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2012.02.27 No.157号
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~誰よりも中国を知る男が、日本人のために伝える中国人考~
石平(せきへい)のチャイナウォッチ
http://www.seki-hei.com
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■ 胡錦涛への薄煕来の全面降伏
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側近の部下だった重慶市前副市長・公安局長の王立軍が
米国駐成都領事館に逃げ込んで
亡命を求めたショッキング的な政治事件が発生して以来、
それで政治生命が断たされるのではないかと言われる
重慶市共産党書記の薄煕来は最近、ある重要な意味を持つ政治行動をとった。
地元新聞の「重慶日報」が2月26日に伝えたところによると、
2月24日、彼は重慶市共産党常務委員会議を開き、
重慶市の今後の発展に関する「3.14綱領」の実施を正式に決めたという。
その「3.14綱領」とは何かというと、実は今から5年前の2007年3月14日、
五年一度の全国人民大会が北京で開かれた時、
共産党総書記の胡錦涛は大会参加の重慶市代表団の会議に出席して講話し、
重慶市の「経済・社会の発展」にかんして一連の「重要指示」を行ったが、
この講話の内容は今、薄煕来氏主宰の重慶市共産党常務委員会議において
「3.14綱領」としてまとめられてその全面的実施が決められたという。
しかしよく考えてみれば、それはいかにも奇妙なことである。
例の「胡錦涛講話」が行われたのは今から五年前の2007年3月のことである。
そして同じ2007年の12月には、薄煕来氏は重慶市の共産党書記に任命されて、
それ以来5年間、ずっと重慶市のトップであり続ける。
しかしこの5年間、薄煕来は一度もこの「「胡錦涛講話」」を取り上げて
それを「綱領」だと名付けたりその実施を呼びかけたりしたことはない。
彼はむしろ、それをずっと無視してきたはずである。
それなのに今になって、薄煕来は突如この5年前の講話を掘り出して、
「重慶市発展の指針となる総綱領」だと褒め称えた上で、
今さらのようにその「全面的実施」を正式決定してしまうとは、
まさに滑稽に思われるほどの政治的演出というしかない。
次の共産党大会の開催へ向けての政治闘争において「共青団勢力」によって打ち破られて
江沢民派にも「太子党」にも見捨てられた薄煕来は
保身のため、従来から対立していた「共青団勢力」への全面降伏を決め、
それに生き残りの望みをかけたわけである。
そのためには彼は、上記の「3.14綱領」を持ち出して、
「共青団勢力」の大ボスである胡錦涛総書記に政治的忠誠心を示し、
「胡錦涛派」の一員になりたいとの意思表示を示したのである。
彼の全面降伏を受け容れるかどうかは
これから胡錦涛総書記の一存となるところだが、
「王立軍事件」が発生してから数週間も立っているのに、
薄煕来は依然として重慶市党書記の椅子に座っていることからすれば、
その可能性がないわけでもない。
そのことは、胡総書記にとっての大きな政治的勝利でもあるのだ。
ただしそれにしても、薄煕来が狙っていた
次の党大会での政治局常務委員入りはもはや一縷の望みもない。
彼はまた、共産党内の政治闘争の哀れな失敗者の一人となっていくのであろう。
( 石 平 )
--※-- --※-- --※--
*追記
先日、「日刊スゴい人」という
webメディアの取材を受けました。
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誰よりも中国を知る男・石平
と、日本初の民間人国家戦略家・副島隆彦
がカチンコ対決!
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http://www.seki-hei.com/sekisoe.html
『石平・副島隆彦 日中殴り合い対談』3枚組CD
------------------------------------------------------------
アメリカはアジアを守るために、
自国の何百万人という民の血を流すつもりはもとよりありません。
中国は一億人の血を流しても別にかまわない(笑)。
-■ 石 平 ■-
-------------------------------------------------------------
私は、中国が日本を属国にしたときの責任がある言論人です(笑)。
なぜなら、私だけが保守右翼の言論とは異なり、
どちらかと言えば、親中国的な言論を唱えてきたからです。
-■ 副島 隆彦 ■-
※ - ※ - ※
数々のベストセラーを持ち、
中国問題でも独自の言論を展開する、"民間人国家戦略家"副島隆彦と、
"本当の中国を誰よりも知る日本人"石平の言論バトルが遂に実現しました。
しかも、この"喧嘩"対談は書店などでは販売されない、
貴重なCD音源3枚組による発売です。
第一部 ・・・中国知識人の心を歪めたアヘン戦争
第二部 ・・・躍進する中国は日本を属国にする
第三部 ・・・解放軍は胡錦濤政権まで服従する
約3時間に渡る濃厚な対談内容で、
新聞やTVなどのマスコミでは、なかなか得られない情報が満載です。
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