■航空士官学校・小林中隊長、立山生徒隊長と御息女方の御活躍を紹介  伊佐二久(55期)

◆伊佐二久氏より
◆先日いただいた映画「敵が友になるとき」を拝読し、
◆元軍人の親睦誌「偕行」に投稿することに
◆航空士官学校・小林中隊長、立山生徒隊長と御息女方の御活躍を紹介 
◆これにはウ"ォイガート・立子・小林様が尽力されている
◆小林中隊長は昭和19年陸軍予科士官学校第32中隊長
◆第一次世界大戦時、チンタオで多数のドイツ兵が捕虜となり、
◆これを女性監督のブリギッテ・クラウゼさんが
◆この映画の主人公篠田和絵さんもこの企画に招かれているが、
◆日本でも上映されることを望んでいる。
◆次は航空士官学校渡満部隊の生徒隊長立山武雄大佐の御息女、
◆満州においても終戦後非常に困難な情勢を克服し、
◆この命令で60期生は鉄道で帰国することが出来た。
◆この命令で60期生は鉄道で帰国することが出来た。
◆立山隊長の御息女立山恭子様は聖路加短期大学看護科専攻科を卒業、
◆立山様は医療技術協力プロジェクトのチームリーダーとして
◆以上小林中隊長と立山生徒隊長の御息女が国際的に活躍しておられることを
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◆伊佐二久氏より
<<かねて「クライン孝子の日記」をお送りいただき楽しく拝読しております。
◆先日いただいた映画「敵が友になるとき」を拝読し、(参照:■映画「敵が友になるとき」は日本に収容されたドイツ人捕虜の実話
http://d.hatena.ne.jp/eschborn/20140612/1402553304 )
若い方々にも知ってもらいたいと存じ、拙文ですが添付のような原稿を書いてみました。

◆元軍人の親睦誌「偕行」に投稿することにしております。
最近は自衛隊のOBの方々も多く入会しています。
最終的には編集委員会で決まると思いますが、掲載されましたらまた改めてご報告いたします。
子様にもメール添付でお送りしました。

日本は梅雨が終わりましたが、これから暑くなりそうです。
今後ともますますお元気で御活躍をお祈り申し上げます。

まずはお礼とご報告まで申し上げます。>>

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◆航空士官学校・小林中隊長、立山生徒隊長と御息女方の御活躍を紹介 
 伊佐二久(55期)
 
ドイツ在住のクライン・孝子様から定期的に「クライン・孝子の日記」をメールでいただいているが、最近以下の映画のことを教えていただいたので御紹介する。
 
◆これにはウ"ォイガート・立子・小林様が尽力されているが、立子様は予科士官学校及び終戦時航空士官学校の中隊長であった小林京一様の御息女で、ザール大学で日本文化を教授しておられたが、定年退職後もザール州の高校生に週一回日本語を教えておられ、そのほかにも日本文化についてたびたび講演されるなど各方面で活躍しておられる。

◆小林中隊長は昭和19年陸軍予科士官学校第32中隊長で私の上司であったが、終戦時は航空士官学校の第3中隊長勤められた。
部下の一部将校が近衛師団長を殺害し終戦反対、戦争継続を図ったとき、部下の区隊長や生徒たちを説得され、この大事件を穏便に収められた方である。
戦後熊本で亡くなられたが、その後奥様もドイツに行かれて立子様のもとでお幸せであったが一昨年御逝去遊ばされた。
 
◆第一次世界大戦時、チンタオで多数のドイツ兵が捕虜となり、その内900人が四国の板東に収容されたが、所長の松江豊寿中佐は愛情をもって接し、ドイツ新聞の発行を認めたり、劇やコンサート公演を奨励し、結果として捕虜と村人たちの交流が始まり、現在もなお板東は日独交流のシンボルになっている。
 
◆これを女性監督のブリギッテ・クラウゼさん
(日本に10年間滞在、日独交流協会を作る)が映画とし、昨年6月日本大使同席のもとに封切られた。
 更に本年は第一次世界大戦100年を記念して、ベルリンで捕虜たちが残した手紙やいろいろの記念品を展示する企画があり、この映画も上映され、その後パネルディスカッションが行われる。
 
◆この映画の主人公篠田和絵さんもこの企画に招かれているが、篠田さんは習志野捕虜所にいたドイツ兵の孫娘で、自分のおじいさんがドイツ人であったことを最近知るようになり、自分のルーツをドイツまで来て探し出したという劇的な女性である。

