読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS
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(読者の声1)貴誌3882号(読者の声1)の拙文に対して、翌日号にて樋泉克夫教授から御返信頂き有り難や。東亜同文書院と愛知大学の説明及び樋泉教授個人のドラマに感動。こういう事が歴史教科書にでも載ると良いですね。
さて敗戦後外地から三百万の日本人が引き上げた。この世界史的出来事は早くも忘却の彼方。欧州などでは国滅びても住民は残る。故に民族浄化も起こる。
十五世紀スペインやポルトガルに於けるユダヤやイスラム教徒大量追放から大戦後ポーランドやチェコスロバキアでのドイツ人追放はセルビアによるボスニア民族浄化へ一直線に続く。中東のパレスチナ問題もその傍流に過ぎない。
ドイツは大戦中の敗走から戦後スターリンによる「国替え」、つまり旧ポーランド東部ソ連併合と八十万のポーランド人西方強制移住があり、替わりにポーランドはドイツ領東プロイセンやシェレージンを併合してドイツ人追放。被侵略国チェコもズーデーデン地方からドイツ人追放。
ハンガリーは親独政権が存在したのに両国に倣う。この過程で千二百万のドイツ人が東欧から逃げて二百万人が死亡。ドイツ騎士団以来の東方入植の歴史は終わりを告げた。
対し日本人は敗戦後台湾朝鮮や満州から「自明の事」として続々引き上げた。
誰も命令していないのに、外地に神社まで作ったのに拘らず。これは「日本人が日本人で有る為には日本にしか住めない」というセオリーの証明ではないか。だから日本が領土的収縮した以上引き上げるしかなかった。
勿論、南方等に残った日本兵や満州の日本人孤児など例外は存在するし、自分は違うという個人主義者もいるが、仮に日本人が外国人と結婚し海外で子を育てた場合にその子や孫は日本人と言えるか。我々は東方ドイツ人や植民地英国人とは違うのである。また終戦後日本に居残った数十万の朝鮮人や世界各地に移住し現地人を蔑視し溶け込まず生きる華僑とも違う。だから映画『ビルマの竪琴』中の「水島、日本に帰ろう!」という戦友の日本兵の掛声にボロボロと涙するのだ(もしかして私だけか?)。
http://www.youtube.com/watch?v=Nc8jHAlLBhA
そんなやわな神経の持ち主の日本人が国滅びても平然と居残る強靭な西洋人の如く世界的覇権国家を作るのは土台無理な話である。
だが支那人にはそれが出来る強靭な神経が備わっている。
(道楽Q) 


(宮崎正弘のコメント)露西亜各地には日本人墓地があります。ロシア正教があるから、死者の弔いは重視しています。樺太には神社の鳥居が残っています。他方、無神論の中国には日本人墓地は一個所のみ(ハルビン郊外方正県)。
日本租界時代の租界ばかりか、満州にあった神社跡は全部棄却しました。



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(読者の声2)B787のリチウム蓄電池への過充電を防ぐための過充電防止装置が、今回の事故の原因という説があります。当該装置はLG社製でフランスの航空機部品メーカーのタレス社がユアサからリチウム蓄電池LGから過充電防止装置を購入して組み立てたものをボーイングに納入したようです。
 (ST生、千葉)



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(読者の声3)タイで行われた多国間合同軍事演習「コブラ・ゴールド(Cobra Gold)」に関しては、アルジェリアの事件があった直後でもあり、自衛隊による邦人救出訓練の様子や沖縄のオスプレイ3機が参加しての訓練などが報道されました。AFPのニュースでは「コブラの血飲んで生き延びろ!タイで多国間軍事演習」とジャングルサバイバル訓練の写真が掲載されています。
http://www.afpbb.com/article/politics/2929702/10317782

自衛隊のレンジャー訓練でもヘビを食べたりするようですが、ヘビがそう簡単に捕まるはずもありません、訓練用にちゃんと飼育している。自衛隊ではレンジャーは個人資格でありレンジャー部隊というのはないのですね。
http://jieitaisaiyou.web.fc2.com/ranger.html
アセアン諸国が米国寄りかといえばそうでもなく、ロシア製兵器を導入している国も多い。2010年の記事ですが、「ロシアとASEAN 広がる国防分野での協力」
http://japanese.ruvr.ru/2010/10/12/25602644.html
「ロシアとASEANの間では、閣僚レベル、参謀総長レベルで定期的に意見交換が行われているほか、艦船の相互訪問も実施されている。またASEAN加盟国の半数がロシアから軍事技術や武器の供給を受けている。現在マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイとの間でも軍事技術協力に関する協定が結ばれており、ベトナムとも緊密な関係が継続されている」。スホーイ戦闘機を導入している国も多い。

森元総理がロシアを訪問した2月21日はロマノフ王朝開始400年にあたるという(ロマノフ朝は日本では江戸時代初期から大正6年まで)。偉大なロシアの復活を目指すプーチンと会うにはうってつけの日程です。
http://japanese.ruvr.ru/2013_02_21/romanofu-ouchou/

ロシアでは今ロマノフ王朝開始400年記念祝賀行事や展覧会などが行われ、「モスクワおよび全ルーシの総主教キリルは式の参加者に親書を送り、ロマノフ王朝は3世紀にわたり祖国に忠実につくし、ロシアはそのおかげで広大な領土と豊かな自然を持つ強国へと変貌したと述べた」、「最後の皇帝ニコライ2世一家は1981年、まず在外ロシア正教会によって殉教者として列聖されたのち、国内の長きに渡る論争の末、2000年にロシア正教会も同様に列聖した」という。
人民の敵がいまや殉教者ですからソビエト時代はなかったことにしたいのか、佐藤優氏の著作でロシアでの正教復活、ロシア人の精神におけるロシア正教の重要性などが描写されていましたが、ロシア革命で失ったものの大きさに今になって気づいたようにも思えます。//