▼ルールをつくる欧米、ルールを守る日本

奥山先生は、さらに日本人と欧米人の違いを解説されます。

<彼らは歴史的に見ても、管理する、コントロールするという思の蓄積があり、その文化が根づいています。

戦略とは何かと簡単に言ってしまえば、「自分の思い通りにする」「自分の思い通りになるようコントロールする」ということです。>(26p)

そういえば、日本には「自分の思い通りに管理する」なんて文化はありません。

日本人はどうなのでしょうか?

<日本人の場合、コントロールするというよりも、自分をすでにある与えられた状況に何とか合わせようと考えます。しかし、欧米人はどちらかと言うと、その状況を自分の有利な方向に変えようとします。>(26p)

まさにそうです。

この部分を読んで、奥山先生の本ではないですが、以前どこかで読んだ話を思い出しました。

それは、日本人と欧米人の「宗教観」の違いです。

日本は神道で、「八百万の神々」でしょう?

自然の中に神様がいるので、「それを支配しよう」などと不遜な考えは抱かないと。

それに「地震」「台風」「洪水」「火山噴火」などがしょっちゅうある日本人にとって、自然は「変えられないもの」「畏れ敬うものであった」と。

一方、欧米人の宗教は、「ユダヤ教」「キリスト教」です。

旧約聖書の最初になんと書いてあるか?

<「神は彼らを祝福して言われた。

「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ。

神はまた言われた。

「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。>

(旧約聖書 創世記1章28~29)

つまり、神様の子供たる人間は、「地上のすべてを支配しなさい」というのが神からの命令。

「支配する」というのは、「人間に都合の悪い状態があれば、自然の方を変えちゃえばいい」という発想なのだと。


ここまでは、…

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