小松ドットコムさんのブログ-51ZerjRqH3L.jpg




「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年7月24日(火曜日)
   通巻第3712号 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 脱税、節税目的あるいは政治目的か。金持ちの財産のタックスヘブン移転
  世界すべての不正蓄財資金はおよそ32兆ドルとマッキンゼーが見積もる
****************************************

 1970年から2010年までに世界139ヶ国の大金持ちが海外に不正に蓄財している金額は7兆3000億ドルから9兆3000億ドルからのあいだと見積もられた。
これらの不正蓄財は、主として脱税目的の海外預金で、HSBC,クレディスイス、シティ、UBS,バンカメなどが介在しているとされる。

 マッキンゼーの「税公正ネットワーク」調査班(責任者=ジェイムズ・ヘンリー主任エコノミスト)が最近しらべた結果を、「世界のタックスヘブンの預金額はおよそ32兆ドル(邦貨換算2500兆円内外)。このため徴税するべきだった金額は2800億ドルにのぼるだろう」
と発表した(数字はいずれもアルジャジーラ、7月22日)。
      ◇◇◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 読者の声 どくしゃのこえ READER‘S OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
(読者の声1)石川県の読者です。ですから宮崎さんが「北国新聞」に時折書かれるコラム「北風抄」も、毎回拝読しております。宮崎さんが金沢に講演にこられると新聞に掲載されるので、嗚呼、直接聞きたかったなぁと思うこともあります。
 さて、政界の重鎮で石川県選出、森嘉郎・元首相が次期総選挙には出馬なさらず、政界引退を表明されました。
宮崎さんは、たしか金沢二水高校から早稲田と、森さんの直接の後輩にあたりますが、感想をお聞かせ願えれば幸いです。
  (HB生、石川県)


(宮崎正弘のコメント)とくに感想はありませんが、当選二回のころ、インタビューへ伺って単行本『青嵐会』の一部に挿入しました。まだ文部大臣になられる前でした。早稲田出身の政治家としては、国際センスがあったという意味と浪花節が通じたという文脈で小渕恵三さんと並ぶ評価です。海部さんは問題外。
 『正論』8月1日発売の次号は「誰が次の総理にふさわしいか」の特集です。ちなみに小生は稲田朋美さんをあげておきました。



  ♪
(読者の声2)ちょっと古いニュースですが、7月19日のこと。北京市の地下鉄「呼家楼駅」で刃物男が安全検査の女性を人質に取って騒ぎだし、駆けつけた警察が容疑者を射殺した」という。日本ならバスジャック事件でも説得して、そのうちに二人の乗客が殺されました。日本と中国の、こういう凶悪事件への対応では、中国のほうがしっかりしていると思いますが?
  (HJ子、さいたま市)


(宮崎正弘)三年前、たまさか北京のホテルでテレビニュースをみていました。スーパーに人質をとって立てこもった犯人に説得と見せかけて近づいた警察官がバンバンと発砲、四人の警官が合計銃数発、撃ち込んで、もちろん犯人は即死。人質は救助されました。テレビ中継でしたが、誰も『人権』とかの反論はありませんでした。
 アメリカでも同様な事件では狙撃犯が待機し、ちょっと犯人が顔を出したら、ドンと一発でしとめます。後日のややこしい裁判騒ぎもありません。



