「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成24(2012)年8月17日(金曜日)
通巻第3725号 <8月16日発行>
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尖閣不法上陸の香港活動家、あの五人の凶暴な顔つきを見たか
反政府運動のプロ、転じて「反日」は収入源に問題ありでは?
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8月15日、ついに野田首相は靖国神社に参拝しなかった。中国の見えない政治圧力に屈服したのだ。
それをあざ笑うかのように香港の反日活動家らが、同日夕方、我が国の領土である尖閣諸島に上陸した。「日本は海軍を派遣できず、発砲の懼れがないから、これくらいの暴力的示威行為は大丈夫」と最初からタカをくくっている。
香港メディアが扇動的報道に終始するのは対北京への負け犬根性だろうが、中国では人民日報系の『環球時報』の主張が一番過激である。
理由は新華社がいえない政府の公式見解の枠を超えてホンネを表現できるからだ。「尖閣は中国領であり、日本は即時釈放せよ」と主唱している。これでは香港の活動家を同胞扱いしているばかりか、行動を是認する一体感を表明していることと同義である。
したがって環球時報は、北京外交部の公式見解より、やや過激である。
つまり胡錦涛らの穏健な外交路線に楯突くため、メディア管制は上海派の李長春が主導しているが、つぎも上海派の劉雲山が宣伝担当の政治局常務委員になりそうで、政権中枢の考え方と幾分乖離していることが分かる。
北京の日本大使館前、上海の領事館前におしかけた反日デモ隊は、わずか二十名から、十数名。プラカードに「領土収復」の文字があるが、この標語も統一されていることに注意する必要がある。
一昨年の反日デモは「沖縄奪還」ではなく、「琉球回復」だった。
瀋陽、大連、重慶、広州にも日本領事館があるが、抗議活動はまだ報告されていない。
香港の反日活動家への連帯表明は一部のやらせであることも明瞭だろう。
こんかいの香港の活動家らは、本来、反政府活動家だった。反共産主義である。それが、運動の衰退とともに、たぶん食いつなぐ方便として、反日に短絡したのだろう。反日で香港人の名状しがたい精神的トロウマも克服できる。資金も集めやすい。
▼香港人の精神的トロウマは鬱憤を晴らす代替対象が必要
英国時代は植民地根性に振り回され、97年以後は、つねに中国にいじめられ、精神的にも追い込まれており、そのうえ通貨も香港ドルより人民元の方が強くなって、香港の政治家もメディアも、北京の顔色を窺って狡猾に生きていく。
その鬱憤をはらす格好の代替対象は日本である。
台湾の反日活動家らが、かれら香港のプロとの共闘を土壇場で止めたのは、利用される危険性を感じたから賢明だった。
台北の交流協会前のデモはアリバイ証明である。台湾は親日派が圧倒的だが、蒋介石に恩義を感じる中華思想組があって、とくに「新党」支持者は反日である。極端な少数派である。
しかし尖閣に上陸した凶暴な犯人等は青天白日旗も掲げていた。中華民族という架空の概念を強調して香港、台湾、大陸の連帯感を表明しようとする作為が透けて見える。
香港の行政長官は上海派から胡錦涛直系の梁振英に変わったが、この長官は中国共産党秘密党員である事実を思い起こしていただきたい。
香港最大財閥の李嘉誠は、上海派の候補(唐英年)を露骨に支援したため、まもなく胡錦涛ら共産主義青年団(団派)の復讐に見舞われるだろうが、その前に香港から逃げ出す算段をしていたと香港情報は伝えている。
このたぐいの財界人が、反日活動家らに資金を提供し、迂回路での政治工作をなして北京中枢に遠回しに物を言っている可能性がもっとも高い。凶暴な顔つきの上陸犯人等は結局、かれらに利用されているだけである。
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読者の声 どくしゃのこえ READER‘S OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)恐らく、背後で組織的な動きがあるのでしょうが、 韓国の大統領、スポーツ選手、芸能人の暴走が止まりません。個人的にはあまりの馬鹿さ加減に怒るどころか、あんぐりと口を開けて、呆れた状態でおります。
天皇陛下の訪韓など、ありもしない話なのに、来るというのなら、という妄想としか言いようがない発言をしています。
どうせいつもの様に、大統領を辞めた後は刑務所行きだろうから、錯乱してしまったのでしょうか?
