★渡部由輝「数学者が見た戦争」シリーズ第一弾★
『数学者が見た 二本松戦争─武士道の精髄を尽くした戦い─』
著:渡部由輝
四六判並製・244ページ
発行:並木書房
定価1680円(税込)
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『軍事情報特別企画 (荒木肇の「戦車と日本人」第18回)』
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◇◆◇ 発行講読者数:10,956名/平成23年(2011年)8月24日(水)発行 ◇◆◇
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ついて執筆活動を展開しております。 ライター・平藤清刀
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com
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● もくじ
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◎ 特別企画 『戦車と日本人』 連載第18回(荒木肇)
◎ 著者略歴
◎ 著者・荒木さんにメールする
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●特別企画 『戦車と日本人』 連載第18回(荒木肇)
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□はじめに
今朝がたもテレビを見ていましたら、報道バラエティでソマリアのことが話題になっ
ていました。フリップには、海上自衛隊の護衛艦のイラストが出ています。海賊への備
えが話題になる中で、司会者が隠されていたペラを剥がすと、ジブチの自衛隊支援基地
の文字が現れました。
すると、司会者は言うのです。『自衛隊がこういうところに基地を造ったとなる
と・・・・・・』いかがなものでしょうか、まずいですよねと言わんばかりです。賢明
な(?)コメンテーターたちはそれに乗らず、話はそれ以上に進みませんでした。おそ
らく台本に、彼はどうしてもそれを書き入れたかったのでしょう。しかし、コメンテー
ターたちは国際政治の力関係や、必然的にふれなくてはならない軍事力のプレゼンスに
ふれたくなかったのではありませんか。
でも、『自衛隊が』ではないですよね。自衛隊は政府の命令で、派遣され、基地を造
らせられたというのが正確でしょう。もちろん、永続的な任務を果たす組織にとって、
基地がなければ、さまざまな不都合が生まれます。自衛隊も要望や意見は出したことで
しょう。そして、政府はそれを認めた。政府は、私たち国民が責任をもって一票を投
じ、国民から政治活動を委任されているのです。だから、海賊退治に護衛艦や哨戒機を
派遣し、基地警備に陸上自衛官を出したのも、私たち国民の命令があったからです。
マスコミ人は、しばしばこういう言い方をして、あたかも「自衛隊」が独自の意思を
もっているかのように匂わせます。司会者はもともと俳優でいらした大学出の「文化
人」ですから、そういう言い方が好きなのでしょう。武装組織というものが嫌いで、
ついでにいえば、自分を抑圧するものすべてが気に入らない。才能あふれる自分のわが
ままを認めてくれないものすべてが嫌いなのでしょう。
世代論は、私はあまり好きではありません。しかし、いまの政権与党の方々を見ると
首相をはじめとして、いわゆる団塊の世代や、その系譜をひく方々が目立っています。
そういう人にかぎって、「自衛隊」がすぐ自己の意思をもつかのように考える。そうい
う傾きが確かにあるように思えるのです。加藤義浩様のお便りをいただいて、ほんとう
に触発されました。
□お便りありがとうございます
関東地方は急に冷え込みました。大雨や落雷の被害もあったようです。皆さま、いか
がお過ごしですか。築山様、マーク4やルノー、ホイペットのことなど情報を詳しく、
ありがとうございました。たいへん助かります。お説の通り、旧陸軍軍人だって、けっ
して無能や怠慢な人ばかりではなかったのです。先を見通していた人もいたし、おかれ
ている現状にいら立っている人もいました。しかし、その意見は通らなかった。その受
け入れられなかった背景をよく知りたいですね。
黒シバ中隊長殿とペンネームでお呼びします。ご祖父のおられた騎兵第3旅団は昭和
16年7月16日に弘前で編成された「花」兵団、満393部隊ですね。騎兵23聯隊
は満813、同24聯隊は満807となっています。満洲第660部隊というのは調べ
ていますが見つかりません。国境守備隊が満600代の部隊が多く、そのあたりかなと
