岩波書店への抗議文
9月18日、神保町で岩波書店への抗議街宣を行いました。街宣終了後、岩波書店の総務へ抗議文を渡しました。内容は以下の通りです。
岩波書店常務取締役編集担当 小島潔様
8月7日付けのお手紙を拝見し大変、驚きました。小島様は8月5日、6日の両日 にわたって朝日新聞が慰安婦問題についての自社の記事16本を取り消したことをご存じないのでしょうか?そして9月11日、 朝日新聞の社長は、いわゆる「吉田調書」問題と慰安婦問題に関する自社の誤報を謝罪しました。
8月5日の朝日新聞朝刊に「読者のみなさまへ」という文章があります。「吉田清治氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました」と書いてあります。小島様はこれをお読みにならなかったのでしょうか?
韓国人の女性が日本軍によって強制連行され、慰安婦にされたという説の根拠となっていた吉田清治氏の証言は嘘だったと朝日新聞が認めたのですから、貴社の出された『日本軍「慰安婦」にされた少女たち』という本は内容云々ではなく、そもそもタイトル自体が嘘だった、ということになります。慰安婦とは戦地で高収入を得ていた売春婦です。貴社の本の中に何度も出てくる金学順さんは、養父に前金40円で慰安所に売られたことが分かっています。金学順さん自身が最初は「40円で売られた」と堂々と言っていたのです。そしてこの本の97ページに出てくる文玉珠さんはビルマで2年6ヶ月働いて26,145円貯金した、と毎日新聞が1992年5月12日に報じています。当時の26,145円は家が10軒は買える金額です。これらの事実が既に判明しているにもかかわらず、この本の中には1行も書いてありません。
当時、売春は合法的な職業ですから、募集広告は堂々と新聞に掲載され、それを見た者が応募してきました。中には女衒にだまされた人や家族や親戚に売られた人もいたでしょう。彼女たちが貧しく、慰安婦にならざるを得なかったことは同じ女性として同情しますが、 日本政府や日本軍に責任を問うのは筋違いです。慰安所の経営者はほとんどが朝鮮人で、慰安婦の給与をピンハネしたりする悪徳業者が多かったので、日本軍の憲兵は給与がきちんと慰安婦の手に渡るように管理していました。また軍医が慰安婦の健康診断をしたり、衛生管理をしていました。軍の関与とは、違法行為がないかどうか、慰安婦の働く環境が劣悪でないかなどをチェックする「善意の関与」でした。
遅きに失したとはいえ、朝日新聞は自社の過ちを認めて謝罪しました。しかし、出版社は紙面がないので出版物を回収するしかないでしょう。タイトル自体が嘘の本を放置することは貴社にとっても恥以外の何ものでもないでしょう。
嘘を世間に広めてしまった罪は今更許されるものではなく、社長の謝罪も必要ですが、とりあえずは回収すべきだと思います。
私どもの会の会員には小さい子供を持つ母親が少なくありません。このような嘘を書いた本がもし自分の子供の目に触れたらどうしよう、不安だという声が多く、お手紙を差し上げた次第です。純真で疑うことを知らない日本の子供たちがこのような嘘によって傷つき、先人に対する敬意を持てず、日本人としての誇りを持てなくなることを貴社はどのように考えているのでしょうか。日本の出版社としての責務をどう考えているのか、まったく理解に苦しみます。ここに強く抗議し、回収することを要求します。
平成26年9月18日
「愛国女性のつどい 花時計」代表 岡真樹子









