今回紹介したいのはこちら
単なる目付きのネイビーのリバースじゃないかって思われるかもしれませんが
実は突っ込みどころ満載の謎多きものなんです。
まず、広げてみると
目が上すぎる!
それと上の写真を見てすぐにリバースっぽくないところに気が付きます。
袖のリブの長さが異様に短い。フルスナップやハーフスナップのような短さ。
それで気になるのがタグ。
何っ! リバースではない!!
では、もう一度ボディーを見ると。
生地は横網、サイドガゼット、ハンドウォームポケットの縫製も含め完全にリバースです。
タグ周りをもう一度。
丸環は古く見積もっても83年より後のもの。
また、タグの裏に2枚目が。。。
よく読めませんがおそらくcotton60%、アクリル40%って書いてあります。
これから真っ先に思い出すのがこれ。
軍に支給していたリバース。これがこの配合のものでした。
また、これも
実はチャンピオンはGAPとのWネームも存在します。これもcotton60%、アクリル40%でした。
ちなみにGAPとのWネームものはヘザーグレーとネイビーの2色。
なのでこのGAPとのWネームものを市販品として流したって考えるのがいいのかと。
しかし、しっかり2枚目の素材表記の紙タグも用意して縫い付けてあるということは
あまりものが流出したというより、計画的に販売しようとしていたような。。。
謎はまだまだあります。
GAPとのWネームものはおそらくトリコタグ時代なので何故バータグなのか?
そして、バータグなのになぜリバースに使われる丸環が新しめの方なのか?
全体の写真をもう一度見ると、フードもこの時代特有の小さいタイプでもない。。。
不可解なことが多すぎる!
こんなのあるんですね。
Gさん、ご協力ありがとうございました。
私にはこの程度しか語れません。
や~、チャンピオンは奥が深い。
久々に痛感しました。脱帽です。