●いつもご愛読ありがとうございます。
三橋貴明です。
東北被災地の復興が、
「惨事便乗型資本主義」という
ショック・ドクトリンに利用されようとしています。
被災地復興とは本来、
住民の方に元の生業に戻っていただくことで、
「資本主義の実験」をやることではないと三橋は考えます。
詳しくは、【今週のNewsピックアップ】 で。
今週も、よろしくお願いします!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■目次
【今週のNewsピックアップ】
●続々々 ショックドクトリン
●「コンクリートから人へ」の終わり
【今週の三橋、実況中継】
■■maincontents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
【今週のNewsピックアップ】
続々々 ショックドクトリン
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11109258068.html
「コンクリートから人へ」の終わり
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11110981070.html
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ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」という書籍が
ベストセラーになっています。
ショック・ドクトリンとは、
惨事便乗型資本主義のことで、
戦争やクーデター、内乱や大規模自然災害といった
ショックを「活用」し、普段はやりにくい外資導入や民営化、
規制緩和、民間資本導入を実現するという手法です。
例えば、外資系企業が「ある国」の海岸に
大規模リゾート・プロジェクトを実現しようとした場合、
すでに海岸に住んでいる人たちが「邪魔」なのです。
自分たちが住んでいる場所に、
いきなり「大規模リゾートを開発するから、立ち退け」と言われ、
「はい、わかりました」などと言う人はあまりいないでしょう。
そこで、自然災害などで海岸の町が壊滅した時期を
「ビジネス・チャンス」として捉え、
一気に大規模プロジェクトを実現しようとするわけです。
現実に、
2004年のスマトラ島沖地震・インド洋大津波の時には、
これを好機と捉えた大資本家の手で
被災地に大リゾートが造成されました。
今回の東日本大震災の復興関連法案の中にも、
東北被災地を「特区」とし、外資導入や民間資本導入、
規制緩和などが盛り込まれた「復興特区法」が成立しました。
復興とは、被災地の方々に
「元の生業」に戻って頂くことです。
無論、海岸に住む場合は防潮堤を建設するなど、
「それまでよりも安全」にするために
政府が投資をする必要がありますが、
いずれにせよ復興とは
「大規模資本の実験」でも何でもないのです。
上記の「ショック・ドクトリン」は、
ミルトン・フリードマンをはじめとする
新自由主義者により提唱され、
チリやスリランカなど、様々な国々で実施されてきました。
無論、ショック・ドクトリンにより
国民経済が健全な形に成長するのであれば構わないのですが、
現実には中産階級を痛めつけ、
国内の格差を拡大させるという結末を招いています。
興味深いことに、ショック・ドクトリンは
「民主主義国」では実施しにくいのです。
民主主義とは「国民」「有権者」の主権の束を持つ政治家が、
「国民」「有権者」のために政治を実施するというスタイルです。
そのため、ショック・ドクトリン的な事業は
「民主主義」の壁に阻まれ、
遅々として進まないケースが少なくありません。
とはいえ、
アメリカやイギリスなどの民主主義国においても、
ジリジリとではありますがショック・ドクトリン的な政策
(規制緩和、民営化、社会支出削減)が行われ、
国内の格差拡大という結果を招いてしまっています。
米英以上に「遅々としたペース」ではありますが、
日本も例外ではありません。
以前、現在の日本は「政治不在」であると書きましたが、
これは「国民」や「有権者」の望み通りに
政治を行う政治家が少なくなってきたという意味でもあります。
政治が不在になれば、
上記のショック・ドクトリン的な手法が、
民意を無視して実施されかねないわけです。
わたくしたち日本国民は、
今こそ「主権」「国益」「民主主義」、
そして「政治主導」について
見つめ直さなければならないと考えています。
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【今週の三橋、実況中継】
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
現在の三橋は、海竜社の単行本を書きつつ、
年末進行の寄稿関連を書き進めていっています。
最近は対談話(単行本や雑誌の企画)が増えてきており、
準備が大変です。
年末が近づき、会計処理の作業も出てまいりました。
◆12月9日に李白社から
「大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)」が発売になりました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4828416544/
早くも増刷がかかりました。ありがとうございます!
