例えば、馬渕氏はロシアと新・日露協商を組んで進めるという主旨の提案をしています。
実際、安倍首相は「自由と繁栄の弧」戦略において、自由主義陣営だったはずの「韓国」を外して、「ロシア」と外交するようになりました。
この点などは、その選択でよいのではないかと思います。
また、直近の話題として、「TPP」問題を例に上げると、
馬渕氏はこの著書のなかで、
TPP参加は日本の中流が壊されワーキングプアになってしまう、しかし、尖閣の問題もあり、その件でアメリカに日本の味方になってもらうことを約束させ、日本はTPP参加するしかない。
と、概ね、上記のような主張をされています。
しかし、事態はもっと厳しい状況なのではないか?・・・、
と、思わされる、このようなニュースがありました。
▼日本郵政、米アフラックと提携強化=がん保険、直営全郵便局で販売
http://goo.gl/qMPdQ6
TPP交渉前に米国へのお土産として、郵貯でアフラック商品を扱うそうです。
これは、日本がアメリカに譲歩しつつTPP交渉に参加させてもらっている?かのようです。
この辺の事情は、外務省OBの馬渕氏ですら見通せないくらい日本の外交交渉上の立場は弱い?ようです。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:--::--::--:-:-:
馬渕氏の主張の中で、アメリカという国は金融資本や財務省の勢力で動かされている、というものがありましたが、確かにその面があることは否定出来ません。
ですが、アメリカはこの勢力だけで動いているわけではなく、国務省や国防総省が、それぞれ違う立場で政策を進めています。
その時々の政権は、世界的流れやアメリカ国内の民意などを基に、取るべき政策の判断や選択をしていると思われます。
一概に金融資本だけが万能であるとは言えません。
米国も一枚岩でなく、同時にバラバラに駆け引きをしながらお互いの政策に向けて動いているようです。
一見すると、あたかも“国家を動かしている"かにも観える、アメリカの金融資本が、「戦略の階層」でいうところのより上位のレイヤーに位置していることは間違いないようですが、それでも、全てを完全に「コントロール」することなどは出来ません。
過去には、かなりの度合いで「コントロール」が効いていた時期はあったとも言えますが、基本的には、多くの組織の間の厳しいせめぎ合いの中からアメリカの国家としての方向性が決まっていくものではないでしょうか。
奥山さんがちょうど先日「自壊する中国」というエドワード・ルトワック氏の本を翻訳しました。
その本で「アメリカの3つの対中戦略」が紹介されています。
1,「ウォール街の大企業、財務省」は親中
中国経済の力強い促進をもとに行うもの
自由と民主主義を看板にする米国が、いまだチベットやウイグルで虐殺をしているチャイナを強く批判しない理由は、このあたりにありそうです。
2,「国務省の中国との対話路線」
国務省は日本で言うところの外務省ですが、ここもかなり中国ロビーが入ってきていて、半分が親中、半分が反中といった状況のようです。
「TPP」は、表向きは中国との「対決姿勢」ではありませんが、その実、「封じ込め」宣言ともみえます。
3,国防総省はほぼ反中で、国務省の封じ込め政策を支援
ペンタゴンは、中国を将来の「主敵」であるとして、あきらかに仮想敵国として想定しています。
ルトワック氏は、これらに加え、4つ目として「地経学的な政策」が必要と述べています。
※地政学でなく地経学です。
「アメ通」では、このルトワック氏の考え方が、現状の分析として妥当なのではないかと考えています。
ちなみに、このルトワック氏の本の内容については、CDでも解説しています。
http://www.realist.jp/china.html
読者のみなさんはどうお考えでしょうか?
ぜひこの二冊を読み比べていただければと思っています。
(共同管理人 和田 )
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GHQ,マッカーサーが日本に上陸したとき、あまりに何もない貧しい国であることに驚きました。
なぜ、日本だけが、イギリスもドイツもできなかった機動部隊をつくり米国と太平洋上で戦争ができたのか?
