◆全国に広がる新型学級崩壊
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(産経 2012/1/21)
■【解答乱麻】TOSS代表・向山洋一
全国各地の教室で、今まで見たことのない学級崩壊が続出している。
これまでの学級崩壊は、新卒教師や未熟な教師の教室で生じていた。ところ
が最近は、評判の良かったベテラン教師、学校の中心になってきた教務主任な
どの教室でも起こる。教室の騒がしさが今までになく、離職する教師もいるほ
ど。私には「学級騒乱」といった方がぴったりする。
原因は不明だ。ただ、一つや二つの原因ではない。多重的だ。
学校が壊れていくこの現象に、私は「新型学級崩壊」と名付けた。
分かっている限りの現象を紹介する。
東北地方の静かな農村。1学級35人。そのうちシングルマザーは11人で
シングルファザーが2人の学級だ。親は働くのに忙しく「子供に教える」こと
をとばして、叱り、どなり、たたいて育てる。子供は学校で、友達をたたきま
わる。
東京の高級住宅街。かつて、親からたたかれた子はクラスで2、3人だった。
今は、たたかれない子が2、3人だ。両親の間で子育ての押しつけあいが目立
つ。「子供をどう育てるのか」という知識、親学ともいうべきものが欠如して
いる。
子供の前で担任の悪口を言う親がいる。かつてそんなことはなかった。親か
ら担任の悪口を聞いた子供は、教師の言うことを全く聞かなくなる。担任を
「クソババア」と、どなりちらすようになる。
携帯電話で「担任の悪口、風評」を流す親がいる。そのような親のため学級
崩壊したクラスは多い。被害は自分の子供に及ぶのである。
教師に責任があることも多い。
発達障害の子は、クラスに1割近くいて、多い所は5割にものぼる。
その子たちへの対応ができない教師も多い。正しく対応するためには、運転
免許を取るのと同じくらいの学習、演習、実技が必要なのだ。
一番駄目なのは、どなりつけることだ。こうすると反抗するようになり、や
がて「反抗挑戦性障害」に至ることもある。
しかし、「どなるのが正しい」と主張する教師は多い。不勉強の教師に、子
供は傷つけられていくのだ。これが専門医の主張である。
教師によって傷つけられた子供は、3年生、4年生でも、教師数人でないと
取り押さえられないほど、暴れまわる。
大切なのは「教えて、ほめる」ことを毎日繰り返し、セルフ・エスティーム
(自己肯定感)を育てることなのである。
学校にも責任はある。入学前の健診で「子供の実態」をつかめるのに、全く
やっていない学校も多い。
無手勝流で、なりゆきまかせで1年生の学級編成をして、授業が始まって、
あわてている学校も多い。
つまり、学校として「どのように1年生を迎えるのか」「問題が生じたら、
学校としてどう対応するのか」「モンスターペアレント」のひどい攻撃に学校
として、どう対応するのかが、できていないのである。
方針もなければ、システムもない。管理職の中には、担任個人に責任をなす
りつけ、自分は逃げ回っている人もいる。
全国に広がる「新型学級崩壊」。その破壊力は大きい。しかし、学校として
、多くの教師が知恵を出しあえば、必ず克服していけるのだ。そういう新しい
学校づくりに成功している所も生まれている。
◇
【プロフィル】向山洋一
むこうやま・よういち 30年以上の教員経験。「TOSS」(教育技術法
則化運動)は全国の教員約1万人が参加。
ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ
≪編集部のコメント≫
※◆ギリシャ…について
笑っちゃいますねー。
もう全額チャラにしろというのが本音なんでしょう。
欧米系はこうあるんですねえ。
ギリシャのユーロ離脱はないでしょうし、
離脱させる条項もないそうですので、
まだまだ欧州危機は続きます。
4月のイタリアが最大の問題ですし、
その後は7月に来ます。
※◆全国に広がる新型学級崩壊…について
筆者は「体罰」を一つの原因と考えているようですが、
私の考えでは親の「無関心」が大きいと思います。
現在、「愛を伝える五つの方法」という本を読んでいますが、
目から鱗で、感動しながら読んでいます。
要約すると、
「人それぞれに欲しがる愛の内容が違う」
その内容は大きく言って五つに分かれるというものです。
1.肯定的な言葉
2.質の高い時間
3.贈り物
4.サービス行為
5.身体的なタッチ
**********************************************************************
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★ト…