◆洋泉社MOOKの
「激変2012年!! 地図でわかる世界情勢 」
http://www.amazon.co.jp/dp/4862488544
に寄稿しました。
欧州、アメリカ、中国で、三か所に寄稿しております。
◆テレビ及びインターネットTV関連の出演は以下の通りです。
明日木曜日、21時からTOKYO MXの
「ゴールデンサミット」に出演します。
http://www.mxtv.co.jp/gold/
今回は「デフレ」についてとことん語りつくしちゃいます。
首都圏の方は、地上波9chでご視聴ください。
12月16日に
チャンネル桜の報道ワイドウィークエンドにキャスター
として出演しました(今年ラストです)。
【最悪の偽善】人権屋と韓国とFTA、差別と反日の利権構造[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=-I8Y57DnNXc
【TPP】アメリカの因縁・非関税障壁、日本の懸念・野田政権[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=6a97nJfWtuQ
【明るい経済教室】#8:国民経済の本質、信用創造[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=HAejE7DT6e8
【震災復興】復興特区という名のショックドクトリン[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=a0dAT1Z0joU
◆三橋貴明後援会ホームページの「三橋通信 」で、
三橋の日々の活動内容をご紹介しています。
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?page_id=165
本コンテンツは後援会員専用です。
◆日本経済復活の会のチャンネルAJERに、
火曜日担当ということで毎週出演しています。
『中庸1』三橋貴明 AJER2011.12.13(3)
http://www.youtube.com/watch?v=s9A6sWLSp0s
『中庸2』三橋貴明 AJER2011.12.13(4)
…
[続きはコチラから]
https://mypage.mobile.mag2.com/WebLeading.do?id=8g9fpSmugHK&position=4500#position
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三橋貴明です。
東北被災地の復興が、
「惨事便乗型資本主義」という
ショック・ドクトリンに利用されようとしています。
被災地復興とは本来、
住民の方に元の生業に戻っていただくことで、
「資本主義の実験」をやることではないと三橋は考えます。
詳しくは、【今週のNewsピックアップ】 で。
今週も、よろしくお願いします!
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■■目次
【今週のNewsピックアップ】
●続々々 ショックドクトリン
●「コンクリートから人へ」の終わり
【今週の三橋、実況中継】
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【今週のNewsピックアップ】
続々々 ショックドクトリン
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11109258068.html
「コンクリートから人へ」の終わり
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11110981070.html
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ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」という書籍が
ベストセラーになっています。
ショック・ドクトリンとは、
惨事便乗型資本主義のことで、
戦争やクーデター、内乱や大規模自然災害といった
ショックを「活用」し、普段はやりにくい外資導入や民営化、
規制緩和、民間資本導入を実現するという手法です。
例えば、外資系企業が「ある国」の海岸に
大規模リゾート・プロジェクトを実現しようとした場合、
すでに海岸に住んでいる人たちが「邪魔」なのです。
自分たちが住んでいる場所に、
いきなり「大規模リゾートを開発するから、立ち退け」と言われ、
「はい、わかりました」などと言う人はあまりいないでしょう。
そこで、自然災害などで海岸の町が壊滅した時期を
「ビジネス・チャンス」として捉え、
一気に大規模プロジェクトを実現しようとするわけです。
現実に、
2004年のスマトラ島沖地震・インド洋大津波の時には、
これを好機と捉えた大資本家の手で
被災地に大リゾートが造成されました。
今回の東日本大震災の復興関連法案の中にも、
東北被災地を「特区」とし、外資導入や民間資本導入、
