----------------
Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://www.melma.com/mb/backnumber_190875/
----------------
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
第54号(2月27日)
*南京大虐殺の大ウソ
名古屋の河村市長が20日、中国南京市から来日した代表団に対して「南京大虐殺はなかった」という趣旨の発言をした。翌日南京市は名古屋市との交流を一時停止すると発表した。
実は河村市長は2009年にも市議会で同様の発言をしており、昨年南京の副市長が来た際も南京大虐殺を否定している。今回の代表団も当然、河村市長の持論を知った上で来ている訳で、現に20日に言われた際にも、反論していない。
翌日交流一時停止を発表したのも、この件が大々的に報道されたので仕方なく取った措置だろう。
中国の対応はまことに変なのだが、日本政府の対応もやっぱり変で官房長官は「村山談話を踏襲する」というようなお茶を濁した発言をしている。日中両政府が奇妙な対応を見せるのは、双方とも南京大虐殺が嘘である事を知りながら、政治的には「南京大虐殺はあった」事で合意しているためである。
そもそも「南京大虐殺」が登場したのは戦後の東京裁判においてだ。これは裁判と銘打った占領軍による戦勝記念SMショーだったが、そこで日本軍の戦闘行為を犯罪と決めつけようとする占領軍に対して、日本側が「無差別に一般市民を殺傷した広島、長崎への原爆投下こそ戦争犯罪ではないか」と反論したため、米国が免罪符として捏造した事件であった。
広島、長崎ではそれぞれ10万人程度、計約20万人が死んだと推計されていたから、日本軍が南京で30万人殺した事にすれば、日本軍が米軍より相対的に悪者になるという計算である。
これはどうみても裁判の論理ではない。だからSMショーなのだ。従って裁判であれば、当然南京に実地調査に行くはずだが、そんな事もしない。だから調査報告書すら提出されていない。証人は米国人の神父一人、しかも彼が目撃したという暴行件数はたったの1件、かくて30万人殺戮で有罪判決となった。
米国人はろくに釣銭の勘定もできない連中だが、さすがにこの数字がおかしいということは分かったらしい。そこで判決文では「30万人とはいうが、20万人くらいかもしれない」20万人以下だと広島・長崎より少なくなってしまって困るという意味である。
要するに事実などはどうでもよく、負け犬どもを虐待することが目的だったのである。
だからといって「一人も虐殺していないとは言えないだろう」と南京大虐殺は言いすぎでも南京事件はあったと言いたがる日本人がいるが、この主張も成り立たない。
南京に日本軍が入城したのは昭和12年12月13日だが、2週間ほどして米ニューヨークタイムズ等数紙に「日本軍が捕虜を3000人殺害」と言う記事が出た。事実なら国際法違反であり、大問題だ。ところがこの記事には後追い記事がない。
翌1月には米英大使館が南京市に開設されているから、米英の外交官は当然この調査をしたはずだが、これに関する発表はない。そして当時の中国政府は南京から重慶に移動してこれ以後、米英等のマスコミを相手に何度となく記者会見をしているが、南京虐殺に一度も言及していない。
12月13日の日本軍入城後3日後には日本のマスコミ等は南京市に自由に出入りしており、当時南京市には外国人を含む南京市民20万人いたことが確認されており半年後には25万人に増えている。
虐殺事件があればいくらでも目撃証言を含めて調査可能な状況であったにもかかわらず、その報告がなかったのである。つまり事件はなかったのである。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、論文「日本の安全保障の現在と未来」が第1回読売論壇新人賞佳作入選。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。
著作:「戦争の常識」「エシュロンと情報戦争」(いずれも文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
「総図解よくわかる第二次世界大戦」(共著、新人物往来社)など
http://www.jinbutsu.co.jp/search/?word=%E7%B7%8F%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6&search=1&obj_type=obj_1&submit=1&submit_btn.x=32&submit_btn.y=9
Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://www.melma.com/mb/backnumber_190875/
----------------
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
第54号(2月27日)
*南京大虐殺の大ウソ
名古屋の河村市長が20日、中国南京市から来日した代表団に対して「南京大虐殺はなかった」という趣旨の発言をした。翌日南京市は名古屋市との交流を一時停止すると発表した。
実は河村市長は2009年にも市議会で同様の発言をしており、昨年南京の副市長が来た際も南京大虐殺を否定している。今回の代表団も当然、河村市長の持論を知った上で来ている訳で、現に20日に言われた際にも、反論していない。
翌日交流一時停止を発表したのも、この件が大々的に報道されたので仕方なく取った措置だろう。
中国の対応はまことに変なのだが、日本政府の対応もやっぱり変で官房長官は「村山談話を踏襲する」というようなお茶を濁した発言をしている。日中両政府が奇妙な対応を見せるのは、双方とも南京大虐殺が嘘である事を知りながら、政治的には「南京大虐殺はあった」事で合意しているためである。
そもそも「南京大虐殺」が登場したのは戦後の東京裁判においてだ。これは裁判と銘打った占領軍による戦勝記念SMショーだったが、そこで日本軍の戦闘行為を犯罪と決めつけようとする占領軍に対して、日本側が「無差別に一般市民を殺傷した広島、長崎への原爆投下こそ戦争犯罪ではないか」と反論したため、米国が免罪符として捏造した事件であった。
広島、長崎ではそれぞれ10万人程度、計約20万人が死んだと推計されていたから、日本軍が南京で30万人殺した事にすれば、日本軍が米軍より相対的に悪者になるという計算である。
これはどうみても裁判の論理ではない。だからSMショーなのだ。従って裁判であれば、当然南京に実地調査に行くはずだが、そんな事もしない。だから調査報告書すら提出されていない。証人は米国人の神父一人、しかも彼が目撃したという暴行件数はたったの1件、かくて30万人殺戮で有罪判決となった。
米国人はろくに釣銭の勘定もできない連中だが、さすがにこの数字がおかしいということは分かったらしい。そこで判決文では「30万人とはいうが、20万人くらいかもしれない」20万人以下だと広島・長崎より少なくなってしまって困るという意味である。
要するに事実などはどうでもよく、負け犬どもを虐待することが目的だったのである。
だからといって「一人も虐殺していないとは言えないだろう」と南京大虐殺は言いすぎでも南京事件はあったと言いたがる日本人がいるが、この主張も成り立たない。
南京に日本軍が入城したのは昭和12年12月13日だが、2週間ほどして米ニューヨークタイムズ等数紙に「日本軍が捕虜を3000人殺害」と言う記事が出た。事実なら国際法違反であり、大問題だ。ところがこの記事には後追い記事がない。
翌1月には米英大使館が南京市に開設されているから、米英の外交官は当然この調査をしたはずだが、これに関する発表はない。そして当時の中国政府は南京から重慶に移動してこれ以後、米英等のマスコミを相手に何度となく記者会見をしているが、南京虐殺に一度も言及していない。
12月13日の日本軍入城後3日後には日本のマスコミ等は南京市に自由に出入りしており、当時南京市には外国人を含む南京市民20万人いたことが確認されており半年後には25万人に増えている。
虐殺事件があればいくらでも目撃証言を含めて調査可能な状況であったにもかかわらず、その報告がなかったのである。つまり事件はなかったのである。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、論文「日本の安全保障の現在と未来」が第1回読売論壇新人賞佳作入選。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。
著作:「戦争の常識」「エシュロンと情報戦争」(いずれも文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
「総図解よくわかる第二次世界大戦」(共著、新人物往来社)など
http://www.jinbutsu.co.jp/search/?word=%E7%B7%8F%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6&search=1&obj_type=obj_1&submit=1&submit_btn.x=32&submit_btn.y=9