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(産経 2012/1/21)
■【解答乱麻】TOSS代表・向山洋一
全国各地の教室で、今まで見たことのない学級崩壊が続出している。
これまでの学級崩壊は、新卒教師や未熟な教師の教室で生じていた。ところ
が最近は、評判の良かったベテラン教師、学校の中心になってきた教務主任な
どの教室でも起こる。教室の騒がしさが今までになく、離職する教師もいるほ
ど。私には「学級騒乱」といった方がぴったりする。
原因は不明だ。ただ、一つや二つの原因ではない。多重的だ。
学校が壊れていくこの現象に、私は「新型学級崩壊」と名付けた。
分かっている限りの現象を紹介する。
東北地方の静かな農村。1学級35人。そのうちシングルマザーは11人で
シングルファザーが2人の学級だ。親は働くのに忙しく「子供に教える」こと
をとばして、叱り、どなり、たたいて育てる。子供は学校で、友達をたたきま
わる。
東京の高級住宅街。かつて、親からたたかれた子はクラスで2、3人だった。
今は、たたかれない子が2、3人だ。両親の間で子育ての押しつけあいが目立
つ。「子供をどう育てるのか」という知識、親学ともいうべきものが欠如して
いる。
子供の前で担任の悪口を言う親がいる。かつてそんなことはなかった。親か
ら担任の悪口を聞いた子供は、教師の言うことを全く聞かなくなる。担任を
「クソババア」と、どなりちらすようになる。
携帯電話で「担任の悪口、風評」を流す親がいる。そのような親のため学級
崩壊したクラスは多い。被害は自分の子供に及ぶのである。
教師に責任があることも多い。
発達障害の子は、クラスに1割近くいて、多い所は5割にものぼる。
その子たちへの対応ができない教師も多い。正しく対応するためには、運転
免許を取るのと同じくらいの学習、演習、実技が必要なのだ。
一番駄目なのは、どなりつけることだ。こうすると反抗するようになり、や
がて「反抗挑戦性障害」に至ることもある。
しかし、「どなるのが正しい」と主張する教師は多い。不勉強の教師に、子
供は傷つけられていくのだ。これが専門医の主張である。
教師によって傷つけられた子供は、3年生、4年生でも、教師数人でないと
取り押さえられないほど、暴れまわる。
大切なのは「教えて、ほめる」ことを毎日繰り返し、セルフ・エスティーム
(自己肯定感)を育てることなのである。
学校にも責任はある。入学前の健診で「子供の実態」をつかめるのに、全く
やっていない学校も多い。
無手勝流で、なりゆきまかせで1年生の学級編成をして、授業が始まって、
あわてている学校も多い。
つまり、学校として「どのように1年生を迎えるのか」「問題が生じたら、
学校としてどう対応するのか」「モンスターペアレント」のひどい攻撃に学校
として、どう対応するのかが、できていないのである。
方針もなければ、システムもない。管理職の中には、担任個人に責任をなす
りつけ、自分は逃げ回っている人もいる。
全国に広がる「新型学級崩壊」。その破壊力は大きい。しかし、学校として
、多くの教師が知恵を出しあえば、必ず克服していけるのだ。そういう新しい
学校づくりに成功している所も生まれている。
◇
【プロフィル】向山洋一
むこうやま・よういち 30年以上の教員経験。「TOSS」(教育技術法
則化運動)は全国の教員約1万人が参加。
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笑っちゃいますねー。
もう全額チャラにしろというのが本音なんでしょう。
欧米系はこうあるんですねえ。
ギリシャのユーロ離脱はないでしょうし、
離脱させる条項もないそうですので、
まだまだ欧州危機は続きます。
4月のイタリアが最大の問題ですし、
その後は7月に来ます。
※◆全国に広がる新型学級崩壊…について
筆者は「体罰」を一つの原因と考えているようですが、
私の考えでは親の「無関心」が大きいと思います。
現在、「愛を伝える五つの方法」という本を読んでいますが、
目から鱗で、感動しながら読んでいます。
要約すると、
「人それぞれに欲しがる愛の内容が違う」
その内容は大きく言って五つに分かれるというものです。
1.肯定的な言葉
2.質の高い時間
3.贈り物
4.サービス行為
5.身体的なタッチ
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