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■第1256話 アカシアの雨がやむとき(前編)

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 「アカシアの雨がやむとき」は西田佐知子が23歳の時の歌です。

 2014年現在、75歳で健在です。

 彼女の夫は、「偏向報道」の疑惑があるTBS系列「サンデーモーニング」の司会者・関口宏です。


 今回は以下のメールマガジンに掲載された内容の転載です。

  メイル・マガジン「頂門の一針」3432号 2014(平成26)年9月20日(土)

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アカシアの雨がやむとき
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     渡部 亮次郎

 言わずと知れた西田佐知子のヒット曲である。

 「アカシアの雨に打たれて、このまま死んでしまいたい 夜が明ける日が上る・・・」

 1960年の反安保の歌とあとで評判になった。


 日米安保反対闘争を私は仙台でNHK記者として聞いた。

 23歳だった。

 鼻の頭に汗をかきながら冷害の心配をせっせとニュースにし、カメラマンの訓練も受けていて、国会議事堂をとりまく安保騒動には全く関心を寄せる暇が無かった。


 1960年、昭和35年は心有る者には「大逆(たいぎゃく)事件の真実をあきらかにする会」が発足し、50年前、残虐非道の判決が下された「大逆事件」について、やっと再審を請求する動きの始まった年として、記憶されるべき年である。


 しかも大逆事件の経緯を知れば、安保騒動なんかに付和雷同することは、とうてい出来なかった。


 「たいぎゃくじけん。

  明治天皇暗殺計画の発覚に伴う弾圧事件。

  1910年(明治43)一部の社会主義者の天皇暗殺計画を理由に多くの社会主義者・無政府主義者が検挙され、26名が大逆罪で起訴、無関係者を含む24名が死刑を宣告され、翌年1月幸徳秋水・宮下太吉ら12名が処刑された。

  幸徳事件」(岩波広辞苑第5版)。


 78歳の私ですら大逆事件のことを学校で習ったことは無い。

 戦後、アメリカ軍は日本の子供たちが自国の近現代史を習うことを嫌ったからである。

 そのまま成長してしまい、大逆事件の事を知るのは大人になって自分で本を読んでからである。


 時は日本がロシアとの「日露戦争」にやっと勝った直後である。

 「日本政治裁判史録」(第一法規出版)に依ると、世には一種の挫折感がみなぎり、深刻な生活難が実在した。

 色あせた明治の栄光の陰から、社会主義運動は次第に形を整え、政治の舞台に登場してきたのである。


 甲府生まれにして長野県内にある官営明科(あかしな)製材所職工長宮下太吉(34)が明治43年5月25日、明治天皇を暗殺する目的で作ろうとした爆裂弾の材料とともに逮捕されて事件の幕はあがった。


(後編へ続く)


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■ 歴史好きの素人が語る歴史(第1256話)(2014年09月26日号)

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