日本の有り様…「和をもって貴し」の国
11月25日から28日までの四日間、「ヤマトごころの会」の団長として22名で皇居の勤労奉仕に行って参りました。
この五月に、伊勢の国士赤塚高仁団長(日本テクニオン協会会長)のもとで初めて参加させて頂き、赤塚団長のやまとごころを受け継いでの活動です。
勤労奉仕は、皇居と赤坂御用地で除草、清掃、庭園作業などをボランティアで行うものです。
この間、今上、皇后両陛下や皇太子殿下が直接お声掛けしてねぎらう「御会釈」の機会に恵まれることもあります。
しかも直接お言葉をかけて頂けるのは団長だけです。
今回、この生涯二度とない体験を通じて、改めてこの国の本来の有り様を魂レベルで感じました。
皇居勤労奉仕の由来
皇居勤労奉仕のはじまりは、終戦直後の昭和20年(1945年)11月にまで話が遡ります。
皇居坂下門に突如二人の青年が現れます。
二人の名は鈴木徳一、長谷川峻(はせがわたかし、のちの衆議院議員)といいました。
宮城県栗原郡の青年団のメンバーである二人が言うには戦火で荒れてしまった皇居外苑の草むしりをしたいとのこと。
連絡を受けた宮内省総務課長は熱心な二人の話を聞いて、即OKを出しました。
あまりにトントン拍子に話が進むので二人はびっくりしたとのことです。
そして12月8日、60余名の奉仕隊が宮城から皇居へ集まりました。
とはいえ当時はGHQが日本弱体化施策の目を光らせている時代です。
皇室のために奉仕をするとなるともしやGHQが逮捕しに来るかもしれない…
ふるさと宮城を出発するときには別れの水盃を親族と交わしてきた者までいました。
さらに一度に全員逮捕されるよりは、と奉仕隊を2隊に分けて先発隊をまずは派遣するという念の入れようです。
まさに、彼らにとっては決死の覚悟だったのです。
話を聞いた昭和天皇はひとこと話をしたいと、焼け落ちた宮殿の焼け跡の整理をしていた奉仕隊のもとへ向かわれました。
まさか陛下にお目通りできるとはつゆにも思っていなかった一同。
緊張に感激も加わり、身震いしてしまいます。
陛下は彼らに宮城の状況や列車の混雑のようす、米作の作柄などをお尋ねになられ、御会釈は半時間ほど続きました。
御会釈が終わり、陛下は踵を返して歩かれます。
そのお姿を見送る一同でしたが、感極まったのでしょう、誰からともなく君が代を唄いはじめ、大合唱となります。
陛下は思わず歩みを止めて立ち止まり、その歌声をじっと聞かれておられました。
歌声は涙声となり嗚咽も混じりましたが、それでも最後まで唄いあげたのです。
これまで天皇陛下が国民と触れ合うなどということはまずありませんでした。
この奉仕隊との交歓こそが、今現在も続く皇室と国民の間のふれあいの最初の魁となったのです。
翌年からスタートする歴史上名高い陛下の地方巡幸でも、やはりこのようなふれあいが全国各地で行われていくことになります。
感涙の御会釈
今回も先回同様、初日の清掃は赤坂御用地となり、幸運にも皇太子殿下の「御会釈」を賜ることができました。
爽やかなお姿で、団長である私の正面に立たれて、
「ヤマトごころの会とは、どのような活動をされているのですか?」
とお尋ねになられます。
「ハイ、スメラミコトの御心である和ももって貴しやヤマトごころを学び、講演などで草の根的に広める活動をしております」
「そうですか。お体に気を付けてご活躍ください」
その後、私の発声で万歳三唱を行ったが、この間ずっと私の瞳を見つめられる。
私も魂の源泉に導かれるように陛下の黒い瞳に吸い寄せられた。
そしてすべての魂と一体化した安堵感に全身がふるえた。
3度目の万歳の時には、涙が流れていた。
背中で団員の感動の涙を感じた。
そして、翌日の宮中清掃で、天皇陛下、皇后陛下の「御会釈」を賜った。
お部屋に陛下が入られた瞬間、部屋の波動が暖かく高まる。
なんとお優しいお姿なのだろうか。
半歩ほど後ろで寄り添われる美智子妃殿下はまさにマリア様のようだ。
両陛下が私の正面で立ち止まられ、笑顔でお言葉をかけて下さる。
「今年は埼玉も大雪でしたが、埼玉は大丈夫でしたか?」
まさに国民の慈父。
魂がふるえ、その後はどんな会話が続いたか今となっては定かではない。
ただ、ある故事がイメージで浮かんでいた・・・
スメラミコトの御心
それは、第16代仁徳天皇の「民のかまど」の逸話。
仁徳天皇4年(西暦316年)、天皇が難波高津宮の高台から遠くをご覧になり、
「家々から煙が立ちのぼらないのは、かまどで煮炊きもできないほど、民が貧しいからではないか。
都でさえこんな状態なのだから、地方はもっと酷いであろう」
とおっしゃり、向こう三年の租税を免じた。
そして3年後、天皇が三国峠から眺めると、民のかまどから煙が盛んに立っていた。
これをご覧になった天皇が、傍らの皇后におっしゃった。
「私はすでに富んだ。喜ばしいことだ」
「私たちが住んでいる皇居の垣は崩れ、屋根は破れて雨漏りがしているのに、どうして富んだと言われるのですか?」
