さて、ここからが今回の「アメ通」の本題である。
ではなぜ日本の専門家や主要メディアで、このような分析が為されないのであろうか?
この答えとして特に私が強調したいのは、我々日本人の一般的な認識である。
なぜならわれわれが「テクノロジー」というものを考えるとき、実はそこには「思想」や「世界観」そして「政治」という意味合いが色濃く染み付いている、という認識が決定的に欠けているからだ。
上述したように、日本のメディアや専門家たちの多くは、PAC3やSM3のようなミサイル防衛システムという「テクノロジー」を、単なる「道具」という一面的な見方からしか捉えておらず、飛んできたミサイルを本当に撃ち落とせるのかどうかという、具体的な「スペック」や「性能」の話ばかりにフォーカスしていた。
ところが「道具」としてみたときの厳密な使用性能や、技術の先端性というものは、軍事技術という面だけで考えるともちろん重要ではあるのだが、これが国際政治における影響力という話になると、そのプライオリティは決定的に変わってくる。
国家というものが最も欲しているものは、あくまでも、「それは政治面で本当に効果を発揮するのかどうか?」という点にあることは、「アメ通」読者の皆さんならば容易に理解して頂けると思う。
特に、ミサイル防衛システムのような“軍事"に関する「テクノロジー」には、日本人が思っている以上に、「政治」という意味合いがこびり付いているものなのだ。
冷戦時代の核抑止の例などでもわかるように、軍事テクノロジーを「実戦で使わない」、つまり「道具」として使わないほうが、「政治」的に大きな効果を発揮することは多いのだ。
魑魅魍魎が蠢く国際政治の現実から見てみると、「日本がミサイル防衛システムを沖縄に比較的スムーズに配備できた」という厳然たる事実は、とりわけ、中国の国防エリートたちにとって、潜在的な「政治」的インパクトはかなり強かったはずである。
実のところ、今回の北朝鮮によるミサイル騒動のポイントは、
…
[続きはコチラから]
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ところが「道具」としてみたときの厳密な使用性能や、技術の先端性というものは、軍事技術という面だけで考えるともちろん重要ではあるのだが、これが国際政治における影響力という話になると、そのプライオリティは決定的に変わってくる。
国家というものが最も欲しているものは、あくまでも、「それは政治面で本当に効果を発揮するのかどうか?」という点にあることは、「アメ通」読者の皆さんならば容易に理解して頂けると思う。
特に、ミサイル防衛システムのような“軍事"に関する「テクノロジー」には、日本人が思っている以上に、「政治」という意味合いがこびり付いているものなのだ。
冷戦時代の核抑止の例などでもわかるように、軍事テクノロジーを「実戦で使わない」、つまり「道具」として使わないほうが、「政治」的に大きな効果を発揮することは多いのだ。
魑魅魍魎が蠢く国際政治の現実から見てみると、「日本がミサイル防衛システムを沖縄に比較的スムーズに配備できた」という厳然たる事実は、とりわけ、中国の国防エリートたちにとって、潜在的な「政治」的インパクトはかなり強かったはずである。
実のところ、今回の北朝鮮によるミサイル騒動のポイントは、
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