林立子様は彼女の友人であり、パネルでは立子様が通訳も勤められる予定である。
 捕虜虐待などが問題になっているが、このような映画もあり、
◆日本でも上映されることを望んでいる。

私の同期生故岩下真一君は中国戦線で多数の中国兵を捕虜としたが、かねてから「捕虜は兵隊ではないから一般市民と同じに扱え」と部下を指導していた。
捕虜にも故郷に帰って働けと釈放したが、一部の捕虜は
「日本軍と一緒にいると安全だし、食べさせてもらえる」とついてきたという。
 
◆次は航空士官学校渡満部隊の生徒隊長立山武雄大佐の御息女、立山恭子様のことを御紹介させていただく。
また60期生輸送指揮班におられた第15中隊第4区隊長の小田二久氏(56期)から詳細な資料(「航空一次渡満第2梯団の戦記」「望めば遥か縹緲の・野口信夫氏・54期、当時第17中隊第3区隊長」)を送っていただき引用させていただいたこと感謝申し上げる。

これ等の方々は60期生と行動を共にされ、時に輸送船が爆撃されたり、魚雷攻撃を受けたり、このため一部の中区隊長や生徒が戦死しており、戦場と同じ大変な苦労を舐めておられる。

◆満州においても終戦後非常に困難な情勢を克服し、また幾多の幸運にも恵まれて無事に帰国できたのは立山大佐はじめ輸送指揮班の方々のお力によるものと思われる。
 昭和20年航空士官学校第59期、60期生は操縦訓練のため満州に派遣されたが、立山隊長は航空軍司令官から「生徒隊で特攻隊を編成」との指示を受けている。
しかし8月15日立山隊長は終戦の玉音放送を聞き、「生徒隊は速やかに振武台に帰り、徳川校長の指揮下に入るべき」と航空軍司令官及び関東軍司令官に意見具申されたが聞き入れられず、止む無く下山中佐を派遣し航士の徳川校長に意見具申し
「生徒隊各中隊は速やかに振武台に集結すべし」
との命令を17日夜受けている。
◆この命令で60期生は鉄道で帰国することが出来た。
もしも満州に止まっていたらソ連軍と戦い、戦死かシベリア抑留になっていたと思われる。まさに命の恩人と言うべきであろう。
 それ以前昭和20年3月、立山隊長は新京の関東軍司令部に行き「ソ連軍の侵攻が予想されるので、59期生の操縦訓練は満鉄沿線の飛行場にしてもらいたい」と意見具申したが入れられなかった。
もしも鉄道沿線で訓練していたら、終戦後列車で帰国出来てシベリア抑留を免れたであろうにと残念である。
 
◆立山隊長の御息女立山恭子様は聖路加短期大学看護科専攻科を卒業(1963)、1965年から3人のシスターと共に3年間東パキスタンの聖アン病院に派遣、看護師、助産婦の養成と病院の運営を指導された。
パキスタンがバングラデシュとして独立した1972年(昭和47)の混乱期にも同病院で短期協力されている。
2002年(平成14)から2004年(平成16)の間はJOCS(日本キリスト教海外医療協力隊)カンボジア事務所代表として派遣、活躍されている。このように非常に優秀な方で、国際的にも奉仕活動されている。

エジプトのカイロ大学小児病院は日本の無償援助で1983年に建てられた病院であるが、
◆立山様は医療技術協力プロジェクトのチームリーダーとして国際協力事業団(JICA)から派遣、1984年から1988年の間勤められ短期派遣医師と長期派遣看護専門家と共に技術指導その他で協力され、死亡率が高かったエジプトの小児医療、看護レベルが非常に向上した。
立派な成果を上げられたのでカイロ大学の各教授や病院長からも非常に信頼され頼りにされておられた。  
私はその後を引き継いでチームリーダーを勤めたが立山様から部にわたって御指導いただきおかげで順調に運営することが出来て感謝している。

その後2005年から2012年まで毎年2.3ヶ月、アフガニスタン・プロダクティーブ・プロジェクトを手伝い国際医療協力に奉仕しておられる。
このように多くの発展途上国の医療協力で活躍され、また各地の国際地域看護研究会、国際保健医療学会などいろいろの学会でも講演しておられる。

◆以上小林中隊長と立山生徒隊長の御息女が国際的に活躍しておられることを紹介させていただいた。
今は亡きお父上様方も天上で喜んでおられることとお察ししている。
お父上様方、および渡満部隊で戦死された方々の御冥福をお祈りしてこの文を終わる。
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