>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━ 【平成24(2012)年 5月5日】

 ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
 日台共栄のためにあなたの力を!!
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1>> 李登輝元総統が月刊「WiLL」6月号で「尖閣は明らかに日本の領土」と改めて闡明
2>> 黄昭堂先生のご労苦に報いる道  小池 百合子(衆議院議員)
3>>『黄昭堂追思文集』頒布のご案内
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  http://www.shomei.tv/project-1901.html
  *署名数:413人(5月5日)
  *1期・2期のネット署名総数=11,814人

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1>> 李登輝元総統が月刊「WiLL」6月号で「尖閣は明らかに日本の領土」と改めて闡明

 現在発売中の月刊「WiLL」6月号(4月26日発売。定価:780円)が総力特集「尖閣と領土を守れ!」を掲載、李登輝元総統の中嶋嶺雄・国際教養大学学長との対談「尖閣は明らかに日本の領土だ」を掲載している。

 李元総統は「尖閣諸島は日本の領土です。私は昔からそう言ってきた」と発言、それに対して中嶋学長が「李登輝元総統が尖閣諸島は日本のものだと明確に発言されることは、日本のためにも、台湾のためにも、アジア全体のためにも非常に意味が大きい」と、その発言を支持している。

 この対談は、昨年2月号に掲載された「李登輝が語る尖閣問題・日本の政治」からの再録ではあるが、石原都知事の尖閣買い上げ発言を受け、月刊「WiLL」がこの対談をはじめ、山東昭子(参議院議員)「『尖閣購入』仕掛け人は私です」、山本皓一(報道写真家)「尖閣を開拓した古賀辰四郎」、高花豊(テイケイ株式会社会長)「中・台の資料が示す『尖閣日本領』の証」、新藤義孝(自民党衆議院議員)「『東海』を主張する韓国の嘘八百」、有本香(ジャーナリスト)「新千歳空港で画策されていた!『中国人専用駐機場』建設計画」の6本で構成する特集で、なかなかの読み応えだ。

 この月刊「WiLL」6月号で面白かったのは、金美齢(評論家)の「『維新の会』に騙される勿れ」。決して橋下徹・大阪市長を非難している内容ではない。民主党も自民党にも期待できないから「維新の会」に期待したいという風潮に釘を刺している。金美齢氏らしい指摘だ。


2>> 黄昭堂先生のご労苦に報いる道  小池 百合子(衆議院議員)

 昨年の12月23日、本会恒例の「日台共栄の夕べ」を開催した。130名ほどの聴衆を前に小池百合子・衆議院議員が「日台の絆」と題して講演していただいた。壇上に上がるや、「永田町の白百合を自称している小池百合子でございます」と切り出し、この掴みで会場を一瞬にして惹きつけた。

 小池議員は、東日本大震災の話から200億円を超える義捐金など台湾からの多大な支援について、まさに「雪中送炭」だと述べるとともに、台湾で父と慕う李登輝元総統から誕生会に招待されたことや台湾大地震のときに一緒にヘリコプターで被災地に飛んだことなど、さまざまな交流を紹介。李元総統から養子の話をいただいたエピソードも話された。

 また、黄昭堂・台湾独立建国聯盟主席が日華平和条約50周年を機に「台湾は台湾という名の主権国家になるべき」と発表した一文を紹介し、「日本が東アジアで役割を果たすためには、台湾は不可欠」と断じた。最後に力強く「李登輝先生の考え方を広め、黄昭堂先生の思いを受け継ぎ、日本と台湾の絆をさらに強めていくことが一番重要」と締め括られた。会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 実は、講演の中で明らかになったが、小池議員は故黄昭堂氏とは一度も会う機会がなかったという。それでも、黄昭堂氏に対する思いには特別のものがあったようだ。

 本誌でも何度か紹介したように、台湾独立建国聯盟は黄昭堂氏への各界からの追悼の言葉を編纂、『黄昭堂追思文集』として前衛出版社から刊行している。

 劈頭には李登輝元総統の「黄昭堂永遠站在台湾国」を配し、日本からも安倍晋三・元総理や西村眞悟・前衆議院議員、櫻井よしこ・国家基本問題研究所理事長、金美齢・評論家、王明理・台湾独立建国聯盟日本本部委員長、伊藤哲夫・日本政策研究センター代表など19名が寄稿している。その中に小池議員の「黄昭堂先生のご労苦に報いる道」も入っている。

 小池議員は追悼文で「台湾なくして、日本なし。日本なくして、台湾なし」と断言する。下記にご紹介したい。

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黄昭堂先生のご労苦に報いる道

  小池 百合子(衆議院議員)

 台湾独立運動の理論的、実践的指導者であった黄昭堂氏が2011年11月17日、台北市内の病院で死去された。79歳であった。衷心より哀悼の意を表したい。

 昨年12月、黄昭堂先生ゆかりの皆さん多数が出席された「日本李登輝友の会」の会合に講師としてお招きを受けた際、悲しみを共有できたことは幸いであった。もちろん、東日本大震災の被災者に台湾から寄せられた200億円もの義捐金についても、お礼を申し上げることもできた。

 その際にもお話ししたのだが、台湾は私にとって思い出の地である。生まれて初めての海外旅行先ということもある。父が所属していた大阪青年会議所の児童交流の一環として、姉妹関係を結んでいた台北青年会議所のメンバー宅に一週間、滞在した。中学一年生であった私にとって忘れ得ぬ経験となった。

 烏来での水遊びや陽明山での食事など、様々な活動もさることながら、最も強烈に残った記憶といえば、滞在先の家族とともに出かけた映画館でのことだ。映画鑑賞の前に、観客全員が起立し、国歌を斉唱したことである。それは戦後教育の下で育った私にとって、強烈な思い出となった。

 その後、アラブの中心地であるエジプトに留学するのだが、エジプトにおける愛国心教育の現場も、日本人留学生にとっては刺激的であった。大学教育の中でもカウミーヤ(ナショナリズム)という授業があり、エジプト人学生にとっては必修科目となっていた。興味を抱き、授業に出席してみたが、後に大統領となるナセル氏らの青年将校による1952年の革命前後の歴史を学ぶ授業であった。

 自らの国家を誇らしげに語るエジプト人学生たちを見ていて、羨ましく思ったものだ。日本での歴史の授業といえば、いかに日本が間違った政策を履行したかを学び、自虐的な史観にどっぷり浸かるようになるからだ。日教組やマスコミの影響が大きいことは言うまでもない。

 祖国を追われたパレスチナ人の同級生が直面する様々は苦労や、その後、ジャーナリストとして1ミリ、1センチの領土を確保するための血と命をかけた闘いなど、平和ボケの日本では考えられない壮絶な世界があることを身をもって知った。

 大正生まれの父は、常に世界の中の国家、日本を考え、幼い子どもたち(兄と私)にも世界観を語ってくれた。台湾については大阪の経済人とともに独立を支持したことから、「ペルソナ・ノン。グラータ」として、入国を拒否されたことを「名誉だ」と強がっていたものだ。わが父が黄昭堂氏と接点を持っていたならば、きっとより強烈な運動を展開していたことだろう。

 李登輝先生からは何度も直接に学ぶ機会を得ることができたが、生前の黄昭堂先生にお目にかかることはなかった。