【 幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わる 】
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )

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     人間学を学ぶメルマガ『 こころは超臨界 』

        読者:481人 / 発行人:渡部天真

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■桜ウォッチャー:いま注目のネットニュース
【大道無門】稲田朋美、混迷の平成23年を振り返って[桜H23/12/23]
http://www.youtube.com/watch?v=vZ_z1YEhEwk&feature=channel_video_title
●渡部昇一教授、稲田朋美議員の二人の保守論客が、ていたらくな民主
党政治を斬り捨てます。

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◆ 2011年12月27日 第1259号「 創造性 」
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★今年最後のメルマガとなりました。1年間のご購読に感謝致します。
 最後のテーマは「創造性」です。みなさんの創造性開発にすこしでも
 刺激になりましたら幸いです。来年は1月4日よりの再開となります。

独創性ということがよくいわれるが、それは何を意味しているのだろう! 
われわれが、生まれ落ちるとまもなく、世界はわれわれに影響をあたえ
はじめ、死ぬまでそれがつづくのだ。いつだってそうだよ。一体われわ
れ自身のものとよぶことができるようなものが、エネルギーと力と意欲
のほかにあるだろうか! 私が偉大な先輩や同時代人に恩恵を蒙(こう
む)っているものの名をひとつひとつあげれば、後に残るものはいくら
もあるまい。 ( ゲーテ )


  【世界の名言】

  創造の秘訣は創造の源泉をどう隠すかを知ることである
  ( アインシュタイン )

  The secret to creativity is knowing how to hide your sources.
  ( Albert Einstein, American physicist, 1879-1955 )


●アインシュタインは上のことば通りに創造の源泉を隠して、「創造性
は個人レベルでしかありえない」と言っていたといいます。

『ひらめきの導火線』http://tinyurl.com/6vmspam
【 茂木健一郎、PHP研究所 (2008/8/19)、p27 】

ふつうの人が智恵を出し合うことで創造的なものが生まれる。こうした
考え方とは対照的な言葉を、アルベルト・アインシュタインは残してい
る。ノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者で、天才の例としてよく
名の挙がる彼は、「創造性は個人レベルでしかありえない」ということ
を言っている。私もかつてはそう信じていた。

しかし、考えてみれば、アインシュタインの相対性理論も、さまざまな
人や先行研究の影響を受けて生み出されたものなのだ。そもそも、彼自
身が最も生産的だったのは、友人や家族と活発に議論していた1905
年から1921年ごろまでだったという。これは、特殊相対性理論の発
見に始まり、一般相対性理論を発表した時期にあたる。一方、1933
年にプリンストン高等研究所に入り、一人で考えることが多くなってか
らは、急速に独創性が失われている。

この史実を見ても、「独創性は一人の天才に宿る」ということは信じが
たい。必ずしも個人のレベルでのみ生まれるということはないだろう。
もちろん、人によって思索のスタイルはさまざまだから、一概にはいえ
ない。しかし、一人で内にこもって悩むのならば、外に出て、人と話し
て、人の智恵を借り、人の発想を集めるほうが、事態が開ける可能性は
ずっと高まる。

いろんな人が集まってアイデアを出し合い、「リナックス」や「ウィキ
ペディア」のように自由に流通させる。それぞれがアイデアをもとにひ
らめきを得て、また新たなアイデアを生み出していく。そのほうが、た
った一人の天才が思考を重ねるモデルより、はるかに進歩は早い。

厳密にいえば、「創造性は大衆的な形で宿る」という日本の考え方も、
ヨーロッパやアメリカの天才モデルも、どちらもフィクションといえば
フィクションである。「どちらが、より自然の営(いとな)みに近いか「
どちらがより現実に即しているか」という視点から、本質を見通す必要
がある。


●ゲーテは、どんなものでも、先人たちの影響なしにつくったものなど
無い、と主張します。

『座右のゲーテ』http://tinyurl.com/28h94z
【 齋藤孝、光文社 (2004/5/15)、p56 】

《 名作の背景にあるもの 》

独創性についての話は、『ゲーテとの対話』の中のもっとも中心的なテ
ーマである。というのも、この当時ドイツのロマン主義派の人々は、自
分や同時代の書き手の才能に対して、「オリジナリティがあってすごい」
「独創的だ」と大した自画自賛振りだった。それを聞いて苦々しく思っ
ていたのがゲーテである。

ゲーテの主張は、どんなものでも、先人たちの影響なしにつくったもの
など無いということだ。偉大な先駆者たちの作品をしっかりと模倣し、
継承したいという意識をもつのがむしろ正統である。それを自分の独創
性だと考えるのは思い上がりというものだと指摘する。

たとえばシェークスピアの『ハムレット』や、ゲーテの『ファウスト』
にしたって、すでにあるフォークロア(伝承)が原点になっている。も
うすでにある伝承をアレンジして、二度と生まれ得ないような名作中の
名作に仕上げたものである。

日本で言えば、紫式部の『源氏物語』は実は中国にあった話をいろいろ
と取り入れた作品である。だが現代においては、さまざまな作家たちが、
今度はその『源氏物語』をベースにさまざまな作品をつくり上げている。

にもかかわらず、過去の遺産ともいえる文化を無視し、薄っぺらい独創
性に重きをおいているのが近代の病なんだとゲーテは言い切っている。

そういう発想は自分の器を小さくしてしまうだけだ。“オリジナリティ”
という幻想にとらわれてしまっているために、近代の人々は先人たちの
成果を勉強しないクセがついてしまうのではないかとゲーテは懸念した。
それでわざと「独創性など意味がない」と言うのである。

これはあとで紹介する「独学は非難すべきもの」という箴言(しんげん)
とも関係がある。

ラファエロなど当時の画家たちの例を見てみると、そのころは、ある工
房に入ってチームで仕事をするというのが芸術家の自然なコースだった。
自分の師匠や親方の手法を全部吸収して、吸収し終わったら次の工房に
行く。それを繰り返して腕を磨いていくことがむしろ当たり前だったの
である。

実際、シェークスピアやモーツァルトのように、もっとも独創的だと思
われている知性の方が、既存のよいものを上手に消化して使っているの
である。

モーツァルトでいえば、彼の作品の中には、ハイドン(有名な音楽家の
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンとは別人物の作曲家)の曲に非常に似た
ものがあったりする。独創性などという主観的なものにとらわれるより
は、もっと力強いものに憧れ、大いに影響を受けよとゲーテは言うわけ
だ。


★お勧め情報
【早い話が...】NHK受信料闘争、裁判に怖じける必要はない![桜H23/12/7]
http://www.youtube.com/watch?v=vJkgyczZsFo&feature=channel_video_title
●放送法違反のNHKに対し、受信料不払いで対抗しましょう。

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