見当をつけております。
▼BT戦車とは何か
BTとはロシア語で「高速戦車」を意味する。もともとアメリカの自動車技師である
クリスティーが、高速で低車高の戦車を開発した。車高を低くするには、大転輪方式が
いい。だから、今でも74式も90式も、10式も上部転輪がなく、クリスティー方式
といわれる形式をとっている。
アメリカが採用をめぐってぐずついているうちに、ソ連は1931(昭和6)年にク
リスティー戦車を購入。1934(昭和9)年には、45ミリの対戦車砲をのせてBT
5型といわれる戦車を生産する。
これを列国の同時代の戦車と比べてみよう。全高は2.25メートルでしかない。ア
メリカのM3軽戦車スチュアート1が2.53メートル(1941年製造開始)、ドイ
ツ3号戦車の各型がだいたい2.34~2.50メートル。37ミリ砲を搭載するわが
95式軽戦車が2.28メートル、英国のマーク1巡航戦車(1936年)が2.7メ
ートル。46口径45ミリのカノン砲を載せているのに、2.25メートルとかなりの
低さを誇っている。ただし、最大装甲厚は13ミリだった。水冷ガソリンエンジン、
400馬力の高出力は11.5トンの戦車を時速70キロで走らせた。
ノモンハンに出てきた戦車は、BT7といわれている。これは1935(昭和10)
年に生産され始め、46口径45ミリ砲をもつ。エンジン出力は水冷ガソリン500馬
力に達した。こうしたエンジン技術の差というのはどうしようもない。もっとも、ソ連
でこうした技術力が独自に開発されたわけではない。スターリンが主導した重工業化と
いうものは、主に希少金属や原油の輸出で得た金で西欧技術を丸ごと買い上げることを
指していたのである。なお、アメリカは1933年にソ連を承認し、ソ連の近代化第2
次5カ年計画は(1933~37年)1934年から36年の伸びが最も大きかった。
おそらく、原油を輸出するルートが整備されたのだろう。
わが89式戦車は第一次大戦で使われたドイツの118馬力の空冷航空機用ガソリン
エンジンを使った。コンパクトで高出力といえば航空機に載せるエンジンである。
▼エンジンの馬力競争
ついでに航空機エンジンの発達を見よう。第1次大戦初めの軍用飛行機のベストセラ
ーはルンプラー・タウベだろう。エンジンはオーストリア製のダイムラーである。直列
6気筒の水冷で100馬力。鋳鉄または軟鋼でできたシリンダーに鋼板で作ったウォー
ター・ジャケットを溶接して、個々のシリンダーを組み立てた。これを縦にならべてク
ランクケースにネジで止める。カムシャフトはクランクケースの中にあり、ここから
プッシュロッドでシリンダー頭部のバルブを動かしている。オーバーヘッドバルブ(O
HV)形式である。開戦時にはドイツ陸軍は500機ももっていたらしい。アジアのチ
ンタオ(青島)にも配備されて、わが陸海軍の「空飛ぶ行燈(あんどん)」といわれた
モーリス・ファルマンとも空中戦を行ったという。
その後、フランスのニューポール戦闘機などは110馬力の空冷エンジンを積んだ。
のちにわが陸軍は、これを改良して出力を120馬力にした機体を「甲式3型」戦闘機
として採用する。この頃のエンジンはまず、空冷星型である。シリンダーが真ん中に集
まる形式であり、のちのゼロ戦もヘルキャットも、みなこのタイプのエンジンを積ん
だ。第1次大戦当時には、これが210馬力くらいで限界に達した。
ドイツばかりは水冷列型6気筒にこだわった。水冷はラジエーターや、ポンプ、さら
には冷却水が必要だから重くなる。しかし、高出力は魅力だった。ダイムラーやベン
ツ、BMWなどが次々と水冷エンジンの新型を開発する。当時、自動車のほとんどは、
シリンダーとクランクケース(ピストンの往復運動を回転運動に変える軸の容器)の上
半分を一体化した鋳物で造ったシリンダーブロック式になっていたが、それは重さをあ
まり気にしなくていい自動車だからできたことだ。
スペインにイスパノ・スイザという会社があった。昔の名車の名前で覚えている方も
おられるかも知れない。日本語訳するとスペイン魂だそうだが、その会社のアイデアに
フランス空軍が目を付けた。シリンダーとヘッドを一体化してアルミで造るという発想
である。
くどくエンジン構造の話を続けたい。わが国が、工作機械の良い物もなく(投資でき
なかった)、素材技術も遅れた(原材料工学が発達していない)国でありながら、戦車
や航空機を造り上げた苦労を忘れてはならないからだ。
自動車エンジンはクランクケースとシリンダーを一体化して鋳物で造る。その上にシ
リンダーヘッドをボルト締めにする。問題は、このシリンダーとヘッドとの間の気…
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