さて、Win10 のサポート終了が段々近づいて来ていますが、皆様の対策はどんなものですか。Win11 マシンを新規購入、アップグレード、無理やりアップグレード、Win11 風マシンを手当等。極楽はぜは、システム要件を満たしていないマシンを、無理やりバージョンアップさせて使用しています。得意技ですね。今回もこの対策の一方法です。早速やってみて、簡単メモも作りました。どうぞご期待ください。メモ



ホームサイトに簡単な説明がありました。


「AnduinOS は、開発者が Windows から Linux に移行する際に、慣れ親しんだ操作習慣とワークフローを維持することで移行を容易にすることを目的としたカスタム Ubuntu ベースの Linu xディストリビューションです」。

LTS 版は、開発者ではなくても使えそうですよ。



 インストールマシンは、極楽はぜの最近のインストールによく使用している、低スペックの UEFI のオールドマシンです。 

富士通 LIFEBOOK AH/40J 
・CPU : AMD E E2-1800 1.7 GHz
・画面 :  HD 1366 x 768 
・メモリ :  4 GB DDR3-SDRAM
・HDD : 300GB HDD 


ダウンロードした ISO ファイルは、 コピーするだけで「起動 USB」が作成出来る「Ventoy」を使用しました。

 

 

 ISO ファイルはここにあります。LTS とスタンダードの2種類ありますのでお好きな方をどうぞ。

 


今回もいつものようにインストールを楽しんでいます。

1.  インストール
2.  日本語入力設定
3.  簡単カスタマイズ
4.  メモリテスト


それでは次へ移り、インストール作業を始めます。

1.  インストール
始めていきます。「Ventoy」からの起動です。



a.  ライブ版を試行

ライブ版を起動し、インストーラーを起動します。




b.  ようこそ

一番下にある日本語を選択します。




c.  キーボード選択

デフォルト設定のままです。状況により「109 キーボード」等を選択可能です。

 



d.  アップデートと他のソフトウェア
インストール中にアップデートするようにチェックを入れています。



e.  インストール先選択

マルチブートで使用するため、「それ以外」を選択しています。



f.  パーテーション設定
最初は、下側にある起動セクションからです。「ブートローダーをインストールするデバイス」に、起動セクションのあるsda1 を設定します。


 

 

次は、インストール先パーティションを探します。上側のセクションを、マウスのスクロールボタンでクルクルします。

 

 

ありました。sda3 のパーティションです。

 

 

次は、インストール先パーティションを、自分の条件に合わせて編集します。

・内容 : フォーマット
・ファイルシステム : ext4
・マウントポイント : / 

 


g.  タイムゾーン

東京です。



h.  個人情報

個人のパスワード等を入力し、自動ログインにチェックを入れます。



i.  インストール

インストール中です。


 
j.  終了

インストールが完了しました。再起動します。
 

 
k.  完成

インストール完成しました。



次へ進めていきます。

2.  日本語入力設定

最初にすることにしている日本語入力の設定は、どうだったのでしょう。設定を進めていきます。

a.   日本語入力を確認する
ツールバーアイコンから Mozc を確認すると、親切なことに、既に iBus-Mozc がインストールされていました。しかも、二つもです。どうやって使うのでしょう。



b.  英語キーボード削除
ツールバーから入力モードを「ひらがな」に設定、これで日本語入力が出来るようになりましたが、なんか入力が変です。原因は、キーボードが英語版になっているからのようでした。




そこで、英語キーボードを削除、しかし、状況は変わりません。二つある日本語 Mozc1-2 のレイアウトをチェックすると、やはり、両方とも英語キーボードのままになっています。これでは Mozc の大手術が必要のようです。
 



c.  既存 Mozc 削除、新規 Mozc 追加
そこで、ツールバーから「keyboard Settings」を開き、日本語キーボードを追加、既存の日本語 Mozc を全て削除、新規に日本語 Mozc を追加しました。

 

 

削除・追加の結果は、このようになりました。

 

 

ようやく、キーボードが日本語になり、「@」が使用できるようになりました。

 