規制緩和などが盛り込まれた「復興特区法」が成立しました。
復興とは、被災地の方々に
「元の生業」に戻って頂くことです。
無論、海岸に住む場合は防潮堤を建設するなど、
「それまでよりも安全」にするために
政府が投資をする必要がありますが、
いずれにせよ復興とは
「大規模資本の実験」でも何でもないのです。
上記の「ショック・ドクトリン」は、
ミルトン・フリードマンをはじめとする
新自由主義者により提唱され、
チリやスリランカなど、様々な国々で実施されてきました。
無論、ショック・ドクトリンにより
国民経済が健全な形に成長するのであれば構わないのですが、
現実には中産階級を痛めつけ、
国内の格差を拡大させるという結末を招いています。
興味深いことに、ショック・ドクトリンは
「民主主義国」では実施しにくいのです。
民主主義とは「国民」「有権者」の主権の束を持つ政治家が、
「国民」「有権者」のために政治を実施するというスタイルです。
そのため、ショック・ドクトリン的な事業は
「民主主義」の壁に阻まれ、
遅々として進まないケースが少なくありません。
とはいえ、
アメリカやイギリスなどの民主主義国においても、
ジリジリとではありますがショック・ドクトリン的な政策
(規制緩和、民営化、社会支出削減)が行われ、
国内の格差拡大という結果を招いてしまっています。
米英以上に「遅々としたペース」ではありますが、
日本も例外ではありません。
以前、現在の日本は「政治不在」であると書きましたが、
これは「国民」や「有権者」の望み通りに
政治を行う政治家が少なくなってきたという意味でもあります。
政治が不在になれば、
上記のショック・ドクトリン的な手法が、
民意を無視して実施されかねないわけです。
わたくしたち日本国民は、
今こそ「主権」「国益」「民主主義」、
そして「政治主導」について
見つめ直さなければならないと考えています。
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
【今週の三橋、実況中継】
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
現在の三橋は、海竜社の単行本を書きつつ、
年末進行の寄稿関連を書き進めていっています。
最近は対談話(単行本や雑誌の企画)が増えてきており、
準備が大変です。
年末が近づき、会計処理の作業も出てまいりました。
◆12月9日に李白社から
「大恐慌情報の虚(ウソ)と実(マコト)」が発売になりました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4828416544/
早くも増刷がかかりました。ありがとうございます!
◆洋泉社MOOKの
「激変2012年!! 地図でわかる世界情勢 」
http://www.amazon.co.jp/dp/4862488544
に寄稿しました。
欧州、アメリカ、中国で、三か所に寄稿しております。
◆テレビ及びインターネットTV関連の出演は以下の通りです。
明日木曜日、21時からTOKYO MXの
「ゴールデンサミット」に出演します。
http://www.mxtv.co.jp/gold/
今回は「デフレ」についてとことん語りつくしちゃいます。
首都圏の方は、地上波9chでご視聴ください。
12月16日に
チャンネル桜の報道ワイドウィークエンドにキャスター
として出演しました(今年ラストです)。
【最悪の偽善】人権屋と韓国とFTA、差別と反日の利権構造[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=-I8Y57DnNXc
【TPP】アメリカの因縁・非関税障壁、日本の懸念・野田政権[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=6a97nJfWtuQ
【明るい経済教室】#8:国民経済の本質、信用創造[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=HAejE7DT6e8
【震災復興】復興特区という名のショックドクトリン[桜H23/12/16]
http://www.youtube.com/watch?v=a0dAT1Z0joU
◆三橋貴明後援会ホームページの「三橋通信 」で、
三橋の日々の活動内容をご紹介しています。
http://mitsuhashi-takaaki.jp/wordpress/?page_id=165
本コンテンツは後援会員専用です。
◆日本経済復活の会のチャンネルAJERに、
火曜日担当ということで毎週出演しています。
『中庸1』三橋貴明 AJER2011.12.13(3)
http://www.youtube.com/watch?v=s9A6sWLSp0s
『中庸2』三橋貴明 AJER2011.12.13(4)
…
[続きはコチラから]
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