国連のあきれた実態
ウクライナをめぐるロシアと欧米諸国の対立やパレスチナとイスラエルの間に繰り広げられる果てしない憎悪と暴力の応酬に対して国連がまったく無力であることが誰の目にも明らかになってきました。国際紛争を仲介する能力が国連にはないにもかかわらず、多くの人が「国連は国際紛争を解決する公平で中立な機関だ」と信じています(信じ込まされています)。
United Nationsを 「国際連合」と訳しているのは日本だけで、本当は連合国=第二次世界大戦の戦勝国、という意味です。つまり国連は第二次世界大戦の戦勝国クラブなのです。敗戦国であるわが国は未だに戦勝国の仲間入りを許されず「敵国扱い」をされています。アメリカに次いで世界で2番目に多い分担金を負担しているにもかかわらず、です。
1990年前後から国連を舞台にした「ディスカウントジャパンキャンペーン(日本の国際的地位を下げることを目的にした謀略)」が行われています。1992年2月、戸塚悦郎という弁護士が国連の人権委員会に「韓国人元慰安婦は旧日本軍の性奴隷だった」という嘘を吹き込みました。欧米人は自分たちが黒人や黄色人種を奴隷にしていたので「奴隷」という言葉に敏感です。1996年にスリランカ人のクマラスワミ女史が「クマラスワミ報告書」を出し、これによって「旧日本軍の慰安婦は性奴隷だった」という嘘が国連にすっかり定着してしまいました。それ以降日本政府も外務省も約20年間、一言も反論せず、だんまりを決め込んでいたばかりか1993年に「河野談話」が出たので、国際社会は「ああ、やっぱりそうだったのか、日本政府も正式に認めたんだな」という受け取り方をしました。国際社会にきちんと事実関係を説明してこなかった日本政府と外務省の罪は万死に値します。
去年夏、危機感を抱いた有志によって「慰安婦の真実国民運動(代表は加瀬英明氏)」が発足し、先日、7月14日から16日までジュネーブに代表団を派遣しました。ジュネーブで開かれた「自由権規約委員会」で日本が議題に取り上げられ(議題は28項目あり、慰安婦問題は22番目に登場)、外務省からも30名もの代表団が行ったからです。帰国後の報告会に私も行ってきました。とても有意義な、素晴らしい報告会だったので是非、動画をご覧いただきたいです。
ジュネーブ対国連人権委調査団帰国報告会① 藤岡信勝氏『慰安婦の真実』
国民運動2014.7.25
http://www.youtube.com/watch?v=pI5a5S66gWs
ジュネーブ対国連人権委調査団帰国報告会②映像による活動報告 藤木俊一・
藤井実彦2014.7.25
http://www.youtube.com/watch?v=dBRa98C60lA
ジュネーブ対国連人権委調査団帰国報告会③細谷清 事務局長「性...
今回、日本の立場を守ろうとする国民有志が初めてジュネーブに乗り込んだお陰で国連の「人権委員会」というところが人権を守るどころか日 本人の人権を踏みにじっている実態が明らかになりました。しかし、これは大きな一歩だと思います。これまで反日左翼の独壇場であった国連に保守側も参戦できることが分かったからです。外務省代表団もようやく日本の立場を主張する体制になってきたようです。遅きに失したとはいえ進歩です!
「慰安婦が性奴隷だというのは適切な表現ではない」という日本政府代表団の言葉は「自由権規約委員会」の委員に衝撃を与えたそうです。「適切な表現ではない」というのはあまりにも控えめな表現ですが、それでも衝撃だったというのは、委員たちはすっかり性奴隷の嘘を信じ込んでいたからです。なぜもっとはっきり「嘘だ!」と言わないのか、もどかしい限りです。
腰のひけた日本政府や外務省を叱咤するためには民間人がもっと頑張らなければなりません。報告会の最後に「なでしこアクション」代表の山本優美子さんが「これからの国連への取り組み方」という提言をなさいましたので、紹介させていただきます。
①国連の「人権委員会」に行ってみる。
②「女性差別撤廃委員会」や「人種差別撤廃委員会」にレポートを提出する(訴える人がいないと議題として取り上げられない。たとえば韓国軍のベトナム戦争時の民間人虐殺などを訴えるレポートを書く)。
③国連NGOに登録して活動する。
韓国や中国は官民挙げて「ディスカウントジャパンキャンペーン」に躍起になっています。日本は民間有志が手弁当で頑張っています。今回の派遣団の皆さんの行動に心から感謝申し上げます