 

d.  完成
完成しました。ツールバーに「あ」アイコンが出現、日本語キーボードと Mozc が確認できます。日本語入力への切り替えは、「全角 / 半角」で出来るようになりました。デフォルトと違う入力メソッドとなりましたので、何か不具合が出るかもしれません。その時は、場当たり対応で逃げる予定です。




何とか日本語入力もスムーズに出来るようになりましたが、これらの事は、極楽はぜのオールドマシンでの出来事ですので、最新マシンでは心配ご無用だと思います。結局、やったことは、既存 Mozc を削除、新規日本語キーボードと日本語 Mozc を追加したことでした。


基本インストールか終わりましたので、次へ進めていきます。 

3.  簡単カスタマイズ

最初のカスタマイズとして、ブラウザを追加インストールしてみたところ、ブラウザ起動時に、妙な現象に悩まされることになりました。


a.  パスワード

ブラウザを愛用の Chromium へ変更したところ、起動する度に、ログインキーリングのパスワードを入れる画面が表示されるようになりました。



b.  「キャンセル」を4回

Chromium を起動し、以下の画面が表示されたら、「キャンセル」を4回クリックします。以下の画面が消え Chromium が開きますが、Chromium は終了させます。このままで再起動すると、同じ現象を繰り返します。2回、3回で消える場合もあるようです。これでとりあえず正常に使えるようになりました。

 

 

c.  パスワードと鍵

毎回これでは面倒くさいので、簡単な解決方法を探し出してきました。ディスプレイ下部の「アプリケーション表示」から「パスワードと鍵」を開きます。

 

 

d.  フォルダ 削除

” パスワードと鍵 ” の画面が表示されますので、「ログイン」と「Default Keyring」フォルダ を選択します。

 

 

「ログイン」フォルダ を選択し、右クリックから「削除」をクリックします。「Default Keyring」フォルダも同様です。

 

 

e.  削除

以下の画面が表示されましたら、「アイテムが完全に削除消されることを理解します。」にチェックを入れ、削除開始です。

 

 

f.  再起動

再起動しますと、キーリングパスワードの再設定画面が現れます。ここでは何も入力せず終了しますと、毎回パスワードを入力しなくても Chromium が開くようになります。

 


次へ進めていきます。

4.  メモリテスト

いつものメモリテストですが、やや重の結果になりました。とは言っても、Win11 の本物に比べれはとても軽い結果となり、オールドマシンでも何とか動いています。


# free -h


作者の Anduin Xue さんは、AnduinOS がディストロウォッチ の上位リストにノミネートされ驚いているようですが、巷では良からぬ噂が流れていますので、それには簡単に答えているようです。


Microsoft の社員問題については、

「まず、はい、私は確かに Microsoft の社員です。(2025年7月20日更新:もう社員ではありません。今月解雇され、まもなくMicrosoft を退職します。)」

Microsoft は 2025 年に入り、段階的な人員削減を実施していますが、その一環なのでしょうか。厳しい現実を受け止めなければならないようです。


最近の極楽はぜは、これまで前立腺ガンの放射線治療、ホルモン治療、抗ガン剤治療を受けて来ました。現在は二種類目の抗ガン剤、カバジタキセルで「去勢抵抗性前立腺ガン」の治療中です。
 

極楽はぜは4週に1回の受診時に、血液検査で前立腺がんの腫瘍マーカーとしてPSA 値を測定していますので、今回も PSA とは何か、簡単に AI で調べてみました。

 

・PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺に存在するタンパク質で、血液中に微量に存在します


・前立腺がんになると、PSA がより多く血液中に放出されるため、血液検査で前立腺がんの可能性を評価できます

 

・一般的に、PSA 値が 4.0 ng/mL 以上の場合、前立腺がんの可能性が疑われます

 

・精密検査では、触診、超音波検査、前立腺生検などが行われます


・がんの進行度に応じて、手術、放射線治療、内分泌療法などの治療法が選択されます

 

極楽はぜはこんな経過を経て、現在も治療に専念しています。頑張ります。では、また。

 


PSA パチンコと酒アレですね