そしてマスコミが、試合中に政治活動をしたサッカー選手が、負けた日本人選手を抱き起こしたという理由で英雄扱いし、問題をすり替え、挙句の果て、勝手に日本がマナーも負けたという、根拠のない見出しをつけています。
私は歴史に詳しくはないですが、歴史は繰り返すと言いますし、国民性なんてちょっとやそっとのことでは変わるはずもなく、振り返るとこれは、安重根を英雄視する態度、慰安婦問題の捏造と全然変わりないメンタリティだなあと感じました。将来的にこの国民性が変わるということがあり得るのでしょうか?
(TM生)
(宮崎正弘のコメント)李明白大統領に象徴される韓国人の対日トロウマ、日本コンプレックスが歴然とありますね。
典型は金大中でしょう。あれほどの知日家、あれほど日本に人脈があり、亡命時代にさんざん世話になっていながら、くるりと反日姿勢に転換する。岩波『世界』に連載していた匿名コラム「TK生」も、まさに日本のインテリ連中の中で平然と暮らしていた男でした。
こうしたカメレオン的人生の先達は孫文です。
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(読者の声2)貴誌「読者之声」を読んでいて、毎回「無責任な机上のお花畑、平和ボケ弁論」(机上の空論にもならない レベル)ばかりと感じるが、今回はさすがに腹が立った。僭越ながら投稿させて頂きます。
2年ほど読んで来て、読者之声は、おそらく70歳代前後が多いと思う。当方は50歳代後半である。貴誌のサイレントマジョリティでした。
いまの70歳代前後の口ばかりで、理論の勝ち負け中心に優越感をのみ浸っていた半全共闘世代が日本をこれまでに、だらしなく、特亜に完全に舐められた状態にしたのである。
すなわち、仲間内の弁論のうまさだけで、得意になり、伴う実行する気がない、お花畑世代である。高度成長期はそれでよかったが、今机上の弁論だけでは特亜にやられ放題になっていることに気づ いているだろうか?
フジテレビに抗議のデモをしている若い世代の方がよほど立派である。
今回以下のお花畑投稿に関して、眼を開けてもらいたくメール差し上げる次第です。
もうノー天気、お花畑、平和ボケはいい加減にしてもらいたい。また自分は出ない、自衛隊がやれ、という「無責任な机上のお花畑、平和ボケ弁論」ここに極めり、自分は手を汚さない、誰かがやるだろう。これで来たから、マスコミ・新聞ものっとられ、電通に世論も誘導洗脳されてきたのです。新聞テレビしか情報取得手段を取らない。情弱世代と言われるのです。天皇陛下に土下座と謝罪を求めた韓国李明博を調子に乗せるのです。
せめてこの程度はしてもらいたい。↓
2CHですら立ち上がっていますよ。
【Twitter 世界に拡散】 天皇陛下に土下座と謝罪を求めた韓国李明博を許さない。
次の英文を #BBC #CNN に届くように皆でツィートしよう。
韓国は日本に宣戦布告に近い行為を行った。日本人は天皇陛下を侮辱する韓国を許さない。
続くツィートで英文を流します。
皆で世界に拡散!S Korea has almost declared war on Japan. Japanese people do not allow S Korea which insulted His Majesty the Emperor #天皇陛下 #BBC #CNN
韓国は日本に宣戦布告に近い行為を行った。日本人は天皇陛下を侮辱する韓国を許さない。
また「(宮崎正弘のコメント)その「覚悟」がないのです。ですから解決しないのです。
