--------
↓全文読めない等の場合はバックナンバーでご覧下さい↓
http://melma.com/backnumber_160538/
--------


■第1231話 鰻は夏ではなく冬が美味なのだ(後編)

###################################

 今回は以下のメールマガジンに掲載された内容の転載です。

  メイル・マガジン「頂門の一針」3376号 2014(平成26)年7月26日(土)

###################################


(前編から続く)


 うなぎは日本全国に分布するが、日本以外にも朝鮮半島からベトナムまで東アジアに広く分布する。

 成魚が生息するのは川の中流から下流、河口、湖などだが、内湾にも生息している。


 濡れていれば切り立った絶壁でも体をくねらせて這い登るため、「うなぎのぼり」という比喩の語源となっている。


 細長い体を隠すことができる砂の中や岩の割れ目などを好み、日中はそこに潜んでじっとしている。

 夜行性で、夜になると餌を求めて活発に動き出し、甲殻類や水生昆虫、カエル、小魚などいろいろな小動物を捕食する。


 従来ウナギの産卵場所はフィリピン海溝付近の海域とされたが、外洋域の深海ということもあり長年にわたる謎であった。


 火野葦平の小説に産卵場所を求めて主人公と恋人が南海に泳いで行く作品があった。昭和20年代に、確か毎日新聞に連載された。

 その当時は産卵場所は分からなかった。


 しかし2006年2月、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授が、ニホンウナギの産卵場所がグアム島沖のスルガ海山付近であることをほぼ突き止めた。


 冬に産卵するという従来の説も誤りで、現在は6~7月の新月の日に一斉に産卵するという説が有力である。


 うなぎの人工孵化は1973年に北海道大学において初めて成功し、2003年には三重県の水産総合研究センター養殖研究所が完全養殖に世界で初めて成功したと発表した。


 しかし人工孵化と孵化直後養殖技術はいまだ莫大な費用がかかり成功率も低いため研究中で、養殖種苗となるシラスウナギを海岸で捕獲し、成魚になるまで養殖する方法しか商業的には実現していない。


 自然界における個体数の減少、稚魚の減少にも直接つながっており、養殖産業自身も打撃を受けつつある。


 2007年EUがヨーロッパウナギの絶滅が危惧(きぐ)されシラスウナギの輸出規制する方針を発表しワシントン条約締約国会議でEU案が可決、規制が確定した。


 これにより中国経由の輸出規制が始まる。

 また、台湾も日本への過大な輸出に対して現地の養殖業者などが輸出規制を要望している。


 日本側も国産シラスウナギで成り立っている業者と輸入物に頼る業者の対立があり一致した意見表明ができない状況になっている。

 その為、全般的にうなぎ価格の高騰は避けられないとされる。


 2007年6月29日、アメリカのFDAは中国産のうなぎ、えび、なまずの1/4に発ガン物質が検出されたとして輸入方法を変更した。

 今までは検査なく輸入可能であったが、第三者機関の証明書の添付を義務付けた。


 中国政府は自国の検査証明書で通関可能とするよう交渉中である。

 検出された物質のうちニトロフランとマラカイトグリーンは動物実験で発ガン性が確認され、中国でも魚介類への使用が禁止されている物質であった。


 マラカイトグリーンは以前に中国産のうなぎから日本でも検出されたことがある。

 うなぎの日本国内消費量10万トンのうち6万トンは中国産であり、これをきっかけに日本国内でのうなぎの売れ行きは激減した。

出典:「ウィキペディア」


(完結)


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

■ 歴史好きの素人が語る歴史(第1231話)(2014年07月30日号)

・ このマガジンは『melma!』から発行されています。
  (ID:160538)
http://melma.com/

・ 配信中止は、こちらからどうぞ
               http://www.melma.com/backnumber_160538/

・ 作者は、中澤勇二(台湾名 陳澤民)です。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
--------
メルマガ解除やバックナンバーは↓
http://melma.com/backnumber_160538/
■問い合わせID
 F0b2BR1qF0muCmnhg1l27GR09417fbca
※解除が上手くいかない場合、上記問い合わせIDをコピーしてお問い合わせください。