところ、あんなに頑固だった便秘があっという間に治った。
いろいろ工夫してたどりついたのが、現在の「一日一食」生活。
・人類の生き残りのカギは、「生命力遺伝子」。
WFPのハンガーマップを見ていると、あることに気づく。
それは飢餓状態にある国こそ出生率が高いということ。
・飢えや寒さや感染症のときこそ生きる力が湧いてくる「生命力」というものがある。
その生命力の源こそが、私たち人類が危機を乗り越えることによって獲得してきた生命力遺伝子。
・そもそも「私たちの体は、空腹であればあるほど生命力が活性化し、若返るのではないか」という仮説。
これまでも仏教の「断食」やイスラム教の「ラマダン」にみられるように、飽食状態よりも少食であるほうが長生きすることが経験的にわかっていた。
・飽食のサルは毛が抜けて顔の皮膚がたるみ、老化が進んだにもかかわらず、食餌制限したサルは毛並みがつやつやして皮膚にも張りが出た。
・なぜ外見のことばかりいうかというと、外見の美しさと若さこそが、健康のバロメーターにほかならない。
・危険が迫ると脳細胞まで活性化する。
どんなときに脳細胞が増えるのかというと、なんと「飢えと寒さ」にさらされたとき。
・「一日一食」は究極の健康法。
内臓脂肪を減らすためには、具体的にどうしたらいいのか。
飢えと寒さにさらされればいい。
・「一日一食」にする場合、その一食はいつ食べるのか。
私がおすすめするのは、一日の最後を締めくくる「夕食」。
・お腹が空いているとき、脳はもっとも活発に働く。
頭を使う、大事な仕事が控えているようなときには、むしろ食べないほうがいい。
・私の場合、一日一食で何を食べたいかと聞かれれば、
「玄米と具沢山の味噌汁、野菜のおひたし、一夜干しの魚があればいいが、なければ納豆」。
・自然の恵みである食べ物と、体の中の魂とが共鳴するような食事こそが、健康にとって最上のもの。
・砂糖の摂り過ぎは、確実に寿命を縮める。
・動物が獲物に塩を振って食べない理由。
肉食の動物が獲ったウサギに塩を振って食べることはないし、草食の動物が草を食べるときに、塩やドレッシングをかけたりしない。
自然に存在する動植物に含まれる塩分だけで、十分に体を維持できる。
・美しくなければ健康じゃない。
本当の健康は、必ず外見にあらわれる。
・一日一食は若ハゲも予防してくれる。
一日一食は、若返り効果、抗癌効果、さらにデオドランド効果まである。
・ごはんを食べたら、すぐ寝る。
基本は、早寝早起き。
あらゆる動物がそうであるように、「食べたら寝る」というのがきわめて健康な、自然のリズム。
・皆さんにオススメしたい健康法や若返り法の中でもっとも大事なのは、
「空腹」「完全栄養」「睡眠」の3つ。
・ふくらはぎと背中の筋肉が「血液ポンプ」になる。
・パートナーやペットと触れ合うと寿命が延びる。
人間がもっとも自然界の動物に見習わなければならないのは、あらゆる動物がお腹がすかなければ何も食べないということ。
・以下、3つの条件を守っていけば健やかで、若く、美しい体を手に入れることができる。
1.一日一食(または一汁一菜)
2.野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと。穀物は全粒で。
3.睡眠は夜の10時から夜中の2時までゴールデンタイムを含むように。
※コメント
言われれば、納得の健康法が満載である。
一日三食という固定概念にとらわれることなく、体が欲するままに少食で行きたい。
かならずや、体の本来の生命力が蘇るだろう。
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