North Western ストライプ | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

本日紹介したいのはこちら


North Western UnivのフットボールT。


70s後半の100%Cottonでは珍しい袖ライン入り。


この手のチャンピオンのフットボールTでライン入りはレーヨンもののアスリート仕様では見かけますが。


































60sでは卒業年度を入れた下のような半袖のフットボールTが流行ってましたが

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70s後半からはそれがフットボールTになっていきました。


なのでこのフットボールTはいわゆる文科系アイテムです。


それではそんな文科系アイテムになぜ、袖ラインを入れたんでしょうか。


それには理由がありそうです。




以前紹介したBlog「チャンピオン読本 」でも紹介しましたこちら。


フットボールジャージのパターンオーダー表






























当時、袖ラインは「スリーブストライピング」と言われてました。


上の表の右には袖ラインのパターンが14タイプ出ていますが


そのサンプルの左側の縦列4つはよく見かける細-太-細になる3本ライン。


この名称は「North Western ストライプ」と言われ


North Western Univが初めてチャンピオンに依頼してつけられた名前になります。


なので細-太-細になる3本ラインを入れた元祖の大学として


このフットボールTにも袖ラインを入れたんじゃないかと思います。


あくまでも仮説ですが。




それでは最後にフットボールTのある風景を


この当時、アメリカでは空前のテニスブームでした。テニスでフットボールTもアリなんですね。


1975年