  ♪
(読者の声3)脱原発などをやろうというのは「集団自殺」をやろうというのに等しい。
日本国民に過大な負担を与え、日本経済を苦境に追い込み、近隣某国にも圧倒されるような弱小経済化し、劣等三流国日本を「自ら」もたらそうというのだから、まさに「集団自殺」に他ならない。
その危険な誘いの笛を吹いているのが竹田恒泰氏である。現代版ハーメルンの笛吹き男のひとりが竹田恒泰氏にほかならない。
その1-放射能編で、竹田氏のいう放射線が体に良いはずがないという途方もない「無知」、福島程度の放射線が「国土を永久に使えなくする」などという大ウソを徹底的に解明した。要するに、福島程度の事故が起こっても、原発は本質的にいって人に害を与えるものではないのだ。害がないものを何が何でもやめようなどというのは愚かなことである。
したがって反原発、脱原発などという「妄論」は今更論ずるまでもないということになる。しかしながら、この「妄論」が世にはびこり、マスコミを支配し、大げさな反対集会を行い、保守の一部の人たちまでがこれに「ヤラレ」ているのが現状なので、少々立ち入った説明も必要なようである。以下10項目ほど脱原発の間違いにつき説明することにしよう。
なお全文ファイルをご希望の方はお申込みいただけばお送りします。その1-放射能編もご希望でしたらお送りします。(無料)
       目 次
1、原発には「愛」がある―その1(ホルミシス効果)
2、原発には「愛」がある―その2
1)火力発電と原子力発電の廃棄物量比較(火力は1万倍)
2)単位電力あたりの総死亡者率は原発が最低  
3、千年に一度の大地震に耐える原発の安全性が証明された(1)安全神話が崩壊したというのは本当か?(2)マグニチュード9の地震は正に想定外であった(3)想定の16倍のマグニチュウド9にも原発本体は耐えた(4)水素爆発による放射性物質発散にも拘らず安全レベルであることが証明された

4、原発の危険を煽るウソ・デマ(1)水素爆発を過大に危険視する脅し(2)「冷温停止していない」という脅し(3)プルトニウム恐怖を煽る人々(4)向上する原発の安全性
5.も安く資源の安定供給が図れる原発(1)原発のコストは実はもっと高いは本当か?(2)国際比較によっても原発のコストの低さが分かる

6 世界の1次エネルギー需給
7 自然エネルギーには期待できない
8、反原発・脱原発は不道徳思想である
9 脱原発に良いところナシ、悪いことばかり
10 補論(核廃棄物について)
     (茂木弘道)

 ○◎ ◎○ ◎○ ◎○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 782回】     
 ――密やかな米中戦争協力頌歌・・・知らぬは日本ばかりなり


 △
じつは昨年9月13日、?町と猴橋の2ヶ所の国境関門で、こんなことがあったらしい。
この日午前11時20分、夏用制服の国境防備兵士が整列し、「遠征軍忠魂帰国」と記された白い10数mの横断幕を持つ。やがてミャンマー方向からやってきた霊柩車を、彼らは栄誉礼をもって迎えた。
車から降ろされた骨壷は付き添ってきたミャンマー華人の手で中国側に引き渡される。中国側道路中央には仏教各派を代表する6,7人の僧侶が立ち、念仏を唱え続ける。国境防備兵士は、1つ1つの骨壷を「晴天白日満地紅」とも呼ばれる中華民国国旗がデザインされた「国民革命軍陸軍新編第一軍軍旗」で包んだ。
沿道に並び歓呼の声で迎えたのは中国側の民衆や学生など。

12時30分、?町と猴橋の2ヶ所を出発した車列は騰冲郊外の中和鎮で合流した後、国殤墓園に向かう。墓園の白い塀に沿った1kmほどに「迎接中国遠征軍忠魂進入騰冲国殤墓園」の長い横断幕を手に、数千人の学生や市民が並んだ。

翌14日午前9時、雲南省共産党委員会常務委員兼統戦部長、全国人大常務委員、解放軍成都軍区副政治委員など雲南省の党と軍の指導者をはじめ多くの関係者が墓園に参集する。
小雨の中を荘重な音楽が流れ、「遠征軍忠魂」の「帰国」を迎える儀式が厳かに行われた後、19柱の「忠魂」は黒の中山服の若者の手で段丘墓地の一角に納められた。

蒋介石はビルマ北部一帯に40万を超える大軍を派遣したが、日本軍の猛攻を前に惨敗。