カプセルナンバーについて | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

本日話がしたいのはこちら。

2段目のプリントのカプセルナンバーについてです。


まずはとある雑誌の記述。


棚の奥にリバースが畳んで積まれてます。


写真の差し込みに「トレーナーはすべて学校から支給される」って書いてあります。


単色までのリバースはほとんどがアスリートの為のものでした。


なのでこのようにアスリートの部活の支給品ってことが多かった。


そして、リバース達は使った後は部で洗濯し、この写真のように部で管理していました。


その際、誰のものかわかるようにナンバーをつけてました。


野球で言うと背番号のようなもの。


スポーツの中には背番号がないものも多くあるので


そのようなスポーツではこのようなカプセルナンバーで管理されてました。


余談ですが数字が大きければそれだけ部員数が多かった部だと思われます。



なので上の写真の3つのカプセルナンバーの意味は


1つ目…このリバースが部に支給された年


2つ目…上の説明の番号


3つ目…サイズ


となるのです。


実はこれだけでなく、カプセルナンバーはもっといろいろありますがこれが基本になります。




そこで今回紹介するのはカプセルプリントのみもの。


今までの話からもこれぞアスレチックものならではと言えるアイテム。


カプセルの中は、上で説明した番号のみをプリントしたシンプルなもの。

  



それから、こちらはサイズをプリント。


この場合は誰のものかまでは管理せず、サイズのみなので


部の誰もが自由に着ていたと思われます。

 


そしてこちら。左から2番目の人。


支給された年とサイズ表示のみ。この場合はこの年に入部した人が着ていたもの。


こんなカプセルナンバーのみのものも着用写真をみると


シンプルながらもアスリート感があっていいです。




それでは最後にカプセルナンバーのみのワンポイントものを。


こんなリバースパーカーも素敵ですね。