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『三橋貴明の「新」日本経済新聞』
2012/11/1
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上念司@大門オフィス
先週、10兆円追加緩和と予想した日銀政策決定会合ですが、結果的に11兆円緩和ということで、微妙に予言がはずれました。
プラス方向にはずれたことは悪いことではないのですが、大変複雑な心境です。
なぜなら、日銀が敢えて、1兆円の「サプライズ」を演出した理由はおそらく以下の3つに要素すべてを満たすためだったからです。
要素1
デフレを継続して日本を滅ぼすために、デフレ脱却に効果のあるような大胆な金融緩和(レジーム転換)は絶対に行わない
要素2
日銀法が改正されてしまうと、デフレ路線は放棄され要素1の目的が達成されないため、常に政治からの圧力はある程度かわしておく必要がある
要素3
政策決定会合の情報が事前にマスコミにリークされていることに対する批判が盛り上がってきたので、事前リークとは異なる金額を出す必要に迫られた
日銀貴族は日本人の雇用や生活よりも外国の経済成長や自分の権限強化に余念がありません。国民をナメるのもいい加減にしろと思います。
今年の9月から欧米各国は無制限の金融緩和を行っている状況で、「11兆円の基金の積み増し(しかも実行は来年から)」を行ったところで、砂漠にスポイトで水を撒くようなものです。
つまり、要素1を充足するために10兆円前後の小出しの金融緩和というラインは日銀としては死守したいわけです。
そうしないと、前のように本国、あっ間違えた、中国人民銀行から「異例のクレーム」が入ったりします。
とはいえ、引き締めや現状維持より金融緩和をしているというポーズを取らないと、自民党の安倍総裁や前原大臣などからの要請を無視したことになります。
金額が少ないながらも金融緩和をせざるを得ない方向しか進めないのは要素2を満たすためです。
そして、要素3については決定会合当日に厳しくその点を指摘した動画が拡散しました。
『日銀リークに司法のメスを!!』上念司・倉山満 AJER2012.10.30
http://www.youtube.com/watch?v=cOeHcIoGjvs (動画を再生する)
http://www.youtube.com/watch?v=FQ1CHvybQ7c (動画を再生する)
おそらく、この動画の影響で急遽1兆円積み増しが決定したのでしょうw(カサンドラの獄長にビビったのかもしれません。憶測ですが、、、)
ということで、日銀の動きを読むためには彼らの歪みきった世界観を理解し、一般常識では理解不能な彼ら独自の損得勘定を前提としてシミュレーションしていく必要があります。
自国の中央銀行に対して危機管理的発想で臨まなければいけないのは大変悲しいことですが、これが現実なのです。
ちなみに、これは中国や北朝鮮など、日本の非常識が常識になっている国が何を目的関数として動いているかさまざまな予想を立てて、それをベースに対策のシナリオを練ることと本質的には変わりません。
そもそも、今の日銀が「日銀貴族」と言われるほど傲慢で無責任な反日団体になってしまったという歴史の陰に、実はあの国の無視できない存在があるからです。
この点について、11月16日発売予定の『歴史から考える 日本の危機管理は、ここが甘い: 「まさか」というシナリオ(光文社新書)』に詳しく書きました。
ご関心ある方はぜひお読みいただけると嬉しいです!!(amazonで予約できます。)
PS
日本は、経済最大の足かせとなるデフレになぜ陥ったのか。デフレが長期化しているのはなぜか。その原因を辿っていくと、アメリカの圧力や日本政府の政策ミス、中国共産党と癒着した「親中派政治家」の影が見え隠れする。歴史をひもときながら、日本人が「甘えの構造」と決別するためのフレームワークを実例から学べる本が発売されます。
http://amzn.to/SsfUxB
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要素3
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日銀貴族は日本人の雇用や生活よりも外国の経済成長や自分の権限強化に余念がありません。国民をナメるのもいい加減にしろと思います。
今年の9月から欧米各国は無制限の金融緩和を行っている状況で、「11兆円の基金の積み増し(しかも実行は来年から)」を行ったところで、砂漠にスポイトで水を撒くようなものです。
つまり、要素1を充足するために10兆円前後の小出しの金融緩和というラインは日銀としては死守したいわけです。
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自国の中央銀行に対して危機管理的発想で臨まなければいけないのは大変悲しいことですが、これが現実なのです。
ちなみに、これは中国や北朝鮮など、日本の非常識が常識になっている国が何を目的関数として動いているかさまざまな予想を立てて、それをベースに対策のシナリオを練ることと本質的には変わりません。
そもそも、今の日銀が「日銀貴族」と言われるほど傲慢で無責任な反日団体になってしまったという歴史の陰に、実はあの国の無視できない存在があるからです。
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