読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)日米経済摩擦が激しかったころに外務省事務次官~駐米大使を務めた村田良平氏の回顧録に、アメリカはすぐに制裁・報復を口にする、とありました。
まさに旧約聖書の世界です。自分が正義だと思っている人間ほど手に負えないものはありません。
村田良平氏と同期の岡崎久彦氏はかつての日米経済摩擦に関連して、
「私は、当時の米側は、一般の日本人が想像していたよりも、もっと恐ろしいことを考えていたと思う。米側自身、数値目標は非合理的であり、日本が受け容れても一年経てば達成されないことが明白となると知っていたと思う。そして、目標が達成されなかったときに日本に対して破滅的な厳しい制裁を加えるのがそもそもの目的だったと思っている。日米同盟の解体さえその視野に入っていたと思う。それは当時のクリントン政権内部の種々の反応から推定できる」
と書いています。
それでも岡崎氏は「選択肢はアメリカしかない」という結論。日米同盟ですね。

村田良平氏の本を読むと、アメリカの強欲・倫理無視にたいする嫌悪感が感じられます。
自衛隊の戦闘機開発をめぐる問題でも、欧州のユーロファイター導入も考慮すべきと、アメリカ一辺倒からの脱却を主張していたほど。同じ外務省OBの田中均氏、北朝鮮との秘密交渉でずいぶん叩かれました。
田中均氏の本を読むと、田中氏は戦後生まれ、父親は大手商社のロンドン駐在、日米開戦で拘留後ペルーへ送られ、スパイ容疑で死刑判決。その後、日米捕虜交換で帰国したものの徴兵で中国戦線へ。運良く日本へ戻り、戦後は日商岩井の会長まで務めています。田中均氏が沖縄の普天間基地移設問題などに尽力していたことは知らなかったのですが、旧制高校の教育を受けた村田氏は大東亜戦争史観、戦後教育の田中氏は太平洋戦争史観なのが明白。
村田氏が小泉元首相が二度も平壤訪問したのは外交プロトコルに反するとするのに対し、田中氏は局面を打開できるのならば首脳が訪問するのは当然、という。
19世紀、欧州の五大国(英仏独墺露)が世界の動向を決めていた時代には五大国のみ(特命全権)大使の肩書き、他の小国は(特命全権)公使であった、というのは知りませんでした。
その後、日米伊などが大国の仲間入り。そういえば明治維新前後の欧米外交官はみな「公使」の肩書きで、第二次大戦の頃でもスイスやフィンランドなどは日本大使館ではなく日本公使館なのですね。村田氏によるとアメリカが「大使」の肩書きを乱発したため小国までみな「大使」になってしまったのだという。
アメリカ流の悪しき平等主義かもしれません。

第二次大戦を見ると、チェコスロバキアなど戦わずして英仏にズデーテン割譲を強要され、その時にはポーランドも火事場泥棒でチェコから領土を得ている。
そのポーランドは自己を過信し、さらに英仏を信用するという二重の過ちを犯し、ヒトラーを無視したあげくに国土を分割されるありさま。国土と人口は大国並みでも騎兵隊ではドイツの戦車隊に勝てるはずもない。
フィンランドはソ連との戦争で領土の一部を失ったとはいえ独立を維持、スイスも40万人以上もの動員で防御を固め中立を維持している。
19世紀から20世紀にかけての世界を見ると自国を守る能力と気概のない国はたちまち滅ぼされています。アジアの最貧国だった朝鮮が日本に併合されたことをもって、「世界最悪の植民地支配」だったと言い募る韓国人の歴史認識は「ウリナラファンタジー」といわれますが、中国への再属国化が進んでいるのは最近のニュースでもわかります。
アメリカでのアシアナ航空機着陸失敗事故で中国人の死者が出たことにたいし、韓国のニュースで「犠牲者が中国人で幸いだった」と報道、中国から猛反発をうけると、たちまち中国の新聞に謝罪広告。
アメリカの報道に対しての超強気な対応とくらべても異様なほど。アシアナ機の事故については次から次へと韓国不利な情報ばかり。韓流終了に拍車がかかったようです。
  (PB生、千葉)
 
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好評だった片瀬裕氏による講演「三島由紀夫と北一輝」の続編として7月に下記の通り会員例会を開催します。
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