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 『三橋貴明の「新」日本経済新聞』

      2012/11/28


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FROM 東田剛 



ご覧になった方も多いかもしれませんが、産経新聞に次のような記事が出ました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121125/elc12112512010020-n1.htm

抜粋すると、

「来る衆院選で民主党が、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加方針を主要な争点に据えようとしていることに対し、米政府が日本側にクレームをつけてきたことが25日、分かった。衆院選での民主党の惨敗が不可避とみられるなか、「TPP参加反対」が日本の民意となり、日本の交渉参加がさらに暗礁に乗りかねないと米側は危惧しているようだ。」

なのだそうです。

さすがアメリカ、選挙で決着をつけようという、こちらの腹はすっかり読まれてました。

まあ、アメリカ政府にも、ワタクシ程度の頭脳の持ち主はざらにいるでしょうから、当然ですね。

しかし、こらえ性がないというか、アメリカは、よほど、TPPに日本を入れたい理由があるようですね。

そういえば、11月22日、アメリカのファンド「ローンスター」が韓国政府をISDで提訴しましたね。

韓国政府は、ISDで訴えられるのは法的整備が遅れた途上国だけだから心配ないと主張していたらしいですが。

同じことを言っていた日本のTPP推進論者は、どうコメントするのでしょう?

「国際仲裁法廷で交渉を有利に進めればいい。法廷のテーブルにも着かないのはおかしい。」ってか?

ところで、改めて感心しますが、アメリカ様は、日本の国政選挙の争点にまで口を出してくるんですね。

ほとんど植民地扱いです。

産経新聞はこういう記事を出しながら、それでもTPP賛成というのは、どういうことなんでしょうかね。

こんなところまでアメリカに指図されちゃう民主党政権が、「交渉に参加して、日本に有利になるようにルールを作る」と言ってたわけです。

そんな状態で、今から交渉にのこのこ参加して、アメリカ相手に有利なルールを作るには、日本には、何が必要なのでしょう?

 櫻井よしこ先生「毅然として・・・」
 寺島実郎先生「日本の主張を国際社会に堂々と・・・」。
 國賣新聞論説委員「したたかな戦略・・・」


それとも、これかな。

http://www.amazon.co.jp/dp/4537251506

なるほど、これがあるからか、日本維新の会は、TPPに賛成するのか~。

報道によれば、29日に公表される日本維新の会の公約集には、TPPが明記されるようです。

石原慎太郎代表は、「太陽の党」のときは、TPPに反対してたのに。

順調に下がっていた日本維新の会の支持率をわざわざ上げて、安倍総裁でせっかく保守色を強めた自民党の足を引っ張って、その上、TPP賛成ですか。

この老人、ほんと、わけが分かりません。その支持者は、もっとわけが分かりません。

そんなにわけが分からないことをしたいなら、どうせ「石原」の名が売りなんだし、党名も、いっそ「太陽にほえろの党」に改名したらどうですかね。

「なんじゃこりゃ~!」



PS
TPPを推進する「改革派官僚」に騙されるな!

TPP問題をめぐり「外圧を使って日本を変える」と公言する元官僚たち。

政治主導と称して公務員制度の破壊を訴える行政改革。

国民はこれら「改革派官僚」の言動を喝采するが、その本質は、さらなる官僚制の支配と政治の弱体化である。

本来、政治家や利害関係者と粘り強く調整することこそ官僚の役割である。

それなくして、問題が複雑に錯綜する現代、自由な民主国家は成立しない。

日本を国力低下の危機に陥れる官僚たちの反逆を許してはならない。

日本を蝕む官僚制の病理に警鐘を鳴らす、中野剛志さんの新刊が間もなく発売になります。

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PPS
TPP問題については、中野剛志さんの評論集『反官反民:中野剛志評論集』の中で詳しく解説されています。『TPP亡国論』出版以後の最新情報が収められています。より詳しく知りたい方は、こちらをクリック
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