★小誌愛読者19400名!
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成24(2012)年10月17日(水曜日)
通巻第3791号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<速報>
15日、政治局常任委員会が次期執行部人事を決定?
李源潮、王洋ら「団派」が落馬し、張徳江、劉雲山、張高麗、愈正声が入常。
****************************************
「入常」とは政治局常務委員会に入るという意味で、中国のトップセブンの一角に加わる。
17日の明鏡網は、15日に北京で政治局常務委員会が開催され、次の七名が次期常務委員になったとつたえた。
習近平(太子党)
李克強(団派)
張徳江(上海派)
王岐山(太子党、上海派)
劉雲山(団派)
張高麗(上海派から団派へ?)
愈正声(上海派、太子党)
この結果、団派から有力視されていた李源潮と王洋が落馬した、と明鏡は「北京の信頼できる消息筋」の話として報じた。
米国ナンバーワンの週刊誌「TIME」は、直近の「習近平特集号」で、次の人事予測を展開した。
確定している二人
習近平
李克強
ほぼ有力の四人
王岐山
張徳江
愈正声
李源潮
「残る一席」に有力視される三人
王洋 (団派、広東省書記)
劉延東(団派、政治局員)
劉雲山(団派、宣伝部長に有力)
明鏡とTIMEとの差異は、李源潮と劉雲山が境をさまよっている程度で、ともに王洋の執行部入りが難しい情勢であることを示唆している。
次期執行部人事は11月14日に発表される予定。
◇◇ ◇ ◇◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ BOOKREVIEW ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ☆
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
適菜収『日本を駄目にした「B層」の研究』(講談社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
大ブレークしたB層、マスコミに一気にのって流行語になった。B層とは日本のバカの集団のことだが、選挙の大勢を決めるのが、これ。何も考えない。かっこいいと勘違いしている圧倒的階層をマスコミがくすぐれば、左翼でもなんでも政権をとってしまう。日本はそうやっておかしくなった。
本書は第一部が「B層用語事典」となっていて、第弐部がB層の研究に充てられる。B層は単純なるバカではなく、しかしなぜか陰謀論が大好き、味がわからないのにグルメ通だといって二流店に行列をつくる。保守を偽装する知的欺瞞の人も多く、橋下がその典型で、彼はアナーキストではないか、という。橋下は「天性のデマゴーグ」であり、「幼児レベルの物言いには知性のかけらも感じられない」と。
あまりに歯切れがよくぽんぽんと威勢の良い語彙が飛び出してくるので、はてと首をかしげたくなる。
「小泉チルドレン」の次は「小沢ガールズ」とか、勘違いの結果うまれてきた政治家が「ごっこ」をはじめて政治を壟断した。ここ数年の日本の政治の幼児性はチルドランとかガールに政治をやらせたらどうなるかの見本を日本にもたらした。「民主党政権は児童ポルノ、身の毛もよだつおぞましさ」と辛辣きわまりない表現がぽんぽん発案される。
次々と機関銃のように飛び出す言葉の衝撃、B層がいかにバカかを論じた決定版。またも世の中に横溢するか?
△△ ◎◎ ◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読者の声 READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(読者の声1)貴誌10月9日のメルマガ(ニクソンとの対話)、何度も読み直しました。
この対談の重要個所は次の個所ですね。
(引用開始)
宮崎 (日本の対中)経済援助と関連するわけですが、日本のかなりの知識人は「やがてこの中国援助が或る日、突如として中国の軍事力に転化され、それは結局のところ日本、韓国などアジア諸国への脅威として将来はね返ってくるのではないか」と懐疑する声があがっています。
ニクソン 中国が軍事的に発展しえるという観察ですか?
宮崎 そうです。その懸念です。
(引用止め)
28年前の対話でニクソンの楽観論に対して、宮崎さんの懸念がそのまま当たってしまったのですね、日本人の怠慢、油断でした。
立ち上がれ、ニッポン!!です。
ご健筆、ご健康をお祈り致します。
(AO生、伊豆)
(宮崎正弘のコメント)米国が28年後にかくも衰退し、中国がかくも軍事的脅威になるとは、ニクソンも見通せなかった。となると次の28年後、米中逆転の恐れもあり、ということになりますね。
△ △△ ◎◎ ◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ラジオ日本からおしらせ) (ラジオ日本からおしらせ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
(ラジオ日本からおしらせ)
きたる19日(金曜日)1230-1500の「マット安川のずばり勝負」に宮崎正弘が生出演します。宮崎の出番は1245-1355の予定です。
◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ADVERTISEMENT
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
♪
宮崎正弘 + 石平『2013年の中国を予測する』(ワック、980円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
四刷出来! お待たせしました!!
http://www.amazon.co.jp/dp/4898316700/
♪♪
宮崎正弘『中国権力闘争 共産党三大派閥抗争のいま』(文芸社、1680円)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
http://www.amazon.co.jp/dp/4286127214/
♪♪♪
< 宮崎正弘のロングセラー >
『中国が世界経済を破綻させる』(清流出版、1680円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4860293851/
『国際金融危機 彼らは「次」をどう読んでいるか』(双葉社新書、840円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4575153877/
『2012年 中国の真実』(ワック、930円、新書版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4898316557/
『中国大暴走 高速鉄道に乗ってわかった衝撃の事実』(1365円、文藝社)
http://www.amazon.co.jp/dp/4286114228/
『中国は日本人の財産を奪いつくす!』(徳間書店 1260円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4198631565/
『オレ様国家 中国の常識』(新潮社、1470円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4103290617/
♪♪♪♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社、1575円)
『増長し無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(石平氏との対談。ワック、945円)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談。ワック、933円)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社、1680円)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店、1575円)
http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
○○○ ◎◎◎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2012 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
