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■第1223話 「適応問題兵」2割…朴政権に衝撃(3/3)

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 今回は以下のメールマガジンに掲載された内容の転載です。

  メイル・マガジン「頂門の一針」3350号 2014(平成26)年6月29日(日)

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(前回から続く)


●人事空転、セウォル号の二の舞

 2005年にも京畿(キョンギ)道の前線部隊で兵士が銃を乱射し、8人が死亡。

 11年には、北西部の江華島(カンファド)の海兵隊施設で兵士が乱射事件を起こし、上官4人が死亡した。


 ただ、この2件は軍施設外まで影響が及ぶことはなく、今回の深刻さが浮き上がる。


 ただ、今回、事件を起こした兵長だけが特別な境遇に置かれているわけでもない。


 国防省によると、兵長が所属した22師団では、約800人が「関心兵士」としてA、B級判定を受けていた。

 主に新兵が対象のC級(基本管理対象)を合わせると、部隊の約2割が関心兵士に分類されていた。

 陸軍全体でもおおむねこの割合だという。


 背景に、少子化による兵力不足が指摘されている。

 一人っ子が多くなり、集団生活になじみにくい世代が増えていることもあるようだ。


 左派の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に兵役期間が24カ月から18カ月に短縮された影響も指摘される。

 その後、21カ月までやや戻されたが、兵力は減少の一途だ。


 特に22師団は対北前線に加え、長大な日本海沿岸も受け持たなければならず、他の部隊に比べ、負担が大きかったともいわれる。

 12年には、鉄柵を切断して越境した北朝鮮兵士が自ら師団の兵舎の扉をノックして亡命を求めるまで気づかないという不祥事も起きた。


 しかも今回の事件は、旅客船セウォル号沈没事故以降の政権人事の空転により、新国防相が未承認で、前国防相が安保室長と兼務するトップの「空白」時に発生した。


 朴槿恵大統領自身、中央アジア歴訪を終え、機上にあり、事件報告が遅れた。

 それだけに対応のまずさが相次ぎ露呈した「セウォル号事故の二の舞だ」との非難が噴出した。


 かといって「関心兵士」の処遇問題を即座に解決する妙案があるわけでもなく、関心兵士という「いつ爆発するかわからない時限爆弾を抱えている」と悲嘆する声も上がっている。

産経【海外事件簿】2014.6.28


(完結)


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■ 歴史好きの素人が語る歴史(第1223号)(2014年07月11日号)

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