それは日本人の精神や積み上がった学問だと悟ったマッカーサーは日本にある有益な図書7,000冊以上を焚書します。
指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。
そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、アメリカ研究や資源研究の本、そして、戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。
戦後日本では地政学は勉強できません。
大学で専攻できる学部、学科はありません。
今回、英国で学んできた地政学を奥山真司先生が禁断の学問・地政学を復活させるつもりで、語り尽くします。
ついにやります。
「奥山真司の地政学講座」
詳しくはこちらから
http://www.realist.jp/geopolitics.html
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米国発の中国分析について知りたくないですか?
世界覇権国アメリカにはたくさんの中国レポートがあり、そのため、またさまざまな立場の中国対策があります。
日本国内にある中国情報と全く違う視点であるため非常に視野が広がります。
・パンダハガー(親中、媚中)とドラゴンスレイヤー(反中)という2つの立場から中国問題を切り込んでいます。
・資源含めた経済面からと中国包囲網という戦略からの視点も加わります。
詳しくは以下のURLをクリックして下さい。
http://www.realist.jp/china.html
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(編集後記)
管理人です。
さて3回にわたって、「国難の正体」をご紹介してきましたが、実は、管理人はまだ読んでおりません・・・。
実は実は、管理人はこのような感じの本も大好きでして・・・。
これは読まねば、と思い立って、さっそく本屋さんで購入しました。
そして、今週末は、おくやまさんの訳書2冊が本屋さんに並んでいるはずですね。
▼自滅する中国: なぜ世界帝国になれないのか
http://goo.gl/RDoyP2
▼すべての富を中国が独り占めする
http://goo.gl/kgHjjq
この2冊も、もちろん既に購入しておりまして、はてさて、この3冊、どれから手を付けようかと・・・
今週末で、1冊は読破したいな・・・などなど。
チャイナ本の2冊は、管理人もCDを聴いておりますので、
http://www.realist.jp/china.html
とりあえずは、「国難の正体」から取り掛かります。
それ以外にも、読みたいと思って購入している本が、文字通りの山積み状態でもありまして・・・
加えて、ここだけのお話ですが、お馴染みの管理人特権にて(笑)、おくやまさんより★秘蔵の原稿★も頂いてしまいまして・・・
これがまた面白そうな内容で・・・(笑)
テキスト三昧で嬉しい悲鳴を上げている、今週末の管理人なのでした。
( 管理人 )
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実際、安倍首相は「自由と繁栄の弧」戦略において、自由主義陣営だったはずの「韓国」を外して、「ロシア」と外交するようになりました。
この点などは、その選択でよいのではないかと思います。
また、直近の話題として、「TPP」問題を例に上げると、
馬渕氏はこの著書のなかで、
TPP参加は日本の中流が壊されワーキングプアになってしまう、しかし、尖閣の問題もあり、その件でアメリカに日本の味方になってもらうことを約束させ、日本はTPP参加するしかない。
と、概ね、上記のような主張をされています。
しかし、事態はもっと厳しい状況なのではないか?・・・、
と、思わされる、このようなニュースがありました。
▼日本郵政、米アフラックと提携強化=がん保険、直営全郵便局で販売
http://goo.gl/qMPdQ6
TPP交渉前に米国へのお土産として、郵貯でアフラック商品を扱うそうです。
これは、日本がアメリカに譲歩しつつTPP交渉に参加させてもらっている?かのようです。
この辺の事情は、外務省OBの馬渕氏ですら見通せないくらい日本の外交交渉上の立場は弱い?ようです。
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馬渕氏の主張の中で、アメリカという国は金融資本や財務省の勢力で動かされている、というものがありましたが、確かにその面があることは否定出来ません。
ですが、アメリカはこの勢力だけで動いているわけではなく、国務省や国防総省が、それぞれ違う立場で政策を進めています。
その時々の政権は、世界的流れやアメリカ国内の民意などを基に、取るべき政策の判断や選択をしていると思われます。
一概に金融資本だけが万能であるとは言えません。
米国も一枚岩でなく、同時にバラバラに駆け引きをしながらお互いの政策に向けて動いているようです。