「よく聞きなさい。政は民を主体としなければならない。その民が富んでいるのだから私も富んでいるのだ。
いまだかって、民が富んで君主が貧しいということはない」
天皇は、微笑みながらこのように答えられたという。
やがて天皇に感謝した民が諸国からお願いをだした。
「3年も税を免除されたために、皇居はすっかり荒れ果ててしまいました。
それに比べ私たち民は豊かになり、今では道に物を置き忘れても拾って持って行く者すらいないほどです。
もう租税を納めさせて頂きたいのです。そして皇居を修理させて頂きたいのです」
しかし仁徳天皇は、これをお許しにならず、引き続きさらに3年間、租税を免除し、皇居の修理も行わなかった。
そして6年の歳月が過ぎて、やっと天皇は税を課し、宮殿の修理をお許しになった。
民は深く感謝し、誰からも命令されていないのに、自ら進んで木材などを運び、荷物を背負い、荒れた皇居を修理したという。
それも、昼も夜も休み無く、力を尽くし、競い合うようにして・・。
こうして皇居はあっという間に綺麗に修繕されたのです。
そして、仁徳天皇が亡くなられると、民はその遺徳を讃え、和泉国の百舌鳥野に御陵を築いたのです。
それが今に残る仁徳天皇陵なのです。
この国のあり様
ここに、「報恩謝徳」の「君民一体」となった、我が国のありようがみられます。
この報恩謝徳とは、厳密には恩に報いるのではなく、受けた恩徳に対して如何ともしがたい感謝の気持ちが芽生えてどうしても報いたくなることを示します。
まさに、西欧型武力による統治の「覇道」と対極の「王道」、すなわち「徳によって本当の仁政を行う国」、ヤマト(大和)のこころなのです。
そして常に問題は、スメラミコトと国民をつなぐ政治家や官僚など指導者たちが、この王道を具現しているか、どうかなのです。
そのために聖徳太子が、官僚の心得として作られたのが17条憲法なのです。
つまり、古代より日本は、霊性のもっとも高いスメラミコトを核心に、為政者がその御心を民のために体現する政(まつりごと=祭りごと)を行い、民はスメラミコトを敬う、という「和をもって貴し」の国だったのです。
しかも、神話が先祖の話として現代の自分につながる世界唯一の皇統の歴史を持つ国です。
そういう意味でも、GHQが亡きものとしようとした神話や古事記、つまり日本の歴史を紐解いてほしい。
そこには、民が公民すなわち皇民、スメラミコトの民であり、それゆえに民のための政治、いざというときは武士(もののふ)たちが命をかけて民を守るという、この国の有り様が書かれています。
ヤマトごころの復活
翻って現代日本は如何でしょうか。
民を忘れ、党利党略に走る哲学無き為政者たち。
労働なき富に一喜一憂する経営者たち。
人間性を喪失させる感性なき教育に邁進する学者たち。
この結果、明治維新以降、特に戦後のGHQの占領政策から、化学物質、放射能、遺伝子組み換え食品等で、まさに日本民族は滅びの坂道を速度を増しながら転げ落ちています。
しかし、今この時も、東京というコンクリート大ジャングルの中心で、高次元の縄文の森に守られながら、日々天皇陛下が宮中三殿で国民の安寧と五穀豊穣を祈っていらっしゃいます。
三殿とは、
天照大神を祀る賢所、
皇祖を祀る皇霊殿、
日本中の八百万の神を祀る神殿の三社をいいます。
この三社で雨の日も風の日も灼熱の日も雪の日も、陛下が国民のしあわせのために常に祈ってくださっている。
この陛下のお気持ちをスメラミコトの民である我々が体現さえすれば、日本は一気に蘇ります。
刃を抜いて向かってくる不浄の輩も、鍛えた武道で武器を叩き落とせば、それ以上傷つけることなく、高き波動の感化力で抱き参らせばいいのです。
今、日本人に必要なのは、その霊性を高めることなのです。
ヤマトのこころに帰りましょう!
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◆池田整治
公式HP: http://ikedaseiji.info/
◆東藝術倶楽部顧問
◆美し国 副代表 http://umashikuni.co.jp/index.html
◆『沈むな!浮上せよ!この底なしの闇の国NIPPONで覚悟を磨いて生きなさい!』(ヒカルランド)
◆『日月神示「悪のご用」とマインドコントロール』(ヒカルランド)
◆『目覚めし「ヤマト魂」たちよ、地球「最後の戦い」が待ってるぞ!』 (ヒカルランド)
◆『[親米派・親中派]の嘘』 (ワニブックス)
◆『ヤマトごころ、復活!』 (新日本文芸協会)
◆『今、「国を守る」ということ 日米安保条約のマインドコントロールから脱却せよ』 (PHP)
◆『ついに来たプラズマ・アセンションの時』 (ヒカルランド)
◆『脱・洗脳支配』 (徳間書店)
◆『マインドコントロールX 国防の真実』 …
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