ホッピー


ビールも美味しいけどホッピーはビールみたいにお腹が膨れないし微炭酸が食べ物に合うし何より酔う

昔からホッピーは好きで飲んでいたが最近気がついた違和感のある価格設定をしている店が多いことに気がついた


ホッピーは基本的には金宮などの甲類焼酎をホッピーで割って飲む

この場合、焼酎を中(なか)または中身、ホッピーを外(そと)という

ホッピーの本来の飲み方は3冷(ホッピー、焼酎、ジョッキをキンキンに冷やしておく)で氷を入れないで飲む

純正のホッピージョッキを使い焼酎をシングルで入れてホッピーを注ぐと丁度ひと瓶があく

でも今は氷を入れて飲む飲み方の方が主流のようだ

この場合、焼酎、氷にホッピーを入れると瓶のホッピーが残る

そこで二杯目は中だけ頼んで入れてもらうという訳だ

ホッピー自体はアルコールは0.8%以下なので飲んだ分、外(ホッピー)を注ぎ足すと薄くなってしまう

また、ホッピーが販路拡大に走り昔と違い東京だと色んなところで飲めるようになった

嬉しい事だが、ジョッキの管理上、純正のホッピージョッキは置かず生ビールのジョッキでホッピーを提供する店が非常に多い

生ビールのジョッキは純正のホッピージョッキよりふた回りくらい小さい

この場合は更に外が入らず残り中を頼む訳だ

外ひとつに対して中を何杯頼むかは人それぞれで、外一中二、外一中三
、酒豪は外一中四なども

外ひとつに対して中が多ければ多いほど焼酎の原液に近くなる

ある老舗のホッピーの価格設定は、
ホッピーセット(中外)→¥410
中→¥200
外→¥210
セットは中と外を足した金額と同じ

これが昔から馴染みのあるホッピーの価格設定だ

最近のお店やチェーン店などでよく見かける価格比較は、
ホッピーセット(中外)→¥450
中→¥250
外→¥300
あれれ、中と外を足した金額は¥550


この微妙なトリック価格は個店や老舗ではなく新参店によくある

古い酒場の酒豪じいさん達は、外一中四などで安上がりに飲んでいる

それも当たり前のホッピーの景色だったけど、色々考えるものなんだね、最近の居酒屋は


酒飲みは一滴の酒も無駄にしない

ホッピーも拡大路線に切り替えてから色々変わったね

細かいどうでもいい事だけど、古くからのホッピー好きとして気がついてしまった価格設定のトリックでしたww

by YASS
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