一見すると、あたかも“国家を動かしている"かにも観える、アメリカの金融資本が、「戦略の階層」でいうところのより上位のレイヤーに位置していることは間違いないようですが、それでも、全てを完全に「コントロール」することなどは出来ません。
過去には、かなりの度合いで「コントロール」が効いていた時期はあったとも言えますが、基本的には、多くの組織の間の厳しいせめぎ合いの中からアメリカの国家としての方向性が決まっていくものではないでしょうか。
奥山さんがちょうど先日「自壊する中国」というエドワード・ルトワック氏の本を翻訳しました。
その本で「アメリカの3つの対中戦略」が紹介されています。
1,「ウォール街の大企業、財務省」は親中
中国経済の力強い促進をもとに行うもの
自由と民主主義を看板にする米国が、いまだチベットやウイグルで虐殺をしているチャイナを強く批判しない理由は、このあたりにありそうです。
2,「国務省の中国との対話路線」
国務省は日本で言うところの外務省ですが、ここもかなり中国ロビーが入ってきていて、半分が親中、半分が反中といった状況のようです。
「TPP」は、表向きは中国との「対決姿勢」ではありませんが、その実、「封じ込め」宣言ともみえます。
3,国防総省はほぼ反中で、国務省の封じ込め政策を支援
ペンタゴンは、中国を将来の「主敵」であるとして、あきらかに仮想敵国として想定しています。
ルトワック氏は、これらに加え、4つ目として「地経学的な政策」が必要と述べています。
※地政学でなく地経学です。
「アメ通」では、このルトワック氏の考え方が、現状の分析として妥当なのではないかと考えています。
ちなみに、このルトワック氏の本の内容については、CDでも解説しています。
http://www.realist.jp/china.html
読者のみなさんはどうお考えでしょうか?
ぜひこの二冊を読み比べていただければと思っています。
(共同管理人 和田 )
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GHQ,マッカーサーが日本に上陸したとき、あまりに何もない貧しい国であることに驚きました。
なぜ、日本だけが、イギリスもドイツもできなかった機動部隊をつくり米国と太平洋上で戦争ができたのか?
それは日本人の精神や積み上がった学問だと悟ったマッカーサーは日本にある有益な図書7,000冊以上を焚書します。
指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。
そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、アメリカ研究や資源研究の本、そして、戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。
戦後日本では地政学は勉強できません。
大学で専攻できる学部、学科はありません。
今回、英国で学んできた地政学を奥山真司先生が禁断の学問・地政学を復活させるつもりで、語り尽くします。
ついにやります。
「奥山真司の地政学講座」
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米国発の中国分析について知りたくないですか?
世界覇権国アメリカにはたくさんの中国レポートがあり、そのため、またさまざまな立場の中国対策があります。
日本国内にある中国情報と全く違う視点であるため非常に視野が広がります。
・パンダハガー(親中、媚中)とドラゴンスレイヤー(反中)という2つの立場から中国問題を切り込んでいます。
・資源含めた経済面からと中国包囲網という戦略からの視点も加わります。
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(編集後記)
管理人です。
さて3回にわたって、「国難の正体」をご紹介してきましたが、実は、管理人はまだ読んでおりません・・・。
実は実は、管理人はこのような感じの本も大好きでして・・・。
これは読まねば、と思い立って、さっそく本屋さんで購入しました。
そして、今週末は、おくやまさんの訳書2冊が本屋さんに並んでいるはずですね。
▼自滅する中国: なぜ世界帝国になれないのか
http://goo.gl/RDoyP2
▼すべての富を中国が独り占めする
http://goo.gl/kgHjjq
この2冊も、もちろん既に購入しておりまして、はてさて、この3冊、どれから手を付けようかと・・・
今週末で、1冊は読破したいな・・・などなど。
チャイナ本の2冊は、管理人もCDを聴いておりますので、
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とりあえずは、「国難の正体」から取り掛かります。
それ以外にも、読みたいと思って購入している本が、文字通りの山積み状態でもありまして・・・
加えて、ここだけのお話ですが、お馴染みの管理人特権にて(笑)、おくやまさんより★秘蔵の原稿★も頂いてしまいまして・・・
これがまた面白そうな内容で・・・(笑)
テキスト三昧で嬉しい悲鳴を上げている、今週末の管理人なのでした。
( 管理人 )
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