最近は、湯本の某旅館の温泉に入るのが、日課になっている。




湯本は私が生まれ育った温泉街で、かつては自宅にも温泉を引いていた。





私はいつものように、いつもの場所に向かった。





『ん?ロッカーキーは2千番台だが、ロッカーは千番台しかない、おかしい』





『ん?婆ちゃんのような爺ちゃんが出て来たぞ。』





『あれ、お尻は女のようだが…?婆ちゃんが間違えて紛れ込んできたのか?』やや、パニック状態だ。





すると、婆ちゃんのような人が戻ってきて一言。





『ここ、女風呂なんだげど!』





『どひゃ~、やっぱり婆ちゃんだあ。ごめんね、婆ちゃん!』『すみませ~ん』と言うやいなや脱兎のごとく出口へダッシュ 走る人 !!





その日から男風呂と女風呂がチェンジしていたのだ。思い込みとは恐ろしいものだ。ぼーっとしていたとはいえ、暖簾の色が全く目に入らなかった。





おっちょこちょいの私には珍しくない出来事だが、それにしても女風呂に入ったというのは初めてだ。





若いおネエちゃんだったら、騒ぎになっていたかもしれない。





以後、気を付けねば!!